更新: 2012-09-24 21:50:27
生態学のデータ解析 - 勝ち負け解析
- 「勝ち負け解析」の統計モデリングについて説明しています
- 対象となる現象としては
- 動物の闘争
- 植物の花粉親間の受粉成功競争
- 精子競争? などなどのデータ解析に使えるのでは,と考えています……
- (2006 年 5 月現在,まだまだ書きかけ状態)
Bradley-Terry モデル (BT モデル)
- 1 vs 1 の勝ち負けデータをあつかうモデル
- Agresti. 2002. Categorical Data Analysis (2nd ed.). Wiley (url).
- Section 10.6 に BT モデルの説明あり
- 東京大学教養学部統計学教室編. 1992. 自然科学の統計学. 東京大学出版会 (url).
- なぜか自然科学ではあまり使われない BT モデルの紹介あり (5.5 節)
- 竹内啓. 1980. 現象と行動のなかの統計数理 新曜社.
- 第 12 章 (「強さ」をはかる) で BT モデルの応用が解説されている (粕谷さんに教えていただきました)
- BradleyTerry in CRAN
- Bradley-Terry モデルを計算する R package
- 作者 Firth 氏の論文 Bradley-Terry models in R によると,この package で将来は random effects もいれたモデリングもあつかえるようにしたい,とのこと
Burczyk 型モデル - 花粉たちの闘争
(そのうち書きます)
- こちらは 1 vs 1 ではなく,多数の競争者がいて,その中の一人が勝つという事象のデータをあつかう統計モデルです