ぎょーむ日誌 2008-11-11

2008 年 11 月 11 日 (火)

• 0810 起床． 朝飯． コーヒー． 0920 自宅発． 晴． 0935 研究室着．
• 地衣類論文， 再投稿前のチェック．
• 研究室セミナー， 本日は吉田君で Kikuzawa (1991) の最適落葉タイミングのモデルをひねくります， といった趣旨のものだが …… 吉田君自身の前回・前々回セミナーと同じく， 「生涯純生産量の最大化」 すべきであると完全にカンちがいしたハナシが 2 時間ばかりつづく． 菊沢さん (だけでなく光合成 optimization なヒトたち) の進化の規準は「生涯平均純生産速度の最大化」だ． これをマルサス係数の代替物として使っている， というだけのハナシでしょう．
• 〆切ばすたーずな生態学若手べいぢあんたち (「真の〆切日」なるものは存在せず， 〆切日もまた確率分布として表現しうると仮定している) のべいず解説記事よみ． まあ， このベイズ特集はけっこうインパクトがありそうな．
• 昼飯．
• ベイズ解説記事よみこめんとメイルかき．
• また別のデータ解析こんさるメイルかき．
• 地衣類原稿， chief editor が「これで OK」といってくれれば苦闘がむくわれる原稿の再送付作業． いつものごとく，電子投稿はおろか電子メイルやりとりもありえないぢゃーなるなので， 合計 100 枚ちかい紙束を準備， 「ふろっぴーでぃすく」にファイルをコピー， 封筒にいれてあとは雪野さんにおねがいを …… なるほど， 先方の電話ですか． えーと， やはりというか The Lichenologist サイト (こんなものがあること自体が奇跡だ) にはやはりというか電話・ファクシミリ番号なし (とうぜん e-mail アドレスもなし)． chief editor の Peter Crittenden さんの研究室には電話がないのかな …… あった． 志水さんに連絡メイルをおくって， 一件落着． とりあえずは．
• このどたばた作業のあいまに， 松田君とテングザル論文議論をすこしばかり． マレイシア調査がいろいろあるようで ……
• 生態学会さーばーと研究室雑用 wiki のネット雑用を少々 ……
• ウワサでは莫大な数の応募があったという生態学会盛岡大会の 企画集会・自由集会， 粕谷さんと私がもうしこんでいた GLM 再入門 は開催してよいことになった． ウワサでは「申請はぜんぶ採択した」 とのことなんだけど …… 生態学会大会というのも肥大化のあげく， どんどんスゴいことになっていますなぁ ……
• 明後日の授業じゅんび． 講義のーとのみなおし・かきなおし．
• 1840 研究室発． 買いもの． リンゴが安くてうれしい季節です． しかも他の青果類とちがって， 産地にちかいせいか北海道でも多種多様な品が選べる， と． 1905 帰宅． 晩飯の準備． ちょっとうんどう． 晩飯．
• Phil Spector の Data Manipulation with R の訳本である 「R データ自由自在」 を訳者の石田さんから出版社経由で送っていただいた (自分でも一冊すでに購入していたのだが)． ありがとうございます．

[R データ操作本]

当サイトの R のとりかかり などでも書いているように， とにかく R でまず修得すべきわざは 「R の data.frame 操作」 「R で作図」 である． これらの本は R へのデータよみこみ， data.frame 操作， 文字列処理， apply() 系関数群による data.frame 集計 や reshape() 関数の使いかたなど必ず使うことになる基本わざについて 解説されている．

• ということで， 現在翻訳原稿が出版社にわたっている (ハズ) の「R の作図わざ」 本とあわせて R の基本わざ本というかんぢでしょうか． しかし共立出版は「作図わざ」本の翻訳原稿をかかえたまま， ブキミな沈黙をまもっていたりするんですよね …… ま， 倒産の危機にひんしているわけでもないのだろうけど．
• [今日の運動]
  • 腹筋運動 30 × 3 回． 背筋運動 30 × 3 回． 腕立ふせ 10 × 3 回． スクワット 100 回． ストレッチ．
• [今日の食卓]
  • 朝 (0850): 米麦 0.8 合． ネギ・サケの電磁波蒸し． 鶏レバのショウガ煮．
  • 昼 (1340): 研究室お茶部屋． 米麦 0.8 合． ネギ・サケの電磁波蒸し． 鶏レバのショウガ煮．
  • 晩 (2050): 米麦 0.8 合． トマト・レタス・イカ・ホタテのカレー． キャベツ・キュウリ・アボガド・ミズナ・ハムのサラダ． 鶏レバのショウガ煮． ヨーグルト． リンゴ．