ぎょーむ日誌 2009-02-19
2009 年 02 月 19 日 (木)
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0720 起床.
朝飯.
コーヒー.
0850 自宅発.
晴.
本日も真冬日の予定.
0905 研究室着.
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あー,
早く公開講座 (月曜日) の準備をしなくては,
と思いつつ「蟻」問題をいったん終息させる努力のつづき.
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1030 より
研究室セミナー,
本日は宮田さんで修論のときの苫小牧広葉樹の当年生
(とゆーか leader) shoot 内の allocation-morphology
(allocation-development のほうがカッコよいか?
development は allocation もふくむか?)
のハナシと (ああ,さっさと宮田さん論文原稿みなくては),
D1 になってからやった leader shoot の光合成測定その他.
半場さん・寺島さんの議論によって葉が「厚い」
(わりざん値わーるど用語でいうと SLA が小さい・LMA が大きい)
と葉内二酸化炭素の利用効率みたいなものが高まるんじゃないの,
といったハナシがあって
(葉肉細胞の表面積が「広く」なるから),
樹高の高いところでも (といっても TOEF はせいぜい 25 m 弱ですが)
そんなに光合成測度がオチないようだといったハナシと関連あるかもね,
ということで.
残された疑問としては,
SLA 小がそんなに良いなら「明るい場所」
(宮田・甲山公式見解)
にいる背の低い樹木でも葉を「厚く」すりゃいいのに,
そうなってないのはナゼか?
そして同じような樹高内での光合成速度のばらつきは
SLA によって説明されうるのか,
といったところか.
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セミナー後,
13 時ごろまでかかって「蟻」解説をひととーり修正.
まだ完成ではないが,
時間かせぎのため「蟻」編集委員のかたと
エゾアカヤマアリ関係者に「ちょっと見てください」メイル.
よし,
統数研公開講座が終了するまでこの件は完全放置だ.
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昼飯.
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「蟻」ばてアタマのリハビリもかねてお茶部屋パシリぎょーむ.
雪のふるなか,
北大生協にいってコーヒーなどを買いこむ.
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さーて,
これでよーやく
統数研公開講座の準備を
……
と思っていたのだが,
ふと気づいたらサロベツ湿原草本の地上部・地下部の
重量分割の階層ベイズモデルの推定・作図プログラムの改訂強化ぎょーむ
に従事していた.
なんでも,
前回
はミカヅキグサだけやったけど今回はヌマガヤもできるように,
そして今後の実験でさらに種数が増えていくので
……
といったハナシで.
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大学院生にはいつもこうやってキタえられる
……
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で,
複数種同時推定に対応するように推定・作図システムを改造したわけだが,
モデリングに関しては近ごろのマイぶーむである
「測定誤差の事前分布の主観事前分布化」
なるワザを適用したところ計算結果がさらに良くなったかんぢ.
このワザはようするに
「精密電子天秤で乾燥サンプルの重量を測定した場合,
その『測定誤差』はたかだか 0.01 mg のオーダーでしょう」
なる「主観」で測定誤差の大きさの超パラメーターをきめてしまう,
というもの.
これをやらないと「測定誤差」と個体差の区別がつかない.
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もちろん同じ対象を複数回測定していれば,
こんな主観事前分布はいらないんだけど
……
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とりあえずシステム改造,
再計算,
作図,
納品説明と一連の作業をすませて
……
すでにばててしまったので,
1850 研究室発.
買いもの.
1910 帰宅.
晩飯の準備.
晩飯.
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公開講座の準備がススまない
……
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[今日の運動]
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うんどう休養日
……
になりそうだったので真夜中に氷点下散歩 30 分間
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[今日の食卓]
- 朝 (0820):
米麦 0.6 合.
キャベツ・ネギ・キュウリ・ハムのサラダ.
- 昼 (1320):
研究室お茶部屋.
米麦 0.6 合.
ダイコン・ニンジン・コンニャク・鶏肉の煮物.
- 晩 (2040):
米麦 0.6 合.
ダイコン・ニンジン・コンニャク・鶏肉の煮物.
ヨーグルト.