「ぎょーむ日誌」目次に戻る | KuboWeb top に戻る | twilog | atom

ぎょーむ日誌 2006-09-(21-30)

苦情・お叱りは, たいへんお手数かけて恐縮ですが, 久保 (kubo@ees.hokudai.ac.jp) までお知らせください.

2006 年 09 月 21 日 (木)

prate
[とりあえずこういうかんぢ]
で論文用の曲線を推定・作図しなおした. 林冠の合計生産力や蒸散量はあとから計算しなおす予定 (といっても自動作表プログラムを動かすだけだけど).
光合成速度 (上) のほうは 5 枚の葉のデータに (いわゆる) 非直角双曲線 (呼吸量もいれて 4 パラメーター), 蒸散速度 (下) のほうは 4 枚の葉のデータに 私がでっちあげたてきとーな式 c - (c - a) * exp(-b * I) という 3 パラメーターモデルをあてはめたもの.
ここでの fitting には Rnls() 使った.

ratedd
[個葉差]
上が光合成速度, 下が蒸散速度.
生理生態学では同じ個体とか葉っぱから何度もデータとることが多いのに, そのあたりまったく考慮しないでパラメーター推定とかやってんのは かなりヘンだよねえ, とかねがね思っていたわけですが ……


2006 年 09 月 22 日 (金)


2006 年 09 月 23 日 (土)


2006 年 09 月 24 日 (日)

kb1
[IBM SpaceSaverII 掃除]
キーを全部とりはずして完全清掃にとりくむことになった. SpaceSaverII は見かけのカッコ良さとはうらはらに, その機構は写真左で示されてるよーにごく単純なメンブレンタイプなのである (おかげで水こぼしに強いわけだが). 写真右はザル洗いしたキー.

kb2
[Happy Hacking Keyboard]
で, 本日は SpaceSaverII の部品が乾くまではその代役として, 伝説の鍵盤 HHK 1997 年もの を使うことに (なお現在売られてる HHK は こちらに). 打鍵感とか SSII よりずっといいんだけど, べつに電気鼠を必要とするので今まで机の引き出しにしまわれていた.


2006 年 09 月 25 日 (月)

kb3
[SpaceSaverII TrackPoint]
昨日, キーを外してるときにぼきっと折れた. 瞬間接着剤でくっつけたんだけど, やはり電気的には修復してなかったらしく, ポインターがきちんと動かん. もういっぺん接着しなおしてみる. しばらく放置. まあ, ダメだったら家にもう一枚おなじものがあるんだけど ……


2006 年 09 月 26 日 (火)

lcss
[Xdvi]
紙に印刷出力して点検すんのも悪くないけど, LaTeX 原稿を makedvi ファイル化して, xdvi でかなり拡大して見る, というのもなかなか悪くない, と近ごろ気づいた. ずっとディスプレイだけ見てればよく, 修正しつつ preview が容易であるからだ.

figs
[「親切な図」]
…… のつもりの図群. 座標系とかハコとか光回廊の概念とか 葉群単位とか法線ヴェクトルとか近傍ハコ間相互作用とか ……


2006 年 09 月 27 日 (水)


2006 年 09 月 28 日 (木)

title

shunkou
[旬香]
北 15 西 4 にある小料理屋. 魚はうまい. ちょっと塩あじが濃い (北海道標準?).


2006 年 09 月 29 日 (金)

[校正用 PDF ファイル]
査読は死ぬほど遅いけど, その後はえらく迅速な Ecological Modelling, というよりその出版社 Elsevier から送られてきたもの. ちかごろ同社ぢゃーなるあれこれの論文 PDF ファイルは左のようなモノになっている.
香川の小林さんにも見ていただいたところ, あっというまに 当方ではとても発見できないような 修正点を発見してくださった. ということで, 注意力散漫な 私は何度もみなおすことに …… で, ようやくいくつか修正点をみつけたんだけど, そのほとんどは私自身のミスによるものであった. いやはや.
今回, 初めて Acrobat Reader 7 の校正機能をもちいて, 修正点の指摘・さしかえ文の書きこみをやった. Linux 版 Reader 7.0.8 がややヘボくて苦闘.


2006 年 09 月 30 日 (土)

soranuma 0001
[08:09 にせ登山口駐車場]
天気は曇. 空沼岳は札幌市外縁の山なので, 比較的はやくに到着. 写真は真駒内の奥の採石場はずれの真駒内側最上流部の橋の手前に車をとめたところ. このあたり標高 400 m ちょいぐらい. ここから 10 分ほど歩くと

soranuma 0002
[08:22 ホントの登山口駐車場]
…… に到着する. 空沼岳はなぜか「支笏洞爺国立公園」 の一画に含まれているらしい.

soranuma 0003
[08:23 いきなり渡渉]
駐車場横から丸木橋をわたってゆるやかな尾根にとりつく. 空沼岳はかなりゆるやかな登りがひたすら続く. 山頂までゆっくり歩いて 3.5 時間ぐらい.

soranuma 0004
[08:37 針広混交林とササ原]
ルート下部, つまり万計沼まではこういう針葉樹・広葉樹が混交した森林 + ササ原がつづく. 2004 年台風の影響ででかいエゾマツなどが倒れている …… けどルートはよく整備されててこういった倒木なども切断されていたり.

soranuma 0005
[09:29 万計沢渡渉]
標高 700 m ぐらい. このあたりで私の登山靴のシャンクが「はがれかける」 という問題が発生してしまったんだが, 長谷川さんから借用した予備の靴ひもで修復できた. いやー, ちゃんと補修用具をもち歩かんといけませんね.

soranuma 0007
[09:44 万計沼]
ばんけいぬま, 標高 913 m. 休憩. ここには万計山荘 (写真の対岸) と空沼小屋 (北大所有らしい) がある. 標高があがるにつれ紅葉がすすんでいく. そして, このあたりから次第にガスがかかってくるようになる.

soranuma 0008
[10:40 真簾沼]
まみすぬま, 万計沼から 40 分ほど. 標高 1000 m ぐらい. ここから主稜線にむかってアップダウンがつづく. そしてこのころから雨がぽつぽつと降りはじめ, 30 分後には本格的に降ってきた. ときどき雷.

soranuma 0010
[11:43 空沼岳山頂]
そらぬまだけ, 標高 1251 m. ハイマツがはえている. 院生いわく「ここだけハイマツがはえてて,ニセものくさい」. いやはや, 札幌市近郊の山々標高 1000 m 以上の稜線には 「線状」にハイマツがはえている (残存している?) わけで. 冷たい雨の降るなか昼飯.

soranuma 0011
[12:02 山頂からの展望・北東側]
しばらくすると雨のいきおいが少し弱まり, 北東側に札幌市が見えたり …… だけど何が何だかわからん. 甲山さん「うーむ,よい針広混交林だ」. と言いますと? 「調査プロットを作りたくなる」. 他の全員がまたそんな無謀なことを, といさめる.

soranuma 0012
[12:04 山頂からの展望・南西側]
あるいは 南西側に恵庭岳山頂ふきんが見えたり (写真中央). これまたわけわからん. そして私が逆に写真にとられてしまっている場面. 1210 ごろ雨の中の下山開始.

soranuma 0013
[13:23 空沼小屋]
往路をひきかえしての下山途中, 万計沼ほとりの空沼小屋のきさきで雨やどりしつつ休憩. 川などは増水してなかったけど, 登山路は水たまり・排水溝状態になってる場所が多かった. 私にとってはひさしぶりの「雨の中の山行」だ.

soranuma 0014
[15:11 下山]
下山にふなれな院生たち, 苦闘しつつ下山. 雨は次第にやみつつあるもまだ降っている. 私はぼろぼろ (したがって「吸水性」の高い) Entrant 雨具 (10 数年モノ) だったので全身ずぶぬれで寒い (今回の一件でこの雨具の廃棄決定).


KuboLog | KuboWeb