ぎょーむ日誌 2003-04-(01-10)
2003 年 04 月 01 日 (火)
- 0820 起床.
朝飯.
コーヒー.
0910 自宅発.
晴.
0920 研究室着.
- 新メイルサーヴァーの挙動不審はだいたい解消されたようで
……
いや,
時間帯によって配送がえらく遅い.
- Yahoo! の「記憶をヴィジュアル化 & USB 接続」
エイプリルフールに 10 分間ほど
だまされてしまってしまった
……
脳波→画像化はウソだろう,
とわかったんだけど Yahoo! が擬似科学な連中にダマされてる,
と思ってしまったんだよね
(日本での親会社はアレだし).
しばらくしてようやく今日の日づけを思いだした次第.
われながら,
まぬけだ.
- しかし職業的なうそつきである私なんぞは,
4/1 用に何かでっちあげても,
「ああ,またいつものごとく何やら怪しげなことを」
と思われたりするだけなんだろうなあ
……
- かとー先生から,
新メイルサーヴァー解析結果を教えていただく
……
なるほど中核マシンが一台あって,
CPU 負荷分散 (憶測) のためのマシンがいくつか
(disk は NFS で共有されている
……
これって負荷分散になってんの).
その子分機は NIS で入りたいほうだい.
外部から親分機に直接は到達できないけど,
いったん子分機に login すれば,
そこから telnet (!) で login 可能.
いやはや,
なんつーのか抜けみちだらけなんじゃないでしょうか.
- ちなみに私は kubo@ees.hokudai.ac.jp あてに来たメイルは
全部 asahi-net
あてに転送している.
で,
研究室からそちらのほうに読みにいってるわけで
……
こうすると学内・学外どこからでも読めるし,
どうも信用できない新メイルサーヴァーに依存する度合が
多少は減るような気分になれるんで.
じっさいには,
その信用しがたいマシンがコケたら
kubo@ees... では受け取り不能になることにはかわりないんだが.
- 今回の移管問題に関して地環研側で尽力してくださってる石渡さんから,
昨日書いた某講座「全滅」事件に関するメイルいただく.
どうもここ「ぎょーむ日誌」にうかつなことを書けないな
……
ともあれ,
せっかく連絡していただいたので,
昨日のような処理でよかったのかどうかお尋ねしてみる.
- 今月から
北大ユーラシア研
の PD となる城田さん
(from 九大農)
が農学部造林の
斎藤秀之さん
とともに見える.
城田さんはじきにシベリア送りになる,
というウワサなんだが
……
- かとー先生が上記の親分機から某設定ファイルを盗ってきて (!)
解読されたところ
……
なるほど某講座は全滅
というわけではなくて,
情報が伝わらなかった一部の教員・院生が取り残されていたわけね.
なるほど.
- あらら,
もう 1300 すぎか.
なぜかしら 1300 すぎると北大構内走でにくくなる.
- では,
昼飯
……
と思ったんだけど,
なんか今日は食欲がないのでリンゴなどかじる.
- 新メイルサーヴァー問題とどまるところを知らず.
アカウント申請したのにメイル不着とか.
あるいはすでに spool がいっぱいになったとか.
ただし後者については,
メイルにばかでかいファイルをつけてやりとりする
悪しき習慣がもたらした自業自得にすぎない.
- 箱山さんからご教示メイルいただく
……
モデル選択基準の基礎となるのは
「不一致性 (discrepancy)」
でしたか.
あの chi-squared criterion で over fitting
を検出できるしくみがまだよくわかってない.
たぶん単純なことだと思うんだけど.
- HINES webmail なる変てこな仕掛けがあるんだけど
……
これは旧 Netscape 系か IE 系のブラウザーでなければ
login できぬ,
という素晴しい設定になってる.
あいかわらず阿呆だ.
それから学外からこのメイルサーヴァーにアクセスする方法として,
大型計算機センターの PPP サーヴァーを経由して,
というアイデアが管理者 ML に流れた.
なるほど.
しかしすべてのメイルを asahi-net に集約している私には
もはやどうでもヨシ状態.
いちいち PPP すんのもめんどくさいし.
- モデル選択基準に関して,
統計学本をいろいろと調べてみる.
絶版になったという古いモデル選択本
(H. Linhart, W. Zucchini, 1986, Model selection, Wiley)
が北大図書館に
ある
ようだから,
それも調べてみなくてはいかんのだろうな.
- おっと家賃その他を支払うべく現金が必要
……
ということで
1830 研究室発.
ATM からお金をおろす.
さっさと帰ればいいのに札幌駅南面の本屋をうろうろ.
2000 帰宅.
体重 71.8kg.
- うーむ,
自覚的な怠業モードではないのに,
仕事がススんでいない
……
無能モード?
- [今日の運動]
- [今日の食卓]
- 朝 (0840):
米麦 0.6 合.
シュンギク・エノキダケ・豆腐の味噌汁.
- 昼 (1310):
研究室お茶部屋.
リンゴ.
- 晩 (2210):
米麦 0.6 合.
シュンギク・エノキダケ・豆腐の味噌汁.
2003 年 04 月 02 日 (水)
- 0840 起床.
図書館から借りてきた本とか読んでてかなり夜更ししてしまって,
ですね.
一時的な活字ストリーム
0850 自宅発.
晴.
0900 研究室着.
コーヒー.
- おお
……
三中さんの R で boot
のコーディングのやりかたについて,
かとー先生が
コメントを.
- まあ三中さんの書きかたでも動くんだけど,
かとーさんが指摘するやりかたのほうがたしかに
「R 的な書きかた」
である.
型宣言じみたことをやらないとか for ループではなく vector を,
というあたりね.
さて,
初心者にとってはどちらがわかりやすいのでしょう.
- 天気もよいので北大構内走.
- 粕谷さんからモデル選択本のご教示いただく
……
Computer Intensive Statistical Methods:
Validation, Model Selection and Bootstrap
(1994).
なかなかおもしろそうだ.
- 小澤さん,
めでたく安産
だったということで御慶メイルなど.
私が知っている 2003 年 3 月における生態学関係者の
reproductive success
- 苫小牧の村上さん (第二子・男)
- つくばの安田さん・福井さん (第一子・女)
- 都立大の小澤さん (第一子・女)
- 神戸大の工藤さん (第二子・?)
- なんとなくまた統計学問題にはまってしまう.
- 浦口さんにつくば大会のカエデ生活史ポスター発表の首尾をうかがう
……
おおむね上々だったようで.
今後のススめかたについてあれこれ.
- うーん,
今日もばたばたしているうちに一日が終わってしまった.
あれこれススんでいないなぁ.
1950 研究室発.
2010 帰宅.
体重 72.2kg.
- [今日の運動]
-
北大構内走 1215-1245.
ストレッチング.
- [今日の食卓]
- 朝 :
なんとなく食っていなかったり
- 昼 (1310):
弁当.
研究室お茶部屋.
米麦 0.7 合.
シュンギク・エノキダケ・豆腐の味噌汁.
- 晩 (2030):
米麦 0.7 合.
シュンギク・エノキダケ・豆腐の味噌汁.
2003 年 04 月 03 日 (木)
- 0830 起床.
朝飯.
コーヒー.
0900 自宅発.
晴.
0910 研究室着.
- 午前中はR
上での試行錯誤についやされた.
- 私のところになぜか問い合わせがきたのでわかったんだが
……
昨年度で終了したとはいえ A 棟内の某動物生態学研究室が編集していた
``Ecological Research'' (生態学会英文紙)
の連絡用アドレス
ecores@ees.hokudai.ac.jp
を新サーヴァーに移行してないのか
……!
ということで,
いまここに連絡してもメイルは発信人にさしもどされます.
用事のあるひとは
某大統領
と直接連絡をとってください.
- 北大図書館の書庫から絶版 model selection 本
(H. Linhart & W. Zucchini, 1986, Model selection, Wiley)
を借りてきて,
ぼちぼちと解読してみる.
具体例多数がしめされていて,
なかなかわかりやすい
……
ここでは最良近似モデル
(これは母集団にもとづく)
と推定モデル
(これは限られた個数の標本から得られる)
の距離を不一致性 (discrepancy)
と定義して,
それでもってモデル選択できるという実例が示される.
つぎにその不一致性の期待値である基準 (critera)
が導入されて
(母集団を知らなければ最良近似モデルは構築できないため)
……
という流れのようで.
- なかなかよい本のような気がしてきた.
- あいかわらずだらだらとした一日をふりかえりつつ
1850 研究室発.
1910 帰宅.
体重 72.6kg.
なぜかふえてる.
- [今日の運動]
- [今日の食卓]
- 朝 (0840):
米麦 0.7 合.
シュンギク・エノキダケ・豆腐の味噌汁.
- 昼 :
なんとなく食ってない.
- 晩 (2130):
米麦 0.7 合.
コマツナ・マイタケ・豆腐の炒めもの.
2003 年 04 月 04 日 (金)
- 0830 起床.
どうもびみょーに不調ぎみだな.
夜中とか目がさめて寝られなくなったりするし.
朝飯.
コーヒー.
0900 自宅発.
曇.
0910 研究室着.
-
オショロコマ
のメタ個体群動態で終わった一日.
- 午前中は農学部
前川研
の D3 小泉さんからサカナ・観測データ・モデルの説明をうける.
支流を local population と見立てて
Hanski ふう
メタ個体群動態モデル
を作ろうとするも,
パラメーター推定がうまくいってないようで,
長さ数十キロメートルこえる流域のメタ個体群全体があっさりと
数年で絶滅しちまう,
と.
- で,
Hanski グループ謹製の
パラメーター推定・シミュレイター統合プログラム
に観測データ与えて憶測された数値を詳しく調べてみると
……
なんつーか,
そっこーで全滅するのも当り前,
というシロモノで.
- まずはここから改善しないといけない,
しかしながら,
この北欧製プログラムはブラックボックスだ
……
というより表示から憶測するに怪しい計算やってるような気がする.
ということで,
データもらって自分で推定計算やりなおしてみる.
- Hanski 教授があたかもイヤがらせのごとく,
性質のよくない関数型ばかり選んでくれているので,
収束計算はなかなか難しい
……
とはいえ,
極東某国にも迎撃の用意あり.
頑強さだけが売り物の Nelder-Mead 最大化 Perl モジュール,
そしてこの手の呪われきった最尤推定の戦訓から得られた工夫あれこれ.
- 豪雨の中で転がりながらの組みうち,
というかんぢのぢたばた試行錯誤の結果
……
夕方ごろにまともそうな推定値が得られた.
それを小泉さんにメイルで連絡.
先方がチェックしてるあいだに北大構内走にでかける.
路上の雪はほとんど消え,
日長も長くなったので夕方でも走れる.
- もどってみると,
どーも良くない結果のようで
……
さきほど送ったメイルを見直してみると,
推定値は間違ってないけど,
計算法を説明するところで単位系を間違えてたことに気づく.
うかつ.
- 修正依頼を出してから帰宅.
1950 研究室発.
2010 帰宅.
体重 72.0kg.
晩飯.
- お,
こんどはうまく計算できたようで.
これにてひとまずは一件落着.
まぁ,
まだメタ個体群シミュレイション結果をどう解析するか,
だとか,
Hanski プログラムのどのあたりに問題あったか,
というよーな問題あれこれが残存しているわけだが.
- 土日はニセコのスキー実習にでかける.
雪のシーズンの終わりになって,
ようやく初めてスキーがはける
……
ともあれ楽しいことです.
しかし一年ぶりだから何も進歩してなくて,
あいかーらずヘタなままとゆーのがなんとも.
- [今日の運動]
-
北大構内走 1740-1815.
ストレッチング.
- [今日の食卓]
- 朝 (0840):
米麦 0.7 合.
コマツナ・マイタケ・豆腐の炒めもの.
- 昼 :
研究室お茶部屋.
なんとなく食ってない.
ミカンとか.
- 晩 (2200):
米麦 0.7 合.
コマツナ・マイタケ・豆腐の雑炊.
2003 年 04 月 05 日 (土)
- 0720 起床.
朝飯.
コーヒー.
ニセコ山スキー「実習」の装備の準備.
0850 自宅発.
晴.
0900 研究室着.
参加者たちがぽつぽつと集合.
- スキーなど階下に運んで,
三台の車に分乗して 1000 北大発.
「引率」のかとー先生とともに私は
石井さんの車にのせていただく.
国道 230 号線を南下.
途中のビッグハウスによって食料を調達する.
1130 同発で中山峠をこえて
1315
五色温泉
着.
自炊棟に入る (一泊 3200 円).
- 荷物おいて昼飯くって,
さっそく出発の準備.
当地も天気がよい.
- 1420 五色温泉のうら山というかんぢのイワオヌプリにむけて出発.
支稜線を登ると少し平らになる.
主稜線直下は急な登りになる.
1555 主稜線上のにせ山頂に到達.
ひと休み.
ほんもの山頂はちょっとそこから離れていて
1620
イワオヌプリ
(標高 1116m) 着.
- さーて,
ここからの下山がたいへんなわけだ.
まずほんもの-にせ間のコルに降りて,
そこから出ている谷をぢりぢりと下降する
……
いつものごとく斜滑降+キックターンで.
安全だけど遅いし疲れるんだよねえ.
- 1810 日没前に五色温泉帰着.
温泉に使ってから,
自炊棟の台所で晩飯の準備.
ガスコンロが自動着火式になった,
とかいろいろ変わっているわけだが
……
もっとも重要なのは
箸がなくなった
ということ.
今回は同宿のかたに割り箸を大量にめぐんでいただいて,
なんとか助かった.
- 参加者 9 名がうちそろって楽しく晩飯.
- 食後も皆さん酒のんだり
……
さいきんワインに凝ってるらしい京大・生態研センターの
原さんが選んだワイン 3 本が卓上に出たのだけど
……
コルク抜きがない.
私も今回はアーミーナイフもってくるの忘れた.
- 困ったときの同宿者だのみで
……
松木さんがどこからかコルク抜きを調達してこられた.
さすがですよ.
- まぁ,
私はまた烏龍茶など飲んでたわけだが.
- [今日の運動]
- [今日の食卓]
- 朝 (0740):
米麦 0.5 合.
コマツナ・マイタケ・豆腐の雑炊.
- 昼 (1340):
五色温泉で持参のパンかじる.
- 晩 (2000):
米 1.0 合.
キムチ鍋.
ホタテ鍋.
メカブ
……
などなど.
2003 年 04 月 06 日 (日)
- 0810 起床.
五色温泉.
今日は風強くちょいガスがでている.
- だらだらと朝飯の準備をしてだらだらと朝飯.
昨晩おそくまで飲んでたヒトたちは,
「終わってる」と言いつつ朝からビール飲んだりする終わってる所業を.
- 風もすこしやんできたので,
自炊棟撤収準備をして 0950 同発.
車で道をくだって
チセヌプリスキー場
へ.
おお,
今年も蘭越町主催の歩くスキー大会の日程と重なってしまった.
- 1020 リフトに乗ってふもと発.
リフト終点からシールをつけたスキーで登高する.
ガスで視界不良.
どちらが主稜線なのかもよくわからぬままチセヌプリ方向に歩く.
「歩くスキー」大会参加者はこういう状況の中でも
コース上を動きまわっておられるわけだが.
- ちょっと撤退して昼休み.
あまり人目につかないところで雪上たき火を試みる
(注:国立・
国定公園
内でのたき火は許可制……なんだよね).
おお,
ダケカンバの枯れ枝,
とくに樹皮はよく燃える.
原さんによると本州ではクロモジなどがよく燃えるとのこと.
- たき火を囲んで昼飯.
チーズやパンを火であぶるとうまい.
- と,
うだうだしてるうちに天気がよくなったのでふたたび
シャクナゲ岳をめざす.
1250 出発.
- 主稜線にあがって西方にすすむ.
稜線から 50m ほど突出してるシャクナゲ岳は
ここ数日 (数週間?) の強風にさらされていたためか,
様子がかなりヘンだ.
まず主稜線からまっすぐ登る斜面は風紋がそのまま凍りついたような,
ぎざぎざでこぼこ状態.
傾斜もきつく登りにくそうなんだけど,
みなさんスキーを置いてここを直登している.
- 私とかとーさん・カミールさん (低温研) はスキーつけたまま
傾斜のゆるい北側 (風上側) にまわりこんでみる.
こちらもクラストしているけれど表面はなめらか.
登ってみる.
頂上直下はきついのでスキーをぬいでザックにしばりつけて直登する.
キックステップがばしばしときくような雪の硬さだ.
しかしながら,
風が強いのでかついでるスキーごと横転してしまいそう.
体がナナメになったままよじのぼる.
- けっきょく,
北斜面ルート組のほうが速く山頂に到達した.
1410
シャクナゲ岳
(標高 1074m) 着.
風強し.
しかし晴れているので日本海まで見える.
しばらくして全員が山頂に集まったので写真撮影など.
- さて,
例によって問題は下りだ.
かとーさんは南斜面のほうが良いだろう,
という意見.
なぜならば風当たりが弱く日に照らされているため,
雪面がやや軟らかいからだ.
しかし私にとっては傾斜がキツそう.
- ということで,
私は登ってきたクラスト北斜面からの下降を試みる.
ここはだいたいにおいて斜度がゆるいんだけど,
上部だけはかなり急だ.
しかも硬く凍結している
……
いつもながらの斜滑降 + キックターンも使えそうにない.
どうするか?
ここは「横滑り」という技法を使うほかあるまい.
-
斜面上下の方向に対して直角に立つ
-
エッジをたてて滑べらないようにする
-
エッジを寝かせて横方向にずりずりと滑べる
-
2.-3. のくりかえし
- というふうにずりずりと上部凍結急傾斜を切りぬけて,
ゆるくなった斜面を斜滑降 + キックターン.
主稜線平坦地まで無事に降りる.
他のみなさんもぢりぢりと降りてるようで.
かとーさんは南斜面をテレマークスキーで急降下してから,
主稜線少し下をトラヴァース滑り.
- あとはスキー場下まで問題なく滑り降りる.
1550 下山.
- 今年もまたスキー場横の
雪秩父
の温泉につかってから,
1745 同発.
帰路も石井さん車に乗せていただく.
蝦夷富士こと
羊蹄山
がカッコ良く見える.
- このとき便乗者の私とかとーさんは不思議な錯覚におちいる.
車は中山峠にむかって登っているのに,
「車が坂道を下っている」
と体感してしまう
……
これはスキー滑降すなわち
「高速で移動→現在下降中」
の感覚をカラダが覚えているためらしい.
アクセルを調節している運転者の石井さんは
「いまは登り」というのがわかるわけだが.
- 2000 研究室帰着.
荷物かたづける.
- 大澤君とシウリザクラ雑談してから
2140 研究室発.
2200 帰宅.
晩飯.
- [今日の運動]
-
山スキー
……
スキーが下手だとみょーな筋肉を酷使することになる
……
コケたときに起き上がるための肩の筋肉とか,
(重心移動が悪いために)
板をむりやり力まかせに旋回させるための筋肉とか
……
- [今日の食卓]
- 朝 (0840):
昨晩の残りで雑炊.
- 昼 (1210):
たき火を囲んでパンとか食べた.
- 晩 (2130):
マカロニ,
ニンニク・トウガラシのソース.
コンブサラダ.
2003 年 04 月 07 日 (月)
- 0800 起床.
朝飯.
コーヒー.
0840 自宅発.
晴.
0850 研究室着.
- 低温研のカミールさんからの写真 CD-ROM
が浦口さん経由でまわってくる.
カミールさん撮影の二枚を借用してここに展示.
イワオヌプリ登高中に五色温泉見下ろす
シャクナゲ岳
- 今日は朝から
苫小牧
の村上さんが新 M1 の平尾君を伴って現れる
……
といっても昨年末-今年の始めのよーな「借金とり」的なアレではなく,
今後どうしましょうかねえ,
というような.
- とりあえず
R
でもいれますか,
ということで,
かとー先生にもかなり手伝っていただいて,
Windows 用ならびに MacOS X 用 R を苫小牧師弟の
マシンにインストールして,
簡単な使いかたとか説明してるうちに一日が終わってしまったのでした
……
M1 平尾君にとってはかなり災難な一日だったかも.
- で他のことはススまず
1950 研究室発.
2010 帰宅.
体重 73.0kg.
お,
ニセコ太り.
- [今日の運動]
- [今日の食卓]
- 朝 (0820):
米麦 0.7 合.
ピーマン・タマネギ・卵の炒めもの.
- 昼 (1240):
かとーさん・村上さん・平尾君と大学生協食堂で.
ライス S.
味噌汁.
ニラレバ炒め.
カボチャ煮.
336 円.
479 キロカロリー.
- 晩 (2030):
米麦 0.7 合.
ピーマン・タマネギ・卵の炒めもの.
2003 年 04 月 08 日 (火)
- 0800 起床.
朝飯.
コーヒー.
0840 自宅発.
雨.
0850 研究室着.
- いつまでもぼけぼけしてるわけにもいかんので,
にせアカマツ再投稿準備にとりくむ.
「初期状態はそれほど重要ではありません」
なるシミュレイション結果をいれようと画策してみる.
まずは,
原稿をながめつぎに REDPINE のコード (in Perl)
をながめる.
- ……
が,
今日は期せずして,
アカマツではなくカエデの勉強で一日が終わってしまった.
- 研究室お茶部屋で浦口さんが苫小牧研究林の鍋嶋さんに
カエデ生活史モデル
(生態学会つくば大会で発表されたもの)
の説明をしていたので,
それを横で拝聴する.
- で,
午後は夜まで鍋嶋さんのカエデ話をうかがう.
カエデ三種 (イタヤカエデ・オオモミジ・ハウチワカエデ)
の実生〜林冠木頂部の光合成速度と樹木のサイズのあいだに
どういう関係があるかという研究
(これもつくばで発表されたもの).
- その測定結果に関する解釈をここで私がうまく説明できるよーな気がしないんで
省略するけれど
(しかし何かサイズ依存性みたいなものが見えつつあるようで,
かなり面白い)
……
測定方法と値の算出方法を教えていただくと,
鍋嶋さんが測定しておられる光合成速度・飽差・蒸散量
……
といった量が少し「わかった」という気になってきた.
なンというかこの分野の手ぬきのぐあい (仮定のはいりかた)
が見えてくると理解がススむ.
- ということで,
PipeTree には
- 一定面積に落ちてくる水の取り合い
- 個体内での水の取り合い
- 枝の末端に配分される水の量に制約される生産
というような概念をいれると,
つじつまのあわなかった部分がうまく説明されるのかもしれない,
というアイデアをさらに推進する予定.
むろん,
水なるものの導入することの引き換えに,
他のよけーな仮定の個数を減らそうと企図してるわけだが.
- 昨日・今日と
苫小牧
で終わってしまった
……
まぁ,
両日ともたいへん勉強になりましたけどね.
2140 研究室発.
雨.
2220 帰宅.
体重 72.8kg.
- [今日の運動]
- [今日の食卓]
- 朝 (0810):
米麦 0.5 合.
ピーマン・タマネギ・卵の炒めもの.
- 昼 (1310):
研究室お茶部屋.
「北欧」バゲット.
- 晩 (2220):
ネギ・ピーマンの焼きそば.
2003 年 04 月 09 日 (水)
- 0800 起床.
朝飯.
コーヒー.
0840 自宅発.
ちょい雪.
0850 研究室着.
- 今日は午前中は大学院入学式 (なぜか入院式とは呼ばない),
午後は講座新入生への orientation
(のはずだが後述するように実態はむしろ wandering).
- 昨日,
小林さんが (いつものごとく素早く)
にせアカマツ原稿 (in LaTeX) の修正案を送ってくださったので,
それをコンパイルできるようにしてみたり.
- とりあえず新しくなった原稿を両面印刷
(Vine Linux の LIPS IV プリントフィルターはそれを可能にしている!).
24 枚の紙切れをもって 1010 入学式会場にむかう.
すでに式典は始まってるワケだが,
研究科長の
劇変
バナシ
(劇(?)烈にヘンという意味らしい……別名,札幌ノストラダムス計画)
を聞いてもしょーがないし.
- ということでロビーでつらつらと原稿ながめてくると,
ぞろぞろと教官どもが出てきた.
研究科 (学部のごときもの) の式が終わって
(まだ何か事務連絡はやってるようだが),
専攻科 (学科のごときもの) のハナシが始まるまでの待ち時間ということ.
- 甲山さんと森林モデリング雑談.
といっても,
先方がしつこくこだわっておられる流体モデルのハナシなんだが.
何か一般論のごときものが構築できる,
と考えているらしい.
まあ,
それ自身はそれほど悪くない,
結構なコトだと思うんですが
……
- 私はこのあたりを簡単にするアイデアを示したんだけど
(個体をあらわす
状態
を離散化・単純化すればよい),
それでもなお難しいのは covariance の時間変化
(場合わけの時間変化,と言ってもよいのかもしれない)
をきちんと追跡しないと意味不明になるからだ.
で,
問題なのはこういうモデル作りたがるヒトも
説明される側もそのあたりをまるで想像できていない,
というあたりにあるわけで.
- 専攻科の説明会のごときもの始まる.
といっても,
単に講座ごとに教官を正面に陳列させて,
一言あいさつさせるだけなんだけど.
しかしなぜか終了したのが 1210.
時間かかってるな.
- 講座にもどって 1330 から講座のオリエンテイション.
説明を担当する甲山さんは体調がすこぶる良好のようで,
ハナシの
S/N 比
が 0.3 未満というかんぢだ.
非線型ノイズフィルターがまだ実装されていない
新 M1 にはほとんど理解不能だろう.
計算機関係の説明をしろ,
ということで私にもふられたので
「メイルアカウント申請書類とりにきてください」
「ネットに接続するときには連絡してください」
という要点ふたつだけを伝達したんだけど,
私がしゃべり終えるとそれらに次々と蛇足がついていったんで
情報がノイズにうずもれてしまった.
- 終了したのが 1530.
2 時間ではなく 20 分で終わる内容だと思うんだけどなぁ.
- 1730 新歓コンパ出発まで,
にせアカマツすすめるべきなんだが
……
昨日いろいろと教えていただいた樹木内水分に関係することなんぞを調べていて,
ですね.
- 1730 研究室発.
地下鉄南北線にのってすすきのまで.
居酒屋
月影荘
着.
席が大小ふたつに分断されていたので,
私はマイナーなほうのはしっこに座わる.
- 1810 新歓コンパ始まる.
やはりマイナー席ということでヘンな連中ばかりが蝟集する.
- あやしげな話題ばかりで
……
人間における「毒」のシンク-ソース理論,
といったあたりから始まり,
食植防御機構と対人関係の類似性が指摘されて,
講座内でいうと
宣教師殿が無茶苦茶な無差別量的防御で浦口さんは極めて質的,
といった具体例が示されるにおよんで,
我々は人間関係を規定する何かについて
新しい理解に到達したようだと皆で納得する.
- 途中から城田さんがみえる.
大澤コンパ幹事長にだまされて,
いきなり自己紹介させられている.
- 「毒」の巨大なシンクであると同時に
こういう席ではその蓄積の影響が露呈してしまう小菅せんせーが
メジャー席からマイナー席に移ってくる.
今日はまだふつーかな,
と見せかけていたんだけど
……
飲み放題ワインをかぱかぱと一気呑みしたり,
店員さんがまわりにいるのに
それを大声で安ワイン安ワインと連呼したり,
むやみにテイブルを打擲するところから,
すでに酩酊状態にあると判定を修正される.
マイナー席全体が対小菅酩酊体制に移行する.
- しかし顕著なる破綻もなく一次会は 2015 無事に終了.
とても二次会以降につきあう勇気はなかったので,
ここで逃げだす.
夜の札幌市内を徒歩で北上.
本屋などに寄り道してから 2110 帰宅.
- 夜中に (やはりというか)
現地からの酔態写真がけーたい経由で送られてきたわけで
……
- [今日の運動]
- [今日の食卓]
- 朝 (0820):
米麦 0.7 合.
- 昼 (1310):
研究室お茶部屋.
「北欧」バゲット.
- 晩 (1800):
新歓コンパ,
すすきのの居酒屋
月影荘
.
料理はまあまあおいしかった.
2003 年 04 月 10 日 (木)
- 0800 起床.
朝飯.
コーヒー.
0840 自宅発.
曇.
0850 研究室着.
- なンとなく,
Mozilla
を更新してしまって,
そうすると Galeon
も更新しないといけない.
Mozilla の UI 設定にすこしトラップされる.
- えーと,
まず自動日本語文字識別だが
……
Galeon の場合,
Galeon 内 Mozilla 設定用ファイル
$HOME/.galeon/mozilla/galeon/user.js
に
user_pref("intl.charset.detector", "ja_parallel_state_machine");
を追加しないといけない.
これは
Mozilla Charset Detectors
という機能を利用している.
- ちょっと難物だったのが,
(おそらく Mozilla 1.2 からの)
新機能である
Find As You Type
(
typeaheadfind
)
機能と vi-like scroll 機能の兼ね合い
……
結果だけいうと,
やはり設定ファイル
$HOME/.galeon/mozilla/galeon/user.js
に
user_pref ("accessibility.typeaheadfind", false);
として
typeaheadfind
機能
(これは find ウィンドウを出さずに検索する)
を止めてしまうのが吉.
j と k で上下スクロールする vi-like scroll 機能のほうが,
私には重要なんで.
- というようなことに時間をくってしまった.
- 昨晩の疲労のためか,
研究室に来ているヒト少ない.
- 釧路の箱山さんから大量に論文別刷が送られてくる.
来月から横浜の中央水研に移られるそうで.
- 1300 ちかくになってから北大構内走.
昼飯.
- お茶部屋の流しで水漏れが発生してるので,
どうしたらよいか雪野さんにメイル相談.
研究科経理→パイプ系メンテナンス会社に連絡が通ったようで.
- で……
午後は樹木のパイプづまり問題で終わってしまった.
これは一見すると勉強しているように思えるけれど,
じつは単なる逃避.
- 起点は先日に鍋嶋さんに教えていただたいた
Is bigger better in plants?
The hydraulic costs of increasing size in trees
なる解説記事.
これはどしろーとにも比較的わかりやすく書かれていて,
なおかつ面白いような気がした.
- えーと,
ここで紹介されてるふらくたるネットワークな輸送
……
またしてもあの
Brian Enquist
か.
- というような,
お勉強な逃避で終わってしまった.
終わってる.
1910 研究室発.
- 北大図書館に行って逃避お勉強のつづき.
(あとでネット上でダイジェスト版をみつけたんだけど)
学部学生むけの植物生理学本
Plant Physiology
というのはかなりわかりやすい.
これで私もよーやく水ポテンシャルなるものの
モデルと測定方法の対応がついた.
2010 帰宅.
体重 72.0kg.
晩飯.
- 霧多布で研究している D3 冨沢さんからの質問をうけて,
学外からメイル転送の設定変更できるかどうかのチェック
……
やっぱだめぢゃん.
翌日といあわせてみたら,
「学外からの転送設定はメイルで申請」
だって.
ただでさえ人数の足りない北大大型計算機管理室,
いったいぜんたいどうしてそういう手動雑用を
自滅的に増やすのか?
- 端的にいって,
北大ネットはかなりひどい.
- [今日の運動]
-
北大構内走 1250-1320.
ストレッチング.
- [今日の食卓]
- 朝 (0820):
米麦 0.7 合.
タマネギ・ピーマン・マイタケの炒めもの.
- 昼 (1330):
研究室お茶部屋.
「北欧」バゲット.
- 晩 (2040):
米麦 0.7 合.
タマネギ・ピーマン・マイタケの炒めもの.