ぎょーむ日誌 2009-06-07
2009 年 06 月 07 日 (日)
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0800 起床.
朝飯.
コーヒー.
怠業.
1120 自宅発.
雨.
1150 研究室着.
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矢澤さん熱帯林論文の原稿を検討.
データ解析をやりなおしたほうがいいと思うんだけど,
その代替案をいろいろ検討してみる.
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で,
矢澤さんご本人と改訂相談
……
してみると,
どうも状況がまったく不明なのだが,
Matt がこの原稿改訂にとりくんでいるらしく,
しかも理由はよくわからないんだけど,
なぜか早めに投稿してしまいたいらしい.
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ならばうかつにデータ解析を変更するのはまずいかもねえ
……
ということで,
方針を変更して,
「次の論文」のデータ解析などとの関連について検討する.
先ほどまで考えていた解析の代替案はここで再利用されることに.
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このあたりの要点だが
……
ようするに,
熱帯林生態学データ解析における悪しき伝統のひとつとして,
「因果関係 (へりくつ的なものを除く) が言えないのに,
回帰してしまう」
というのがある (ほかにもいろいろあるけど).
たとえば,
調査地内の個体数が (ある一個体の) 樹高に影響しているとか,
ある樹種のサイズ分布の (特定性別側の大学院生の手もとから食べものを
かすめとるぐらい危険きわまりない)
「標本」高次モーメントが個体内の資源分配をきめているといった
……
もうとにかく,
他の分野から見たら「いったい何やってるの?」
と正気を疑いたくなるような論文がどんどん出版されている.
なぜかといえば,
熱帯林論文原稿は熱帯林マフィア内でしか査読されないから.
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ともかく,
わけわからん回帰モデルはやめて,
工夫した相関分析にすればよいだけのことである.
ベイズでいえば,
理想的には,
うまく分散共分散行列を指定した多変量正規分布の
事前分布を設定し,
相関係数の事後分布などを調べればよい.
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ただしこの多変量正規分布を使った階層ベイズモデリングは
意外と難しい
……
以前に塩寺さん熱帯山地樹木データで苦闘していたように
(2007-10-12 前後),
分散共分散行列のサイズが大きくなると
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といっても
5×5
とか
6×6
ぐらいで
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ゐんばぐすによる MCMC 計算がすごくたいへんになるのである.
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妥協案としては,
個体形状に関する階層ベイズモデル,
そして樹木群集の集団データ (census data)
にもとづく階層ベイズモデル,
それぞれ別個に推定計算して,
その事後分布をつきあわせてみる,
とか
……
しょぼいけど,
非力な PC & ゐんばぐすでもなんとかなる世界だ.
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熱帯ばてしたので,
1745 研究室発北大構内走.
まだ北大祭のかたづけが終わってないので,
メインの通りはさけて走る.
1830 研究室もどる.
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1850 研究室発.
2000 帰宅.
体重 73.2 kg.
なかなか減らない.
晩飯の準備.
晩飯.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0930):
米麦 0.6 合.
ネギ卵炒飯.
- 昼 (1300):
研究室.
イソップベイカリーのバタール.
- 晩 (2130):
米麦 0.8 合.
ダイコン・イカの煮物.
レタス・ブナシメジ・豚舌の炒めもの.
ヨーグルト.