岩波本内でのゐんばぐすのあつかいについてご懸念メイルもらったので,
久保対策を考えてみる:
私も基本的には,本文中から WinBUGS 依存な部分を可能なかぎり削除しよう
と考えています.ただし読者は WinBUGS 依存な詳細に関する情報を必要とし
ているので,それは各例題に対応するソースコードやその解説を私の web
site で配布します.
(# WinBUGS はすでに開発終了では?)
そうですね.しかし後継の OpenBUGS プロジェクトもまだ試行錯誤中なので,
WinBUGS はいちおうメンテナンスはされています (2-3 年に一度,修正パッチ
がリリースされてます).
(# BUGS 言語は?)
まあ,私のところではほとんど基本的な機能 (ループと,正規分布・二項分布・
ポアソン分布の事前分布指定だけ) しか使ってないのでその点は,まあ,問題
ないと思います……ただし,最終章では gaussian random field 生成の関数
を使っていますが.
(中略)
・本文中では WinBUGS の説明などはできるだけ削除
・節 (section) 名などから WinBUGS といった語を削除
といった点に注意して,原稿の改定作業を進めます.
ともかく,WinBUGS 関連だけでなく,補足的な内容の PDF ファイルなども私
の web site からダウンロードできるようにしたいので (すでに過大になりつ
つあるペイジ数を圧縮するため),本書を読んである程度はまじめに勉強しよ
うかという読者をなんとかそちらに誘導する努力につとめたいと思います.
もともと WinBUGS 以外の汎用 Gibbs サンプリングソフトウェアで計算するた
めのファイルなどもネット上からダウンロードできるようにするつもりでした
から,そういう方式で何とかならないものかなと考えています.