生態学のデータ解析 - 計量生物学会・応用統計学会チュートリアル2016

「統計モデリング入門：一般化線形モデルから階層ベイズモデルへ」 (出張統計学授業)

• 「計量生物学会・応用統計学会年会チュートリアル」で話します
• 日時: 2016 年 3 月 18 日 (金) 9:30 から 2.5 時間 応用統計学会のweb site
• 場所: 統計数理研究所 (東京都立川市)
• 久保出張講義の短縮 URL: http://goo.gl/iZRa3R
  • 当日になっても，せとぎわ改訂が続いている投影資料: kuboAS2016a.pdf, kuboAS2016b.pdf
• 要旨:

このチュートリアルは統計モデリングの初心者むけのもので，とくに一般化線形モデル (GLM) とその階層ベイズモデル化について説明します．簡単で具体的な例題の解決にとりくみながら，統計ソフトウェア R などを利用したパラメーター推定法もふくめて解説します．前半では「直線あてはめ」の統計モデルで何でも解決するのではなく，データの構造をよく見て適切な確率分布を部品とする統計モデルを作って解決する方法について説明します．その例としてポアソン回帰・ロジスティック回帰などの統計モデルである GLM を紹介します．後半では，これを発展させて，観測データから直接推定するのが困難な「個体差・地域差」などのばらつきの効果も考慮するために GLM を階層ベイズモデル化します．このようにベイズモデルの考えかたを導入することで，モデルの見通しがよくなり，より良い推定結果が得られる例などを紹介します．

• 例題データファイルのダウンロード: 統計モデリング入門ファイル