日本生態学会54回全国大会 一般講演 でご講演予定の 「屋久島照葉樹の葉寿命推定の階層ベイズモデル」 の要旨がまだ登録されていないようです.なるメイルが. わかってますって.
締め切り(2007年1月9日17時)が迫っています. ……
[glmmml] fail = 1 以下にエラーglmmML.fit(X, Y, weights, start.coef, start.sigma, fix.sigma, :といったエラーがでて計算してくれなくなることがある. こういったときは
glmmML(あれこれ, start.sigma = 2)などというふうに
start.sigma
値を設定してやるとうまくいく場合がある.
start.sigma
とは
sigma
の「最尤推定のための試行錯誤計算をスタートする時点での仮の値」
である.
じゃあ,
sigma
って何なのかと言えば,
GLMM
において「個体差」など random effects を表現させている
正規分布の「幅」のことで,
値の大きさが「個体差」の大きさをあらわしている.
start.sigma
を指定して計算させる場合,
start.sigma
の default 値は 0.5 なので
(help(glmmML)
参照),
0.5 より大きい値を設定してやる必要がある
……
最尤推定の収束計算がうまくいかない場合,
たいていは
start.sigma
が小さすぎるためだ.
glmmML()
になっても依然としてこの
start.sigma 変更わざ
が必要な場合があるんだな
……
ただし,
ちょっと試した範囲では,
以前とは異なり
start.sigma
によって結果がどんどん変わる,
といった悪しき事態にはなりにくそうな気がするんだけど
……?