ぎょーむ日誌 2004-07-07

2004 年 07 月 07 日 (水)

• 0700 起床． うう， 眠いのになぜかいつもより早く起きてしまった． 朝飯． コーヒー． 0800 自宅発． 曇． 0810 研究室着．
• 眠い …… 眠いので苫小牧直径成長モデリングの 6 樹種推定結果まとめ作業のつづき． PukiWiki で表組みがおかしい， といってたバグはいつのまにやら(?) 解消されてしまっている． これにほうりこむフォーマットに変換する 自動作表プログラミング in Perl & R．

[Pukiwiki な表]

面倒なのか便利なのかよーわからん システム ・書法なんだけど， とりあえず共同研究やるときにはあったほうがよいかもしれん， という気がしつつある． 基本的にはラクなんだけど， ここで作業するとけっこう時間をとられてしまう． 釧路雑用 wiki ペイジもあったりする．

• ひとくぎりついたら時刻はすでに 1010． ちょっと気象フィルターのパラメーター範囲を変えた計算を 昨日からやらせてんだけど， これは予想ではあと 30 時間ぐらいかかりそう． ということで， 本日の苫小牧直径成長モデリングの仕事はこれにて終了， か?
• えーい， さっさとカエデ論文修正の担当部分をやってしまわなくては． とぢたばたしてると， 計算やりなおしをまたあっという間に片づけてしまった浦口さんから 新しい結果の説明していただく． ぜんぜん問題ナシ． そして， どういうふうに説明しようか， とひっかかっていた部分が私のアタマの中で少し整理された．
• 苫小牧ボスたる鍋嶋さんは， 「これまでのまとめ」 を wiki 上にさっそくアップロードしてくださるし． このヒトたちの下請けをやるのはたいへんだ．
• Caswell 本などひっくりかえして用語の確認． もちろんここには ensemble mean などという邪教の概念は混入してないけど． しかしカエデ論文には reproductive rate (output?) の ensemble mean が必要である．
• 1430-1510 北大構内走． この間にじつはおそろしい事件が発生していたわけだが． 昼飯．
• ネットワーク途絶． 今日明日は回復のみこみなし． あとから判明したコトもふくめて書くと …… 1424 ごろ研究科の hub か何かが「水びたし」になったそうで (詳細不明)， この電源部を「乾かす」のに数十時間を費すそーで (詳細不明)． 何をやってんだか．
• 昨日の「阿寒では氷が昇華」問題， 氷の昇華はおこりえるとわかった． ネットが使えん検討した結果なんだけど …… 極端にいえば相対湿度 0% の密閉容器に氷を入れて 0 度より寒い ところにおいたとする． この場合でも，容器内の相対湿度が 100% になるまで昇華は続く． これは水蒸気分圧で，0 ℃付近での水蒸気分圧はおよそ 611Pa (お よそ 0.006 気圧) である． このあたりは苫小牧直径モデリングに出てくる VPD (飽差) の計算でもでる数値だ． おそらく，野外で乾燥してる空気が絶えず供給されていれば， かなりの低温下でも氷は昇華しつづけるのだろう．
• 通信も途絶したことなので， カエデ論文につける補足を書くぎょーむのつづき． 要点は (一般性をできるだけ失うことなく) ある性質を満たすさまざまな周期関数たちをうまく定義すれば ensemble mean によってそれらは消滅するので， 時間変動とやらは考慮する必要なし， といった数学的証明だ． どう定義すればよいか， を緻密に検討せねばならぬだけでぜんぜん面白いものでもない． 考えの足りない阿呆な査読者の思いつきひとつで こういう苦労が増加する． 先方は粗雑な人間なので， こういうきちんとした手続きをふむのは， いわばもったいないんだが． まあ， 予備審とかでも脈絡のない連想から 発生しがちな下らぬ「修正要求」とやらを， その場で瞬時に撃退する事前準備と考えれば多少の得心はいく．
• どーにかこーにかひととおり書けたので， 1920 研究室発． 1930 帰宅． 体重 72.6kg． 晩飯．
• カエデ論文の上述の証明部分の修正ぢりぢり．
• [今日の運動]
  • 北大構内走 1430-1510． ストレッチング．
  • 腹筋運動 30 × 3 回． 腕立ふせ 3 × 3 回．
• [今日の食卓]
  • 朝 (0710): 米麦 0.7 合． チンゲンサイ・タマネギ・ニラの炒めもの．
  • 昼 (1530): 研究室お茶部屋． 食パン．
  • 晩 (2100): 米麦 0.7 合． ゴーヤ・ニンジン・ニラの炒めもの． トマト．