ぎょーむ日誌 2006-10-17
2006 年 10 月 17 日 (火)
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0830 起床.
なンかよく眠れんかった.
朝飯.
コーヒー.
0935 自宅発.
雨.
0950 研究室着.
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アカマツ光合成原稿みなおす.
平和に始まったかのように見える一日であったが,
じつは本日はデータ解析依頼数の「特異日」であったらしく
……
じつに 6 件のことなるデータ解析相談があった.
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1030 より
研究室セミナー,
本日は志水さんで,
大雪山系のあちこちで地衣類の子器の個数はどのようにきまるか,
ということを調べた調査報告.
維管束植物の繁殖器管と異なる点は,
子器はいったん作られたらその後はずっと存続する
(おそらく機能もしている),
ということ.
したがって個体上で観測される子器はこれまでの繁殖努力の累積,
みたいな数量になってるわけで.
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セミナー後,
これをどう統計モデル化するか,
という相談.
岩面差 + 個体差という二重 random effects を考慮しないといけないので,
やはり Bayes model 化が無難であろう,
という方向で.
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昼飯.
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今年度最初の
ゑくせる→「R でのデータ解析やりやすい形式」
変換ぎょーむ相談.
そういうしーづんになりました.
依頼者は
サロベツ
で調査してる江川さん
……
うーむ,
この元データファイル,
二年に一度ぐらいしか遭遇しない
(←ってのは過小推定頻度かもとオソれているのだが)
難解系だ.
「……
それだったら,
ワタシ,
ゑくせる上で手作業でなおしますよ」
「手作業はダメです.
またべつのまちがい混入のもとです.
ここはフィルターによる自動変換が必要です」
「そのプログラミングは R でやるんですか?」
「いーえ.
こういうケガれ仕事は上品な R にはむいてません.
奇妙なゑくせる表の変換といえば,
ケガれ言語 Perl の独壇場,
ですかね」
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次は「熱帯の多樹種」
+ 「樹木のカタチ」なる二重苦を師弟ともども
好きこのんでしょってたつ
(そして熱帯亜熱帯データが苦手な私にあれこれプログラム作らせたがる)
矢澤さん・甲山さんの Pasoh 測定個体選抜→調査野帳自動生成問題.
私などは 50 樹種 1000 本を一ヶ月で樹高その他樹冠測定,
とか聞いただけでも気が遠くなるのに,
それを 4 セットとか 8 セットとか準備しろなどとゆー
想像を絶した
``Tomorrow the world!''
なハナシがあってですね
……
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これらにくわえて学外からのメイル相談 3 件.
ついでに査読依頼 (命令?) が一件.
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……
で一日がオワった.
まあ,
たぶん一日の相談件数はポアソン分布ではなく,
(原因は不明だけど)
負の二項分布にしたがうのだろう.
そうに違いない.
1800 研究室発.
また
(大学と自宅の中間にある)
秀岳荘
にたちよってみる.
本日は開店してる.
で,
壊れ登山靴みせると,
メイカー (in ドイツ) に送らないとダメですね,
ぼろぼろですね,
修理はたいへんになりそうだから修理しないほうがよいでしょう,
で終了.
1830 帰宅.
晩飯.
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登山靴,
どうせ修理できないんなら,
ということで自分で修理を試みる.
まずは
東区の北 9
の
Homac
に強力接着剤買いにいく.
よくわからんので,
業務用「超多用途」
セメダインスーパー X
(黒) 1280 円を購入.
これで修繕できるなら安いもんだ,
なんだけど
……
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で,
帰宅して接着
……
この革製登山靴はちょっとかわっていて,
古典的なやつだとシャンクと甲革は縫合されてんだけど,
これはなんというか「プラぐつふう」パーツ構成になってて
(ワンタッチアイゼン装着を可能にするため),
縫合ではなく接着されていた.
で,
そのシャンクに該当する部分
(合成樹脂製)
がぱかっと外れたので,
接着剤でくっつけてみようという試み.
カタまるまで 24 時間ぐらいかかるらしい.
手とかにべたべたとくっついてたいへんなことに.
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で,
またメイルかきだのデータ変換だの
……
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0850):
米麦 0.7 合.
コマツナあえもの.
コンニャク・ワカメの味噌汁.
- 昼 (1320):
研究室お茶部屋.
食パン.
- 晩 (1910):
米麦 0.7 合.
ゆで塩ザケ.
コマツナあえもの.
ワカメ・豆腐の味噌汁.