ぎょーむ日誌 2008-06-24
2008 年 06 月 24 日 (火)
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0740 起床.
朝飯.
コーヒー.
0830 自宅発.
曇.
0845 研究室着.
セミナーの予習.
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1030 より
研究室セミナー,
今日は西澤君で動物の闘争とゲイム理論のハナシ.
ゲイム理論の計算みたいなことに関しては
(いろいろな分野で)
もうすでにさんざんやられているわけで
……
なんかもうどこかで聞いたことのあるようなハナシばかり.
All-pay auction というのは Maynard-Smith & Brown
の古典的な war of attrittion と同じ.
指摘されて気づいたんだけど,
持久戦ゲイムの応用例として知られる Parker のフンバエ
のケンカは敗者にあわせてコストをしはらう,
という点でこちらのほうがむしろ変わりモノなのかもしれない.
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メイル書きちょっと.
今日は帰宅して昼飯を食べることに.
1205 研究室発.
ちょっと晴れてきてしまったな.
帰宅して昼飯.
1300 研究室もどる.
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日曜日の積丹岳で虫にさされたあと,
本日もけっこうカユい.
ちゃんと防虫対策とるべきだった.
安楽椅子生態学研究者を自称するデータ解析したうけ業者の
(日ごろの野外活動の)
経験不足が露呈してるかんじですなぁ
……
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となりの講義室,
「チョークがんがんたたきつけ板書」
系のセンセイなので,
なんともやかましい.
ちなみに黒板は例のウスい壁にとりつけられている.
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昨日の図などみながら,
帯広樹木開花メイルかき.
こういう作業は時間がかかる.
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サイズと明るさの関係は
なんとも分離しがたく,以前の
「とりあえず解析」
と同じく「開花するしないの種差は (統計モデリング的には) サイズだけで説
明できる,明るさ応答性には種差なし」といった推定結果になりそうな気がし
ます(明るさのモデリングには再考の余地がいろいろありますが).
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(前データを観測期間前半と後半の)
ふたつにわけて……の件ですが,これはベイズ統計モデリング的に
は (モデルのややこしさを最小限にしようとするならば) 「全データをうまく
つかえ」ということとほとんど同義になります.それはそれで,ひとつの (ベ
イズ的にはむしろ推奨される) モデリングと言えるかもしれません.
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樹木のグループわけ:
これは
統計モデルを一個にしぼり,
その中で「グループわけ」をやってみたら現実の
低木・中低木・高木に対応しました,としたほうが良いように思います……
しかし現実にはなかなか難しそうです
(結局のところ最大サイズを参照したグループわけになりそうだから).
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明るさモデリング: ここでも RPPFD のモデリングには樹高が使われていて,
つまり (私が以前にやった「とりあえずモデリング」もそうですが)
樹高そのものと樹高の関数である
RPPFD を logistic 回帰にいれているかんじになっていました.
結局のところ,個々の個体で得られている情報は 4 段階の明るさ
level にすぎないので,この離散的な尺度の観測値をうまくつかった
モデリングが必要とされているように思います.
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観測値 / 最大観測値といった割残値の説明変数は
あまり意味がないように思います.
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(紺野さんたちの構想にある)
「繁殖場面で,光の感受性が樹種 (生育型) によって異なる」
ですが,なかなかこのように言明するのは難しいかもしれません.
少なくとも一年前の「とりあえず」版では明るさ応答性に
種差はありませんでした.
今回のデータであってもそのように細かい種差がでるのか
どうかよくわからないところです.
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もうちょっと図とかでも作ってみるか,
とひねくってみる
……
お,
この図は生物学的にもいろいろと興味ぶかいな.
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紺野さんからメイルがきたのでこういう図もつくってみる.
色のちがいは調査地のちがい.
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いやはや,
なかなかススまない
……
1950 研究室発.
晩飯.
2100 帰宅.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0800):
ヨーグルト.
シリアル.
- 昼 (1230):
米麦 0.6 合.
レタス・キャベツ・ニンジン・キュウリ・ミズナ・ネギのサラダ.
- 晩 (2000):
でんすけでサンマのショウガ煮たべた.