ぎょーむ日誌 2009-06-06
2009 年 06 月 06 日 (土)
-
0720 起床.
朝飯.
コーヒー.
0830 自宅発.
曇.
0845 研究室着.
-
本日から北大祭の環境科学院展示.
サイエンストーク担当の小林君と
展示会場雑用係の藤沼君に「よろしく」.
これらのぎょーむには大学から謝金がでる.
-
で,
私自身は特に北大祭ぎょーむを命じられているわけでもないので,
今日も
勉強会
の予習.
-
0930 より 1230 まで勉強会・午前の部,
今日の最初の論文紹介の担当は飯島君で,
その内容をひとことで言えば,
競争力 = 種子サイズ × 種子数
と定義したときに,
この競争力なるものが species 間で等しくても
(size symmetric; サイズ比例的な状況)
Hubbell 的な「中立」は実現しない,
理由は demographic stochasticity の悪影響をうけやすい種子数の少ない
(種子サイズが大きい) タイプが不利になるから.
ハナシはこれだけなのだが,
午前の部でおわらなかった.
理由は
……
まあ,著者の論文のかきかたがいいかげんだから,
かな.
-
昼飯.
昨日からやらせている Clidemia 再計算,
だいたいオワった.
-
午後の部.
飯島君が残りの部分を終えて,
最後に奥田君が
A niche for neutrality
なる Ecology Letters 論文を.
今回は Ecology Letters な論文が多かったのだけど,
同ぢゃーなるは neutral とか neutrality
なる題名がついてれば何でも掲載する,
といった方針なのかしらん?
この意味不明気味な題名もよくよく読んでみると,
実際のところは A stabilization for coexistence
なるハナシであった.
ちなみに,
stabilization とは何かというと,
単なる個体群の (負の) 密度依存性のことで,
群集生態学ぎょーかいの一部では近年これを niche
などと呼称しているのである
……
いやー,
ホントにわけわからんヒトたちですね.
-
今回の勉強会でわかったのは,
このぎょーかいの皆さん neutrality なる語を好き勝手に使いたがる,
ということ.
とはいえ,
Hubbell 的な neutral dynamics つまり有限集団の個体群浮動
の概念が普及してきたのは,
まあなかなか便利だ.
ばかばかしい無限集団なハナシの観念論的「共存」
理論をただちに撃退できるからね.
-
1830 ごろ終了.
ばてた.
お茶部屋で
タイマレイシアカレーがあまっていたので晩飯.
-
1945 研究室発.
雨.
2000 帰宅.
-
[今日の運動]
-
[今日の食卓]
- 朝 (0740):
米麦 0.8 合.
チンゲンサイ・ブナシメジのスープ.
- 昼 (1300):
研究室お茶部屋.
米麦 0.8 合.
レトルトパウチドカレー.
- 晩 (1910):
研究室お茶部屋.
米麦 0.8 合.
お茶部屋
タイマレイシアカレー
(院生にまちがいを指摘されて修正)
をごちそうになってしまった.