ぎょーむ日誌 2008-08-13
2008 年 08 月 13 日 (水)
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0750 起床.
朝飯.
コーヒー.
0945 自宅発.
曇.
1000 研究室着.
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苫小牧樹木成長 revision メイルやりとり.
現時点の問題点は
……
気温データは林内 (高さ 1.5 m)
で測定したけど,
相対湿度は高さ 19 m で測定した,
というあたり.
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これがなぜまずいかというと,
このふたつを組みあわせた飽差 (VPD)
なる index があって,
ですね.
観測値の測定高度がばらばらでいいかどうか,
という問題.
まあ,
私はてきとーなる返信でごまかそうとしたわけだが
……
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えーと,
VPD の計算やってたのはもう
4 年前
になるのか
……
それはともかく気温依存性の部分は
exp(17.502 * T / (T + 240.97))
なる部分.
これを気温 15-25 度ぐらいの範囲
(なにしろ苫小牧の夏なのだ)
で図にしてみると
(つまり相対湿度一定のときの VPD 依存性なのだ)
……
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まあ,
ほとんど直線である
……
とゆーことはですよ,
高さ 1.5 m の気温と高さ 19 m の気温のあいだの
線形相関が高ければ無問題
(となるように VPD は統計モデルの中であつかわれている)
……
となりませんかね,
とおうかがいメイルを書いてみる.
どうなることやら.
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昼飯.
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苫小牧森林の乾きぐあいについては返信まち状態.
テングザル問題にもどる.
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いろいろ図を書いてみる.
BE グループから見た (-500 -- +500 m 内) 近傍グループの位置.
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近傍グループ数の分布.
季節変動などによる密度変化があるので,
二項分布になるのは自然.
むしろ,
意外なほど (青で示された) ポアソン分布にちかい.
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最近傍グループに対する距離の分布の 95% 区間はこうなる.
> sapply(1:7, function(n)
+ quantile(sapply(1:10000, function(x) min(runif(n, 0, 500))),
+ probs = c(0.025, 0.975)))
[,1] [,2] [,3] [,4] [,5] [,6] [,7]
2.5% 11.624 5.8121 4.5246 3.1796 2.4349 2.3092 1.7322
97.5% 488.718 421.7873 352.3056 299.2731 252.9746 225.4052 200.3385
データとあわせて作図するとこうなる
……
まあ,
こんなんでは「なれなれしい」「よそよそしい」どちらとも言えませんなぁ.
近傍グループ数ゼロは除外されてるし.
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……
とはいえ,
ベイズな空間統計学ってのもなあ.
おもしろそうだけど,
オオゴトすぎる.
松田君によると,
実際に現場で見てるとグループ間相互作用はとうぜんながらあるわけで.
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そうそう.
上の計算では「寝場所は好きに選べる」
と単純化している.
実際には寝るのにいい樹木がある場所に限定される.
しかし上のように単純化しても,
なんともいえないわけで.
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まあ,
いろいろやったことで,
とりあえず全体の見とおしはわかった.
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……
と検討してると,
英国で開催されてた国際霊長類学会からかえってきた
松田君から修正されたデータが送られてきた.
川の水位とおサルの「なれなれしさ」に関連あり?
アヤしげなハナシだな.
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また呪われゑくせるファイルを変換.
新しい列が追加されたんで改造が必要だったけど,
昨日つくった R プログラムですぱっと変換.
上の水位バナシはやはりアヤしいとわかった.
水位は対数正規分布的で,
上のほうの図でみたようにおサルグループは負の二項分布
(低密度が最頻値)
だから,
というだけのハナシだ.
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今日のおサルデータ解析はこれぐらいにしとくか.
1850 研究室発.
1905 帰宅.
ちょっとうんどう.
晩飯の準備.
晩飯.
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[今日の運動]
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腹筋運動 30 ×
3 回.
腕立ふせ 10 ×
3 回.
スクワット 100 回.
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[今日の食卓]
- 朝 (0830):
米麦 0.6 合.
サバの電磁波酒蒸し.
- 昼 (1250):
研究室.
納豆巻.
- 晩 (2150):
米麦 0.7 合.
サバの電磁波酒蒸し.
ゆでコマツナ.