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ぎょーむ日誌 2007-05-24
苦情・お叱りは, たいへんお手数かけて恐縮ですが, 久保 (
kubo@ees.hokudai.ac.jp
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2007 年 05 月 24 日 (木)
0740 起床. コーヒー. 朝飯. 0915 自宅発. 晴. 0930 研究室着.
トドマツ原稿ファイル修正作業.
昼前に東大日光植物園の市橋さんがきてくださったんだが …… 誰も対応するヒトがいないので, 宮田さんにおともをお願いして, 私が昼飯におさそいすることに. ツル植物の楽しいハナシをいろいろとうかがう.
1330 より
Trendy セミナー
, 市橋さんによる木本 (落葉) ツル植物の生態学 talk. サルナシ,ツルウメモドキ,マツブサ,ミツバアケビ,イワガラミ (←これだけ付着根もつもので,他の 4 種は巻きつき茎型) の 5 樹種の比較. 興味ぶかかった点としては ……
ツル植物にもシュートの機能分化あり, 探索枝・普通枝にわかれる …… これはほぼ長枝・短枝に対応? (普通枝から探索枝はでない, など)
さらに探索枝重視か普通枝重視かで 森林内のすみ場所がちがっていそう …… 探索枝重視のサルナシなどは林縁の (樹高が比較的低い) host 木にとりつき (そして樹冠上に葉を展開), 普通枝重視のものは林内の host 木に (そして樹冠内に葉を展開)
さらにサルナシみたいなツル植物は「移動」して host 木を乗り移っていくらしい …… 目的論的な説明としては林縁ではよく倒木するから
[ツル植物セミナー]
この生活形の植物を モデル化して (つまり抽象的に) 考えると, ふつーの木本樹木のように考えることもできそうな部分 (長枝・短枝あるいは伸長・繁殖への資源分配, 光・水ストレスに応じた伸長様式など) とつる植物独特な部分 (探索枝をたくさんだすと host 木を変更できる可能性たかまるので寿命を延伸できる) をわけたらおもしろいかも, と.
低温研の黒沢さんもセミナーに参加されていて, ツルウメモドキまにあっくなハナシを (カラスは種子散布者かもしれないけどフンが大きすぎると 発芽直後の高密度状態にツルウメモドキが耐えられず自滅するかも? など).
昨年 10 月
の John Silander さんのハナシともいろいろと関連していたり. あと, 今回の 5 樹種の中で, 唯一ツルウメモドキだけは (シウリザクラのごとく) 根萌芽 (sprouting) するそうだ.
その後, お茶部屋でまたツル植物雑談. 永光さんもセミナーにきておられたので, シウリザクラ相談なども. 今日はひさしぶりに口頭による生態学ハナシをいろいろやった, というかんぢだ.
またトドマツ原稿作業.
本日なすべき修正作業はひととーり終えて, また一連のファイルアップロード作業. 1845 研究室発. 1900 帰宅. 洗濯. 晩飯の準備. 晩飯.
2300 自宅発北大構内走. 2345 帰宅.
[今日の運動]
北大構内走 45 分間.
ストレッチ
[今日の食卓]
朝 (0800): パンケイキ.
昼 (1230): 市橋さん・宮田さんと「きゃら亭」の昼定食. 白身魚 (なんだったのだろう?) ソテー, 和風ソース.
晩 (1930): 米麦 1.0 合. ニラ・豆腐のトマトスープ.
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