Princeton 雑記
“古風で趣(おもむき) のある格式ばった小さな街”
(Albert Einstein 談)
“天国に島流しになったみたいだ”
(朝永振一郎談)
無断転載エッセイ
編者よ問うなかれ……まぁ,自分で書いたんだしぃ,原稿料くれないしぃ……
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プリンストン往還記 −あるいは巡礼者のためのガイドブック'97−
- “平八郎提督の粋”
−筑波からの贈り物−
「北米東海岸に仮寓する日本人大学院生のもとに
送られてきたひとつの不思議な小包. その真意は……?
とうの昔に 世を捨てた提督との奇妙な往復書簡,
最後に明かされる意外な……」
(971213記 初出:九大山岳部OB会ニュース)
ここらで滞在したい人の参考になれば幸甚です.(970920)
プリンストンに関係ある著名な科学者・数学者
…… アルバート アインシュタイン,
ロバート オッペンハイマー, クルト ゲーデル, ジョン フォン
ノイマン, スタニスロー ウラム, オスカー フォン
モルゲンシュタイン, ジョン ホイーラー, リチャード ファインマン,
フリーマン ダイソン, ウィリアム フェラー, アンドリュー ワイルズ
……まだまだたくさんいるなあ……
“プリンストン”の戦い
- 独立戦争の中盤, ジョージワシントン率いる部隊と英軍が,
この小さな街の外れで小さな戦闘を行った.
これは“プリンストンの戦い”と呼ばれ,
ワシントンのニュージャージー戦役の最後の戦闘となった.
- 時はうつり大平洋戦争の中盤.
その戦闘名を冠した小さな航空母艦が誕生した. CVL-23
<プリンストン> である. 1944年10月ルソン島の近海において,
一機の<彗星> (急降下爆撃機)が “悪魔のごとき熟練”
と記録されることになる技量で投弾した
たった一個の爆弾のために<プリンストン> は
戦闘の最前線から海底深くに退場させられた.
- 半年ののち,
その勇名を継承した新造大型正規空母が進水した. CV-37
<プリンストン> である…… それから四半世紀にわたり,
彼女は変転に満ちた生涯を冷戦世界で送ることになる.
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