ぎょーむ日誌 2006-07-29
2006 年 07 月 29 日 (土)
-
0800 起床.
朝飯.
コーヒー.
洗濯.
あまりにも住環境が悪化しているように思えたので,
室内の片づけ.
-
1140 自宅発北大構内走.
晴.
1225 帰宅.
体重 74.2kg.
あいかわらず重い.
昼飯.
-
北大構内走しながら,
また光計算問題,
つまり当面の研究には何の関係もない問題について検討していた.
本日は多少はマシな進捗があった.
-
以前に,
「速くて不精確」
⇔
「遅くて精確」
をきりかえられる,
いわば「すけいらぶる」な計算方法になれば理想なんだが
……
とか書いてたけど,
この方向で考えるのは難しいので,
ヤメたほうがマシかも,
とサトりつつある.
-
では,
どうするかというと,
-
「遅くて精確」
: おそらく (推定すべき) パラメーター不要
-
「速くて不精確」
: 「補間」のためのパラメーターなどがいくつか必要
という関係に注目して,
「遅くて精確な眼」
を教師にして
「速くて不精確な眼」
を鍛えて学習させればよい.
そして学習ずみの
「速くて精確ではない,ただし鍛えられた眼」
だけを使って樹木・森林シミュレイションをやればよい.
-
学習段階では,
「遅くて精確な眼」
と
「速くて不精確な眼」
を同じ場所に同じ方向に配置して同じ光景を見させる.
で,
「速くて不精確な眼」
の光像生成統計モデリングに必要なパラメーターを
「遅くて精確な眼」
がみた光景をもとに推定させる,
という方式だ.
-
これら二種類のあいだの眼は視界のデータ構造以外は
何も関係なくてもよい.
しかしながら,
まあ,
実際に作るとしたら共通の「部品」を使うことになるだろう.
たとえば天球分割集合とか光計算の境界条件だ.
-
境界条件は六面あるうちの三面のカベに
(境界条件計算用に派生してやったちょっと特殊な)
「眼」を並べてうめこんでやればいい.
境界条件用の「眼」を交換することで,
周期・反射・固定それぞれの境界条件に対応できる.
これは今までやったことない計算方法だけど,
今までのものよりさらにすっきりしているように思う.
-
このあたり私はこれまでの計算では数年前に作った
TravelGuide
という計算クラスを作って対応していた.
これは「視線」を三次元空間内で延伸させるもので,
さらにその途中でカベにあたったらどう処理するか,
といったコトもやらせているわけだが
……
おもしろいことにというか不謹慎なことにというか,
TravelGuide が動くようになったのが
9.11 事件の次の日
で,
そういうご時勢なのに
(「視線」が)
カベにぶちあたるだの誘導するだの何やら嬉しそうに書いてるんだよね.
-
wikipedia の
正二十面体
(icosahedron)
の解説,
なかなかよい
(とくに Cartesian coordinates).
なんでここでいきなり正二十面体が登場するのかといえば,
視界というか天球分割は正二十面体から始めて
再帰的に細分化していく方式が使われているから
……
まあ,
私はめんどうなので
八面体分割
とかやってるわけだが.
-
1500 自宅発.
晴.
札幌駅まわりの本屋うろうろ.
1540 研究室着.
下の写真は地環研玄関ホール,
おーぷんゆにばーしちー
のポスター展示.
-
ひさしぶりに人口高密度状態のお茶部屋.
野外調査からかえってきた日焼け院生たちから
「久保さん,
イロが白いですねえ」
と非難される.
「すみません」
と言いつつぢりぢりと撤退.
-
それはともかく仕事はススまず.
いやはや.
2030 研究室発.
2055 帰宅.
晩飯.
-
[今日の運動]
-
[今日の食卓]
- 朝 (0930):
食パン.
- 昼 (1250):
スパゲッティー.
レトルトパウチドカレー.
- 晩 (2130):
米麦 0.8 合.
青椒肉糸.