ぎょーむ日誌 2007-05-07
2007 年 05 月 07 日 (月)
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0820 起床.
コーヒー.
朝飯.
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……
また朝から
アカマツ
計算にかまけてしまった
……
0940 自宅発.
曇.
0955 研究室着.
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アカマツ当年生シュートの資源獲得・資源分配 &
バイオマス成長の階層ベイズモデル,
初期重は「小さめ」という前堤で計算できないか試行錯誤している.
「葉重の初期重量の平均 1 dw g」
なる事前分布のもとで MCMC 計算して得られた推定結果を plot してみると
……
うーむ,
変なズレかたしてるな.
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8 月の沖縄研究会のあと,
琉大のほうにしばらくおじゃますることに.
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アカマツ試行錯誤つづく.
初期重に「個体差」いれても収束はがたがたになるわ,
「変なズレ」は改善されないわ
……
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成長速度に「個体差」をもたせるのもなかなかもっともらしいのだが
……
指数関数的なバイオマス成長に「個体差」もたせるのは,
なんというか sensitive すぎるというか,
ここで何もかも「説明」できてしまうのでマズい,
とわかった.
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資源分配きりかえの中間点を個体ごとに可変とする,
ってのはもっとマズい,
とわかった.
すごくむちゃくちゃになる.
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資源分配関数を「個体差」で上下させると,
チェンバー実験のほうはかくのごとくがたがたになる.
収束もよろしくない.
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いきづまったので昼飯.
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アカマツ計算.
成長期間に「個体差」いれるとかなりガクガクした
fitting になる,
と.
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「個体差」による説明をあきらめて,
初期重をすきなように選べるようにするとこうなってしまう,
と
……
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たいへんウスい壁で仕切られた隣の部屋 (講義室)
では,
なぜかしら東さんが何やらでかい声で
「えー,
DNA ってのはだなぁ……」
と
「高校生物」
みたいな授業やってるな
……
まあ,
ここ地環研にくる大学院生たちの勉強履歴は「個体差」おおきいので,
それに対応してるつもりなのかもしれないが.
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初期重小さめ &
アカマツ「個体差」あきらめモデルにおいて,
資源分配の中間切り換え点をもっと自由に選ばせるようにしたら
……
ちょっとはマシなみかけか?
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1750 研究室発.
1800 帰宅.
晩飯.
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とりあえず,
ここまでの推定結果をわかってもらうため,
アカマツモデルのごく簡単な
説明
とか書いてみる.
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お,
地震
だ.
時刻は 2309.
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アカマツモデル説明のメイル書き.
……
と同時に,
生理生態の分野で,
こういう観測データが得られたときに,
成長段階の各時刻における資源分割をこうだと仮定した
(素過程の組みあわせにすぎない)
簡単なシュート成長モデルを構築して,
観測データにあわせてそのパラ
メーターを推定しました,
というごく基本的なハナシなんかは
意外と考えられてないような気もします.
皆さん,
割算値に依存しすぎではないでしょうか
……
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0840):
モリモトのバタール.
ネギ・豆腐・卵の炒めもの.
- 昼 (1400):
研究室お茶部屋.
モリモトのバタール.
- 晩 (1920):
米麦 0.8 合.
ネギ・タマネギ・シイタケ・豚肉の炒めもの.
キュウリ.