第2回「生物資源の数理モデリング」シンポジウム (演題等変更の可能性があります) 日時 2006年8月24日(木) 9時30分から17時まで 場所 東京大学・駒場キャンパス・11号館1106号室 (京王井の頭線・駒場東大前下車すぐ) http://www.c.u-tokyo.ac.jp/jpn/kyoyo/map.html 生物資源の保全・管理において、数理モデルによる評価および予測は重要な役 割を担いつつある。しかし、扱う問題が現実的であるほど、モデル化の際の困 難も多く、手法の高度化とともに、新たな発想が求められている。今回は、生 態学、水産学、統計学に関する様々な話題を通して、これからの野生生物の数 理モデリングにおいて何が必要なのか考えてみたい。 9:30 - 9:50 黒田啓行(遠洋水研) 「シンポの趣旨説明&アホウドリ混獲評価プロジェクトの紹介」 9:50 - 10:30 藤田剛(東京大) 「房総丘陵におけるシカ個体群管理のための空間明示モデル」 10:30 - 11:10 竹中明夫(環境研) 「多種共存メカニズムは,森林の構造にその痕跡を残すのか」 11:10 - 11:50 箱山洋(中央水研) 「在来淡水魚の生息地ネットワーク:湖沼-河川-水田の系に着目して」 (昼食) 13:00 - 13:40 岡村寛・仙波靖子(遠洋水研) 「アオザメ個体群トレンドの復元問題」 13:40 - 14:20 久保拓弥(北海道大) 「植物生態学研究で使われている MCMC 計算の紹介」 14:20 - 15:00 北門利英(東京海洋大) 「遺伝統計学的方法による集団構造の推定」 (休憩) 15:20 - 16:00 島谷健一郎(統数研) 「ベイズ型ノンパラメトリック推定」 16:00 - 16:40 竹内幸夫(遠洋水研) 「水産で使われる統合型資源評価モデル」 16:40 - 17:00 総合討論