ぎょーむ日誌 2006-08-24

2006 年 08 月 24 日 (木)

• 0600 起床． 0800 宿発． 曇． 宿ちかくのコーヒー屋で朝飯． 昨晩踏査したとおり， 渋谷区を西にむかって目黒区に入って 0900 東大駒場キャンパス着．

[東大・駒場キャンパス]

樹木が多くて静かなよい環境でした．

[会場]

60 人ぐらいのヒトたちが参加されたとか (追記: 80 人ちかく，だそーで)． やはり東京だと集客がよい …… この時期に北大でこのお題でやったらせいぜい 15 人ぐらいだろうな．

• 0930 生物資源の数理モデリング はじまり． 植物モデリングより (竹中さん，私，島谷さん) と水産資源解析より (他のみなさん) という組合せ
• さて， 午後にやった私の 発表 だが …… まあ， 時間内にまとまったのは良いとして， 階層ベイズモデルの御利益とか伝えるにはまだまだチカラ不足でしたなぁ． 私の前後に話された岡村さん・北門さんの明晰な 「計算の良さを示す手順」 を見つつ， つくづくそう思った． まあ， 冒頭に申し上げたように 「このあたりホントに勉強を始めたばかりで， こういうところで発表すれば， 自分の理解が良くなるかなという利己的な理由で」， まさにそのとおりだったわけだが．
• そして午後の休憩時間にまた竹中さん・梅木さん・酒井暁子さんに包囲されて 「つるしあげ」 をくらってしまう．

[ゑくせる伝導者・島谷さん]

「私 poorpoint の使いかたぜんぜん知らないんですよ」 といいながらいきなりゑくせるファイルを開いてはじまった島谷 talk． 「そるばーではこの問題は限界」 とか 「ゑくせるでは行列の det 計算はなぜか 64×64 まで， しかしそんなコトどこにも書いてないのが MS 的というか」 とケナしつつじつに楽しそうでした．

• 1700 終了． ススまぬ準備の日々には 「東京出張かあ， しんどいなあ」 とうだうだしてたわけだが， 来てみれば「参加してよかった」と思えるシンポジウムでした． 準備・参加された皆様， どうもありがとうございます．
• 渋谷東急のちょっと西にある居酒屋でうちあげ． 嶋田研 M1 (!!) の堀部君からにうらるねっとイエバエの育種・生理・行動生態に 関していろいろと教えてもらう． ぢつに興味ぶかい． そうか， 二層 neural net + 短期記憶だけでそこまで採餌行動を自律制御できるのか． 放置してある危険爆発物たるアリ研究で何か使えるかも ……
• 2150 宿に帰着． ばてた．
• 「査読にとにかく時間かける」ポリシーなど反主流派ぢゃーなるとして知られる Ecological Modelling がまたやってくれましたよ …… アカマツ論文， 最初の査読に 9ヶ月ついやして major revision, 今月はじめにその修正稿 (いきなり ベイズモデル化 してしまった当方もどうかと思うが) を提出して「まーた再査読に何年もかけるつもりだろう」 と思ってたら， 今度はいきなり accept． あっけにとられるやら， これまでのアカマツモデリング 「苦難の道のり」 ふりかえって感慨にふけるやら． ともかくますます脱力． いろいろとお世話になった共著者の香川大の小林さんに連絡．
• [今日の運動]
  • うんどう休養日
• [今日の食卓]
  • 朝 (0820): 宿ちかくの Newyorker's Cafe． コーヒーとベイグルのセット． 390 円．
  • 昼 (1210): 箱山さん・森本さんと東大駒場の生協で． カレー． 230 円．
  • 晩 (1810): 真魚． トビウオの刺身とか珍しいものがいろいろと …… いいものは全部東京に集められてしまっているのだろうか． シンポジウム主催の遠洋水産研からの謝金 10000 円はここで償却した． じつに正しい使い道だ．