ぎょーむ日誌 2008-09-30
2008 年 09 月 30 日 (火)
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0800 起床.
朝飯.
コーヒー.
0910 自宅発.
晴.
0925 研究室着.
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また
car.normal()
解説かきのつづき
……
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数式なんかが登場しない「とっつきやすいみかけ」
(みかけ,だけなんだが)
の解説文をめざしていたんだけど,
数式とかがないとどうにもこうにも説明がうまく書けないので,
いつもの解説文のごとく数式とかもいれてみることにしてみる.
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そして図がどんどん増えてる.
えーと,
caption の幅は,
たとえば
\setlength{\captionwidth}{0.7\paperwidth}
といったかんぢで設定する,
と
……
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今日は帰宅して昼飯にするつもりだったんだけど,
作業がなかなかおわらないので
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なにやら水中いきもののデータ解析そうだんメイルが
……
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あら,
鍋嶋さんからお子さん (もうすぐ 5ヵ月) の写真が
……
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ということで,
解説かきはいったんほうりだして,
苫小牧樹木直径成長モデル論文の cover letter
を再チェックしてみる.
まあいいかなあ,
と思えたので鍋嶋さんにお送りしてみる.
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共立出版から
R 作図わざ本
についての問い合わせ.
印刷出力したものの点検はまだやってないんだけど,
とりあえずここまではできてます,
ということで,
ほんやく原稿 PDF ダウンロードする方法を連絡してみた.
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car.normal()
解説かきのつづき
……
私は空間統計学に興味あるんだけど,
けっこう基本的なところで誤解していたような気がしてきた.
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久保の誤解?: GRF (Gaussian random field) は
多変量正規分布を事前分布とする確率場,
と考えればよい
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本日の勉強の結果: これが正しいのかどうかは自明ではない.
上の定義があてはまる場合もある (R の
library(geoR)
とか,ゐんばぐすの spatial.exp()
とか).
少なくとも,
この解説でとりあげている CAR (conditional auto regressive)
model は「ぱっと見」の形式上はどうヒネくっても
多変量正規分布にはなりそうにはない
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GRF はマルコフ確率場なので,
それはギブス確率場である,
というのは問題ないだろう.
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マルコフ確率場:
有限の「近傍」の状態によってある地点の状態をあらわす
確率分布が定義される確率場.
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ギブス確率場:
ギブス分布で定義される確率場.
Hammerseley-Clifford の定理によって,
マルコフ確率場はギブス確率場である.
またギブス確率場において「相互作用」の範囲を限定すると,
それはマルコフ確率場になる.
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さてさて,
問題の空間おーとれぐれっしぶ (ここでは auto-norimal)
なモデルについてだが
……
Banerjee S, Carlin BP, Gelfand AE (2004)
``Hierarchical Modeling and Analysis for Spatial Data''
とか間瀬・武田 (2001) の「空間データモデリング」
の定義をみると
……
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conditonal autoregressive model (CAR):
「ぱっと見」にはどうヒネくっても
多変量正規分布にはならない,
しかし局所状態は正規分布として与えられる
ギブス分布で定義されたギブス確率場 (== マルコフ確率場)
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simultaneous autoregressive model (SAR):
勉強ぶそくでよくわからんけど,
CAR とだいたい同じ,
ただし確率場の定義だけで全体の平均がゼロとなっている.
これをさらにいろいろと単純化して,
各地点の分散が同じで,
spatial autoregression parameter ρ
なるもので結合の強さを表現できるとすると
……
これって多変量正規分布?!
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うーむ,
とアタマをヒネりつつ
(後記: やはり上の CAR に関する記述のうち
「ぱっと見にはどうヒネくっても多変量正規分布にはならない」
はちょっとアヤしい)
1930 研究室発.
1945 帰宅.
うんどう.
体重 70.6 kg.
晩飯の準備.
晩飯.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0830):
米麦 0.6 合.
- 昼 (1350):
研究室.
北大生協サンドイッチ.
- 晩 (2200):
米麦 0.6 合.
チンゲンサイ・ナス・ネギ・干しシイタケ・干しエビのスープ.
ヨーグルト.
リンゴ.