ぎょーむ日誌 2009-06-05
2009 年 06 月 05 日 (金)
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0720 起床.
朝飯.
コーヒー.
0810 自宅発.
曇.
0825 研究室着.
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勉強会
の予習.
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0930 より勉強会.
最初は石原さんで,
確率差分方程式による「中立」モデルの紹介.
何が何でも確率差分方程式にしたい,
ハヤリものの「中立」なハナシをしたい,
といった程度のものなのだが
……
生態学的に意味のある計算なのかどうか疑問なんだけど,
ちくちくとこしらえていってコジつけていく過程はなかなかおもしろかった.
まあ,
この過程が楽しめなければこの論文をニラみつづける 4.5 時間
は苦痛にほかならないだろう.
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1230
地震.
A 棟 8F なのでちょっとぐらぐら揺れる.
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昼飯.
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1500 より 3.5 時間ほど勉強会つづく.
今度は村上さんによる,
今度はばりばり主流派・王道の中立モデル
&
SAD (species abundance distribution)
生成な論文.
にゅーとらるじゃない場合もあつかいますとのことで,
お何だ何だと思ったんだけど,
species ごとに「ホントの存在確率」がちがうだけのモデルだった.
「ある種が N 個体存在する確率」
とかをやたらと計算する.
これまた何かデータ解析の役にたつのか疑問なハナシなのだが,
そういった邪心をうち捨てると楽しめたりするのである.
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前回
と同じく本日も「島谷さんの日」
で,
島谷さんが納得するもしくは投げてしまうまで各数式の探求がなされるわけで,
つきあうほうもそれなりにクタびれるのだが
……
やはり年に何度かはこういう体験をしておくのは,
けっこう貴重なことだと思った.
上記論文の著者たちは手なれている,
というか本文には「(私のようにある程度は数式な論文になれてる)
読者にさっさと読ませる」ような数式を選んで列挙してるのである.
当方などはその誘導にひっかかって,
「えーと,こうでこれとこれは相関ゼロだから variance はこうなって」
とか
「無限集団からカタよりのあるサンプリングで
…… そうかこんなかんぢの負の二項分布だよな」
とずるずると読みススめてしまう.
どちらの論文もそんなにムズかしいものではないので,
私のいいかげんな理解で「だいたい」はあっているんだが,
じつは数式間の遷移は私がぼけーと考えてるよりかなりテがこんでいる場合があって,
そのような場合には
「岩壁登攀中に安全だと信じていた確保支点がすぽっとぬけてしまった」
よーな感覚をあじわうことになる.
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で,
島谷さんなどが「えーと,これってどうなってるの?
ぜんぜんわからんなあ」
といちいち引っかかってくれなければ気づかない考えかたに,
いろいろと気づかされたのでありました.
どうも近ごろは
「この論文はやく読まなきゃ,さっさと読まねば」
とイミもなく自分自身をアオってばかりいたんだなぁ
……
うーむ.
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本日の勉強会終了後に藤沼君と Clidemia 解析相談.
で,
再解析計算試行錯誤に 2 時間ほど.
やはり以前やった計算で問題ナシ,
と確認できた.
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計算まち時間は,
堆積しているメイル返信かき
……
の一部.
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2125 研究室発.
2140 帰宅.
晩飯の準備.
晩飯.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0750):
米麦 0.8 合.
ダイコン・ニンジン・鶏肉のカレー.
- 昼 (1400):
研究室お茶部屋.
米麦 0.8 合.
ダイコン・ニンジン・鶏肉のカレー.
- 晩 (2220):
米麦 0.8 合.
ネギ卵炒飯.
チンゲンサイ・ブナシメジのスープ.
ヨーグルト.