ぎょーむ日誌 2004-06-26
2004 年 06 月 26 日 (土)
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0800 起床.
朝飯.
コーヒー.
怠業.
1020 自宅発.
曇.
1030 研究室着.
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苫小牧直径成長モデリング.
計算結果をまとめてみたり,
次の一手を考えたり.
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とりあえず現在の最良モデル近辺を探索させてみる.
3 時間ぐらいかかるだろう.
1250 研究室発.
昼飯.
1320
クラーク会館地下で
散髪.
2450 円.
1440 研究室もどる.
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で,
計算結果をまた wiki にアップロードしてみたり.
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なぜかそこでチカラつきてしまって,
かとーオフィスのソファで寝てしまう.
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で,
時刻はすでに 2000.
いやはや.
苫小牧ボスからそろそろ他樹種も,
という指示をいただく.
ああ,
いつまでもイタヤカエデで遊んでるんじゃないわよ,
ということだな
……
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たしかにイタヤカエデについては,
直径成長の変化は何で決まるのかが
だいたい解明されつつある
……
うーむ,
いつもながら絶妙なる指示タイミング,
とおびえつつ,
本日のところはイタヤカエデについての
未解決問題にとりくんでみる.
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前年の光合成量を決める気象値
(フィルターした気象要因を合成したもの)
である
ps.prev
,
それから当年の細胞分裂速度を決める気象値
mb6
,
これらふたつは独立に推定可能なのだろうか?
むろん原理的には可能なはずだ.
しかしながら有限個の標本から得られる
線形予測子のパラメーター推定値のあいだには
ゼロではない相関が生じてしまう.
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全体は
「確率論的モデル(線形な部分(非線形な部分)))」
とゆー構造になってる.
この中で気象値をきめるパラメーターは,
非線形なところに組み込まれたものだ.
たとえば,
mb6
を構成するパラメーターの推定値は
ps.prev
にどれぐらい影響されてしまうものなのか?
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なぜこれを調べるかのか?
もしこれら気象値の推定値の相関をあまりシンコクに考えなくてよいなら
推定計算に必要とされる時間がかなり短縮できるからだ.
両気象値
ps.prev
と mb6
を同時に推定させるには
最低でも 30 時間ぐらいが必要である.
これに対して個別に推定してよいなら
全体で 1 時間もあれば片づくだろう.
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で,
そのあたりを調べてみると
……
たしかに影響はあるんだけど,
思ったほど悪くはない.
つまり個別に推定してもかなり良い推定結果が得られるだろう,
とわかった.
すくなくともイタヤカエデに関しては.
めでたしめでたし.
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ついでに,
てもとの ThinkPad で
「気温たかけりゃ光合成速度も高くなるか」
問題をもいちど検算してみる.
やっぱダメですな.
「確率論的モデル(線形な部分(非線形な部分)))」
というわくぐみのもとでは,
「光合成にとって適当である気温帯」
みたいなのを考えている現モデルのほうがよほどマシだ.
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というあたりをアップロードして
2430 研究室発.
2440 帰宅.
晩飯.
他樹種を調べるときの手ちがいとかを減じるためには,
推定計算プログラムの改良が必要だな
……
このあたり
R
によるプログラミングって Perl とかにくらべると
「めんどう」
感が高いんだよね.
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[今日の運動]
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今日もうんどうしてない
……
いいぐあいの曇天だったのに
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[今日の食卓]
- 朝 (1000):
米麦 0.7 合.
タマネギ・トマト・セロリ・ブナシメジ・豆腐のカレー.
- 昼 (1310):
北大生協サンドイッチ.
- 晩 (2500):
米麦 0.8 合.
タマネギ・トマト・セロリ・ブナシメジ・豆腐のカレー.