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ぎょーむ日誌 2007-05-02
苦情・お叱りは, たいへんお手数かけて恐縮ですが, 久保 (
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2007 年 05 月 02 日 (水)
0830 起床. コーヒー. 朝飯. 0950 自宅発. 雨. 1005 研究室着.
アカマツりはびり計算の検討のつづき. モデルのホネぐみとしては昨日試算してみたような 光合成補償的資源分配 + 成長モデル, でよいだろう. 問題は複数調査地のあつかい, 「個体差」のいれかた, 呼吸のモデリング, といったあたりかしらん?
いかん, 朝からばてぎみ ……
とりあえず, アカマツ当年生シュートの重量 (同化部 + 非同化部) 見とかんといかんだろう, ということで …… うーむ, やはり OTC (実生) と極楽寺山 (成木) でぜんぜんちがうなぁ.
で, そのうちわけはこう, と.
そして上のような観測データ作図で少し正気になったんだけど, 昨日の「光合成補償的資源分配モデル」とやら, もひとつ何か詐術が必要とされているねえ ……
[非同化部!]
あたりまえだけど同化部への分配 p が減少すれば, そのぶん非同化部の最終到達重量は増大するわけぢゃん. このあたり何かまた別の説明というか詐術が必要とされているねえ …… つまり枝の先端からどんどん根元方向の部品に納税・収奪されている, といったハナシとか?
ちょっと横道にそれて瞬間光合成速度とあるしーづんの同化重量について. ナノモル二酸化炭素の毎 g 毎秒とか言われてもよくわからんので, 仮定をおいて換算してみる. 換算してみる.
瞬間光合成速度:
60 nmol CO
2
g
-1
s
-1
一日の光合成時間:
60 × 60 × 12 s
一シーズンの光合成日数:
200
とすると, 一シーズンの同化量はおよそ 5.2 mol となり, 炭素重量でいうと 62.2 g, 「バイオマス」の半分が炭素だとするとバイオマス同化量は 124.4 g となり, まあ当年生シュートの成長量が「独立採算」だと仮定しても それほどケタちがいというわけでもなさそう.
ああ, またばかなコト書いてしまった! これは 1 g の針葉が 200 日間にかせぎだすバイオマスだ. 実際には針葉の重量はシーズン中にどどっと増えるので, これの何十倍も炭素固定している …… つまり当年生シュートにおけるかせぎの大半は枝・幹・根など既存部品たちに カツあげされてるわけだ.
えーと, この搾取の構造とそれを当年生の非同化部が横どりするようなモデルが必要 …… うーん, 当年生の非同化部重量には上限アリ, みたいなハナシ? うーん ……
昼飯.
小林さんとアカマツメイルやりとり.
VikiWiki
で
アカマツペイジ
作りなおしてみる.
うーむ, 考えてみればアタりまえのことだったんだけど, 物質収支が当年生シュート内で閉じてるわけなかった. ということで, 「流出」についてナヤみ中 …… いやそれはじつはたいして問題ではなくて, 当年生に残された資源の分割こそが問題なんだよね.
例によって例のごとくというか, ゐんばぐすではちょっとコったプログラム作ろうとすると たちまち行き詰まるんだよね …… いま考えてる「策」は, 「まずは茎が成長し,その後に針葉が発達する」 というアカマツシュート性質を
悪用
したもので, これならなんとかなりそうな ……
釈然とせぬまま 1830 研究室発. 晩飯. 2000 帰宅.
[今日の運動]
腹筋運動 30
×
3 回. 腕立ふせ 10
×
3 回. スクワット 100 回.
[今日の食卓]
朝 (0850): 米麦 0.5 合. トマトソース.
昼 (1350): 研究室お茶部屋.
イソップ
のバタール. プロセスチーズ.
晩 (1900): 北 12 西 4 「ねこや」特製チキンソテー. おいしかった.
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