ぎょーむ日誌 2005-12-02
2005 年 12 月 02 日 (金)
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0705 起床.
ねむい.
それでも 5 時間ぐらいは寝てるけど.
朝飯.
コーヒー.
0810 自宅発.
曇.
0825 研究室着.
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論文セミナーの予習.
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1000 より
論文セミナー,
本日は長谷川さんで Betula
小個体内の枝間の資源配分論文の紹介.
実験計画法的にはうまい部分とへぼい部分がある.
うまい部分は線形モデルと random 配置の組み合わせによるキャンセリング
(これができるヒトは意外と少ないと思う
……
モデルが妥当かどうかという問題あるにせよ).
へぼい部分は
「なんでもかんでも等分散正規分布」
という便利すぎる仮定を使っていながら,
階層構造のあるモデリングがうまくできないところ.
実際のところ,
正規分布などはいくらでもたたみこんでしまえるので,
集団の中の個体の中の枝ごとで異なる現象,
といった各階層の影響を考慮した計算は比較的簡単だ.
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ところで,
「集団の中の個体の中の枝ごと……」
という階層構造の中に
ひとつでも等分散正規分布ぢゃないのが混じると計算は
……
格段にめんどうになる.
一般化線形混合モデル (GLMM),
あるいは
ここしばらくやってるような屋久島シュート MCMC 計算みたいになってしまう.
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ばてた.
ばてたまま昼飯.
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屋久島 MCMC 計算の改良.
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庄山さんが
R
使った植生解析ですたっくしたので,
ということで JAF (日本自動化データ解析連盟) サーヴィス要員の久保出動.
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植生解析の自動化で知られる
松村さん
サイト中の
組成表
生成のプログラム使ったんだけど,
テキスト出力がどうも思うようにならない,
というような.
たのみの松村さんは出張中とのこと.
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で,
拝見すると
……
松村さんのコードは「三次元」(植物種, 階層, 場所)
になってしまう組成表を R の contingency table クラスである
ftable
にいれてしまう,
というもの.
これは巧妙な方法に思えるんだが
……
いかんせん ftable
クラスのメソッドがへぼくて,
write.table()
などがうまく動作してないようだ.
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もちろん
sink(...)
すればテキスト出力できるんだけど
……
庄山さんに聞くと,
何やら
PC-ORD
とかいったソフトウェアで TWINSPAN 計算やりたい
(このあたり十年一日のごとく進歩なく
統計学的根拠のよくわからん計算やってていいのか,
という気もするんだけど),
とやらで,
マニュアルによると ftable
の
sink()
出力そのままではダメ,
とわかった.
「植物種+階層」と「場所」の二次元の表じゃなきゃいかんそーで.
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ということで,
どろくさい方法で解決を試みる.
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組成データ読む
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それをもとにすべての
「植物種+階層」と「場所」からなる
matrix
を作り,
全要素をゼロとする
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1. で読んだ組成データ
(これは「被度」 > 0 のデータのみ)
の内容を 2. で作った巨大行列にうめこんでいく
という手順で.
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ますますばてた.
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二年前ここの修士過程でて現在は箱根で
環境省 ``アクティブ・レンジャー'' やってる大澤君が遊びにきたので,
お茶部屋雑談.
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しかし当方の体力がおちてるときに,
体力過剰なヒトの話を拝聴するといよいよばて感がつのってくる.
2020 研究室発.
2050 帰宅.
晩飯.
いきなり寝てしまった.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0730):
米麦 0.6 合.
ブリ大根.
- 昼 (1230):
研究室お茶部屋.
米麦 0.6 合.
ブリ大根.
- 晩 (2130):
ハクサイ・ニンニク茎・エノキダケ・豚ひき肉の焼きそば.