「ぎょーむ日誌」目次に戻る | KuboWeb top に戻る | twilog | atom

ぎょーむ日誌 2006-09-30

苦情・お叱りは, たいへんお手数かけて恐縮ですが, 久保 (kubo@ees.hokudai.ac.jp) までお知らせください.

2006 年 09 月 30 日 (土)

soranuma 0001
[08:09 にせ登山口駐車場]
天気は曇. 空沼岳は札幌市外縁の山なので, 比較的はやくに到着. 写真は真駒内の奥の採石場はずれの真駒内側最上流部の橋の手前に車をとめたところ. このあたり標高 400 m ちょいぐらい. ここから 10 分ほど歩くと

soranuma 0002
[08:22 ホントの登山口駐車場]
…… に到着する. 空沼岳はなぜか「支笏洞爺国立公園」 の一画に含まれているらしい.

soranuma 0003
[08:23 いきなり渡渉]
駐車場横から丸木橋をわたってゆるやかな尾根にとりつく. 空沼岳はかなりゆるやかな登りがひたすら続く. 山頂までゆっくり歩いて 3.5 時間ぐらい.

soranuma 0004
[08:37 針広混交林とササ原]
ルート下部, つまり万計沼まではこういう針葉樹・広葉樹が混交した森林 + ササ原がつづく. 2004 年台風の影響ででかいエゾマツなどが倒れている …… けどルートはよく整備されててこういった倒木なども切断されていたり.

soranuma 0005
[09:29 万計沢渡渉]
標高 700 m ぐらい. このあたりで私の登山靴のシャンクが「はがれかける」 という問題が発生してしまったんだが, 長谷川さんから借用した予備の靴ひもで修復できた. いやー, ちゃんと補修用具をもち歩かんといけませんね.

soranuma 0007
[09:44 万計沼]
ばんけいぬま, 標高 913 m. 休憩. ここには万計山荘 (写真の対岸) と空沼小屋 (北大所有らしい) がある. 標高があがるにつれ紅葉がすすんでいく. そして, このあたりから次第にガスがかかってくるようになる.

soranuma 0008
[10:40 真簾沼]
まみすぬま, 万計沼から 40 分ほど. 標高 1000 m ぐらい. ここから主稜線にむかってアップダウンがつづく. そしてこのころから雨がぽつぽつと降りはじめ, 30 分後には本格的に降ってきた. ときどき雷.

soranuma 0010
[11:43 空沼岳山頂]
そらぬまだけ, 標高 1251 m. ハイマツがはえている. 院生いわく「ここだけハイマツがはえてて,ニセものくさい」. いやはや, 札幌市近郊の山々標高 1000 m 以上の稜線には 「線状」にハイマツがはえている (残存している?) わけで. 冷たい雨の降るなか昼飯.

soranuma 0011
[12:02 山頂からの展望・北東側]
しばらくすると雨のいきおいが少し弱まり, 北東側に札幌市が見えたり …… だけど何が何だかわからん. 甲山さん「うーむ,よい針広混交林だ」. と言いますと? 「調査プロットを作りたくなる」. 他の全員がまたそんな無謀なことを, といさめる.

soranuma 0012
[12:04 山頂からの展望・南西側]
あるいは 南西側に恵庭岳山頂ふきんが見えたり (写真中央). これまたわけわからん. そして私が逆に写真にとられてしまっている場面. 1210 ごろ雨の中の下山開始.

soranuma 0013
[13:23 空沼小屋]
往路をひきかえしての下山途中, 万計沼ほとりの空沼小屋のきさきで雨やどりしつつ休憩. 川などは増水してなかったけど, 登山路は水たまり・排水溝状態になってる場所が多かった. 私にとってはひさしぶりの「雨の中の山行」だ.

soranuma 0014
[15:11 下山]
下山にふなれな院生たち, 苦闘しつつ下山. 雨は次第にやみつつあるもまだ降っている. 私はぼろぼろ (したがって「吸水性」の高い) Entrant 雨具 (10 数年モノ) だったので全身ずぶぬれで寒い (今回の一件でこの雨具の廃棄決定).


KuboLog | KuboWeb