ぎょーむ日誌 2009-02-18
2009 年 02 月 18 日 (水)
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0740 起床.
朝飯.
コーヒー.
0920 自宅発.
晴.
あいかわらず氷点下.
0935 研究室着.
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1000 ごろから苫小牧の田柳さんのデータ解析というか,
データ変換こんさる.
葉ごとに測定された分光データ.
一枚につき二種類の測定.
さらにときどき background 測定.
その他めんどうな条件も
……
というもの.
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途中で昼飯たべつつ,
1400 すぎまでかかって,
比較的マシな 1 樹木 12 葉
25812 × 3
バンドのデータ変換に成功.
残りはまた後日.
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今回の処理は複数のファイルを読みこみ,
それを R の中でくっつけていく,
といった操作なのだが
……
R にこういった作業を「てきぱき」処理してもらうためには,
vector
や
matrix
といったデータ型ををうまく利用したりするところがポイントになる.
後日,機会があればくわしく書くけれど
……
つきつめて言うと,
悪しき
作法というものが厳然としてあって,
それは
data.frame
を
rbind()
でくっつけていく,
といったアプローチだ.
これはデータサイズが大きくなるにつれ,
絶望的な処理時間を要求されるのである.
最終的な出力は
data.frame
とする場合であっても,
可能なかぎり
data.frame
操作を回避する,
といったたぐいのワザが必要.
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ところで田柳さんからというか苫小牧から
「TOEF 気象観測塔のデータ一ヶ月ぶんを結合する
Perl スクリプト (久保作) の保守作業をせよ」
なる宿題をだされてしまったのだが
……
これって 5 年ぐらい前にやったことなんだけど,
何も記録がない.
concat_toefdata.pl
だの
joincsv.pl
だのといった Perl スクリプトも見つからないし
……
ぎょーむ日誌の記録もあいまいだ.
まあ,
これは札幌ではできない作業のような気もする.
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次.
保要さんのサロベツなモウセンゴケデータ解析こんさる.
うーむ,
M1 の限界というか私の限界というか,
あるいは単に昨日と同じく私のココロの中のよゆーが圧潰してしまっているのか,
「その解析はあとまわしにしたら?」
という方向のハナシばかりになってしまった.
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植物の場合,
空間相関
なんかを考慮した解析をやらざるを得ない場合が多々あるけれど,
これはなかなか面倒であり,
とくに環境要因→生物現象の因果関係なんかは推定はかなりしんどい.
個体間相互作用はさらにしんどい.
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室内でやった発芽データ実験解析はいっけん簡単にみえるけど,
かなり注意ぶかくモデリングする必要があり,
しばしば難しくなる.
単純にロジスティック回帰してはダメ.
「最終日」の発芽状態だけ比較するなら GLMM
(実験容器差があるから)
でなんとかなるかも.
途中経過の解析は比例ハザードモデルとか生存解析の手法でなんとか
……
うーむ,
ならないかも.
近ごろは「めんどうになったらベイズ」
な方針なので,
その他の手法の「とりっきー」
もしくは危ない使いかたを考案するのがしんどく
……
とはいえ,
院生にベイズな手法を教えてみるタイミング,
というか「何を例題として」ベイズな手法を教えるのか,
というのがこれまたなかなか難しくて,
ですね.
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先月始め
の「ちょこっと健康診断」
の結果がもどってきた.
具体的には採血して麻疹抗体なるものの量を調べたわけだが
……
8.90 (単位不明) で「定性」欄は + となってた.
これでいいのかな.
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めんどうな用件のメイルかき.
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来週の月曜日の統数研
公開講座
の準備がまだまだ不十分なのでさっさととりかかりたいのだが
……
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昨日よーやく「ひととーり文字でウメた」状態にもっていった
「蟻」解説原稿をもう少しなおさなくては.
〆切も近づいてきたし,
石狩浜アリ関係者にも連絡しないといけないし.
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で,
ぶちぶちと「蟻」解説をなおす作業とゆーのはなかなか消耗するもので
……
体力がつきてしまった
……
1840 研究室発.
1855 帰宅.
晩飯.
ぐったり.
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[今日の運動]
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うんどう休養日
……
になりそうだったけど,
肩・背中がクタびれていたので
腕立ふせ 10 ×
3 回.
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[今日の食卓]
- 朝 (0820):
米麦 0.6 合.
キャベツ・ネギ・キュウリ・ハムのサラダ.
ダイコン・ニンジン・コンニャク・鶏肉の煮物.
- 昼 (1230):
百周年記念会館の「きゃら亭」
A ランチ.
銀ガレイのソテー.
- 晩 (1940):
米麦 0.8 合.
キャベツ・ネギ・キュウリ・ハムのサラダ.
ダイコン・ニンジン・コンニャク・鶏肉の煮物.