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0640 起床.
朝飯.
コーヒー.
怠業.
洗濯.
ひたすら洗濯.
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いつまでも怠業生活を続けるわけにはいかんので
……
1200 自宅発.
曇.
荷物重くてツラい.
1220 研究室着.
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ネット雑用.
なぜかいきなり外国からお電話攻撃くらったり.
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新春早々,
粕谷さんから「ベイズ推定の点推定値」
というお題の宿題をだしていただいたので,
私の「回答案です」
(←というのが昨年の
変漢ミスコン賞
だそーで).
私の理解では,最大事後確率 (Maximum a posteriori; MAP) 推定値つまりモー
ドを使うのが普通なのではないかと思います.なぜかといえば,これが最尤推
定値と対応しているように見えるからです.しかしながら,モードの推定は
めんどうをともなうことが多いので,事後分布が「左右対称」っぽいのであれ
ば期待値を使えばよいだろうし,期待値ではまずかろうという時には中央値が
使われているのではないでしょうか.
ちょっとハナシがずれるのかもしれませんが,MCMC 計算を「モンテカルロ積
分」ととらえるなら,これは期待値を使うほうが普通になるんでしょうね.
夜になってからの補足.
……
使う目的とかにもよるんでしょうね.われわれにはあまり使う機会がないのか
もしれませんが,事後分布が離散確率分布になるような問題 (例: ベイズ的画
像修復) なんかだと期待値よりも MAP 推定値を使うほうが自然なのかもしれ
ません.
点推定的な発想は今後も必要とされるのかもしれません.Bayesian な論文な
んかでも事後分布がどういうカタチであるのか,を (計算結果の Table など
で) 表現するのに事後分布の 95% 区間だけでなく平均値や中央値を使うのは
よくみかけます.
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昼飯.
本日も院生密度は低い.
今のうちにあれこれススめたいところだが
……
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年末に
(理由はよくわからないんだけど)
甲山さんから 2004-2006 年の口頭発表のたぐいのリストをだせ,
というメイルをもらったんで,
年頭単発雑事としてそれを処理してみることに.
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今まで口頭発表・ポスター発表の一覧は作っていなかったので,
新しく準備しなければならぬ.
再利用のこととか考慮して
(今月また助教書類とか提出せんといかんしね)
BibTeX
で何とかならんかな,
と試行錯誤してみる.
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つまらない雑用,
せいぜい楽しく,
ということで
……
その試行錯誤 (これまた雑用を少しでも楽しくする手口)
の一端を縷々説明してみよう.
まずデータベイスファイル
presentation.bib
はこんなかんぢで項目をならべていく.
@Misc{UseR2006,
Author = {久保拓弥},
Title = {{MCMC} 計算まわりでさまよう {R} ユーザー},
HowPublished = {統計数理研究所共同研究「Rの整備と利用」研究会},
month = {12 月 9 日},
year = 2006,
note = {統計数理研究所, 東京},
}
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これの一覧を生成させる
presentation.tex
はこんなかんぢで.
\documentclass[12pt]{jarticle}
\begin{document}
%\nocite{*} % データベイスファイル内の全部をだせという命令
\renewcommand{\refname}{\Large 口頭発表・ポスター発表}
\bibliography{presentation}
\bibliographystyle{junsrtKai} % 「引用」順
\end{document}
さて,
ここでもちいている junsrtKai.bst
なるスタイルファイルがいんちきなもので,
/usr/share/texmf/jbibtex/bst/junsrt.bst
(これは引用順に一覧を生成する bst ファイル)
を作業ディレクトリにコピーしてファイル名を改竄して,
年月日表示のところに手を加える.
FUNCTION {format.date}
{ year empty$
{ month empty$
{ "" }
{ "there's a month but no year in " cite$ * warning$
month
}
if$
}
{ month empty$
'year
{ year "年 " * month * }
if$
}
if$
}
われわれが普段お目にかかるプログラミング言語の中で
もっとも凶々しいモノのひとつ BibTeX style
定義言語については沈黙を守りたい.
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Makefile
はこうなる.
junsrt
(を改竄した bst ファイル)
を使っているので
bibtex
ではなく jbibtex
を使わねばならぬ.
TARGET=presentation
dvi: ${TARGET}.dvi
${TARGET}.dvi: ./${TARGET}.tex ./${TARGET}.bib
platex ${TARGET} #1
jbibtex ${TARGET}
platex ${TARGET} > /dev/null #2
platex ${TARGET} > /dev/null #3
……
てなことを試行錯誤してるうちにできました.