「ぎょーむ日誌」目次に戻る
|
KuboWeb top に戻る
|
twilog
|
atom
ぎょーむ日誌 2007-08-05
苦情・お叱りは, たいへんお手数かけて恐縮ですが, 久保 (
kubo@ees.hokudai.ac.jp
) までお知らせください.
本日
(
kubolog20070805
) |
次の日
|
1 日前
|
7 日前
|
31 日前
|
365 日前
|
top
2007 年 08 月 05 日 (日)
0650 起床. 沖縄滞在 3 日目. コーヒー. 食堂でまたアリ雑談. 「すきあらば泳ぎにいく」 伝説もつ東さんたちはまたしても海に泳ぎにいった. ムシ集めにでるヒトたちもいる. ぎょーむ日誌かき. 朝飯.
0900 よりアリ研究会 2 日目. 本日は 15 分間の一般講演の連続. 最初はアルゼンチンアリ発表がつづく.
ありがたいことに与那フィールド管理棟 3F で研究会参加者 のためにネット接続の準備があったので, なんとなく接続して, ぎょーむ日誌など更新. ISDN かしらん?
尾崎さんがエゾアカヤマアリの行動生理学的な発表 (neural network でにせアリ作ってる私には興味ぶかいものでした). つぎに私で, (尾崎さんと説明がかなり重複していたので省略できて) 13 分ぐらいで終了. めでたしめでたし. 質疑応答は「その,
にゅーらるねっと
, というのは『学習』できるんですか?」 といった方向になりがちだったが …… ここで休憩時間.
休憩後はアリ群集・系統地理学の話がつづく. 群集データはべいづであつかいたいデータですね ……
昼飯. アリ群集モデリング議論, とか. どうも当地はとつぜんの雨, がよく降るようで.
午後の最初の 1 時間は招待講演者の山内さんによる特別講演. Local mate competition による性比のゆがみ, 無翅オス間のさまざまな闘争 (年長者がすべて独占,長命化など) をいろいろなアリで紹介された. 北大のアリ院生 3 名の発表が聞けたのはよかった.
また 15 分間の一般講演が夕方までつづく. 分子 - 個体群動態スケイルのハバ広い話あれこれ. アリ研究者はアリ研究に使えそうなどういう方法論も OK という広食性のよーで …… 「アリ愛」というか. アリ研究者は自宅でアリ飼ってるヒトが多い, とわかった.
私のハナシなんかでも, あとから数名から「難しかった」とご批評いただいたものの (反省), なンかいろいろ使えるかも, というコメントも.
1640 一般講演終了. 休憩後は日本蟻類研究会の総会なんで, 私はロビーでだらだらしてみる.
与那でーた解析こんさる出張所. 「何回攻撃が観察されたかを説明するモデル」 「猛烈なるアリ個体差 (11 個体)」 といういかにも教科書的な
GLMM
な状況だったので,
R
で作図して
glmmML()
+ AIC でモデル選択する状況にもちこむ. 「検定・ゆーい差しなくていいんでしょうか?」 と不安そうなので, これまたいつもの説得.
晩飯.
[与那フィールド食堂]
晩飯後の様子. 酔っぱらうと「アリ愛」が抑制なくあふれでてしまって, アリ話に暴走してるヒトたち. 「アリ愛」がいささか不足ぎみな私にはどうにも近よりがたい …… などと思ったら, いきなり「よーし,夜の森林で活動してるアリを見に行くぞー」 の一声で皆さん「えー,ハブがこわいなあ」 とはしゃぎつつぞろぞろと. 私は呆然と見送る.
残ったひとびとも「自宅でアリを飼うこつ」 とか教えあってるなぁ.
「…… って工夫してみたんですけどね」
「いやいや,それがアリからみたら快適かどうかはわからんでしょう」
「今回の出張中のアリの世話はどうしておられますか?」
「4-5 日の出張の場合はですね ……」
「アリ愛」欠落ぎみなアリ作文を修正してみる. 心配だったアリ発表がおわったせいか, アリ情報ちょー高密度空間に投げこまれたせいか, 沖縄出張出発前より格段にはかどる.
1-2 時間ほどがんばってたんだけど …… いつしか アリのいろいろな種名がどんどんでてくるハナシ を拝聴することに.
[今日の運動]
うんどう休養日 …… 今日は建物内から一歩もでなかった
[今日の食卓]
朝 (0750): 与那フィールド朝食. ごはん. 豆腐の味噌汁. ゴーヤ・タマネギ・卵の炒めもの.
昼 (1220): 与那フィールド海苔弁.
晩 (1850):
[与那フィールド晩飯]
魚種不明ながらおいしい刺身がメインの 沖縄家庭料理ふう. 「演習林めし」 というと凶悪な分量だすところが多いけれど, ここはじつに適切な分量・内容.
本日
(
kubolog20070805
) |
次の日
|
1 日前
|
7 日前
|
31 日前
|
365 日前
|
top
KuboLog
|
KuboWeb