ぎょーむ日誌 2007-12-07
2007 年 12 月 07 日 (金)
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0730 起床.
朝飯.
コーヒー.
0900 自宅発.
晴.
0915 研究室着.
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昨日,
再計算を命じておいた熱帯樹冠の階層ベイズモデルの再計算が
12 時間 10 分を費やして終了していた.
収束はぎりぎり.
この計算時間や収束は
もっとうまく「個体差」をいれれば改善できるかもしれない.
今回はその余裕がなかったけど.
今回の変更点は樹冠深度 vs 樹冠幅の関係を isometric から allometric
にしたというあたり.
樹冠幅はアタマうちが「速い」よーで
(事後分布表,
BUGS code).
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矢澤さんによると樹冠深度 vs 樹冠幅ではなく樹高 vs 樹冠幅
のほうがよい,
ということでまた 12 時間超の計算を命じてみる.
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Ripley 御大が二日ほど前に R-help に
Schwarz (1978) の criterion (まあおそらく BIC)
について
回答
しておられる.
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これは「情報量規準」として宣伝されるものではない (?)
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もともと直線回帰のために作られて,
他の連中が別の状況に適用してきた
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クラスタリング
(クラスター分割)
のような方法は Schwarz
のわくぐみと合致しない
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パラメーター推定だけでなく要素をどのグループにいれるか,
という分配も含むから
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AIC もこの目的には使えない
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Banfield & Raftery (1993; 検索)
はこういう状況での Schwarz 的な規準を検討した
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しかし導出などはぜんぜん異なる
まあ,
モデル選択ってのはなかなか難しいところもある,
と.
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で,
また査読ぎょーむ#2 のつづき.
けっきょく大改定を要求する査読報告かきになりそう
……
イヤだなぁ.
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あまりススまぬうちに昼飯.
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自分の査読報告かきがススまぬので,
revision reviewing が 2.5 ヵ月ススんでない母子里林冠モデルの
督促メイルを AFM の associate editor に送ってみる.
すごく丁寧に書いたつもりなんだけど
……
こんなメイル受け取ったら先方もイヤだろうなぁ.
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熱帯樹冠につづいて,
苫小牧樹木てっぺんシュートモデルも
軸の太さ vs 長さを allometric にしないとおかしいんでは?
というハナシが.
図示してみるとたしかに,
樹高によって変化する比例関係でコレを表現するのは無理がありそうだ.
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じつは世の中で「長枝・短枝」よばわりされてる分類なんかも,
樹種によってはこういった 2-4? 次曲線ぐらいで表現される
連続的なる関係にすぎないのかもしれないねえ.
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そして Mo とか D-L 関係の推定がマズそうな樹種のうちいくつかは,
「材密度」なる数量 (including 軸の立体的なカタチ)
の推定もうまくいってないらしい,
とわかってきた
……
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査読報告かき#2 はまだ途中だけど撤退.
1940 研究室発.
1955 帰宅.
晩飯の準備.
晩飯.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0830):
切り干しダイコン炊きこみ飯 0.7 合.
ネギ・卵の炒めもの.
- 昼 (1320):
研究室お茶部屋.
切り干しダイコン炊きこみ飯 0.7 合.
リンゴ.
- 晩 (2120):
切り干しダイコン炊きこみ飯 1.0 合.
ネギ・豆腐の味噌汁.
ダイコン・キュウリのサラダ.