更新: 2013-03-04 15:40:35
生態学のデータ解析 - 生態学会大会2008
[W07] データ解析で出会う統計的問題
-- R プログラミングの基礎
- 2008 年 3 月 14 日 (金) 18:30-20:30 B 会場
- 企画者: 粕谷英一 (九州大・理), 久保拓弥 (北海道大・地球環境)
- この自由集会の内容を簡単な解説記事にしました: 久保拓弥,竹中明夫,粕谷英一. 2008. R で改善する生態学のデータ解析. 日本生態学会誌 58: 219-224 (2008 年 11 月号) (原稿 PDF ファイル)
- この原稿ファイルの配信もと: 北大図書館 HUSCAP http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/35063
概要
生態学では観測・実験データを得てから試行錯誤で (観測データにみられるパターンを説明する) 統計モデリングする場合が多く, データを何度も抽出・再配列したり, 傾向を発見するためにたくさんの作図が必要になります. これを手作業でこなすのはまったくたいへんなことであり, コンピューターによる自動処理 ―― つまりプログラミングが有効なわざとなります. この自由集会では free な統計 ソフトウェアである R を使って, 生態学研究の役にたつプログラミング の始めかたを紹介・議論したいと思います.近年,生態学をふくむ多くの分野で R に よる統計解析が普及してきました.R は単なる統計モデルあてはめ (例: glm() 使う,など) だけでなくさまざまなデータ処理プログラミングが可能で す.その中でとくに重要なわざである 「データ作図」 (竹中) と 「乱数を使ったさまざまな実験」 (粕谷) についてとりあげ, また「それ以前の準備」(久保) についても紹介します.
自由集会の URL: http://hosho.ees.hokudai.ac.jp/~kubo/ce/ (いま見てるペイジです)
- R プログラミングの準備 (…… 5 分ぐらいで終わる前口上です)
- R で自動作図 - どんな絵でも,何十回でも,何百枚でも
- 竹中明夫 (国立環境研)
- http://takenaka-akio.org/doc/r_auto/esj55.html で当日の投影資料 PDF file, 実演につかった例題データファイル,R と VBA のプログラムがダウンロードできます!
- 竹中サイトの関連ペイジ: R でプログラミング:データの一括処理とグラフ描き
- 久保サイトの関連ペイジ: R-primer/plot 実習 1, R の点々など, R-primer/R 基本データクラス
- 竹中明夫 (国立環境研)
- R の乱数関数プログラミング ー統計の疑問は計算して解決
- 粕谷英一 (九州大)
- http://kasuya.ecology1.org/stats/2008-03ESJ55Rweb.pdf で当日の投影資料 PDF file がダウンロードできます!
- 粕谷英一 (九州大)
- 生態学会自由集会のうちあげ
- 登録番号: W-006 略称: Rプログラミング基礎
- 自由集会つぎは何?