ぎょーむ日誌 2003-09-07

2003 年 09 月 07 日 (日)

• 前夜から大学に居続け状態． 0800 起床． 朝飯． コーヒー．
• 電気抵抗じゃなくて通導コンダクタンスを計算するモデルが うまくいかなかったので …… 策がつきてきた． そこで， こういうのはやりたくないんだけど 「高い樹木のてっぺんはぴゅーぴゅーと風があたる → 蒸散速度があがって水利用効率が悪くなる」 というモデルに変更してみる． なんというか， ヘボくて嫌だ．
• で， コード書いてやってみたんだけど， やっぱりこういう各モデルに特徴的な長所短所を無視した 阿呆々々改造はダメだね． 役にたたん．
• そのダメな結果が生成されていってるのをじっと眺めてるうちに， これなんぞよりはよほど良い水分配モデルを思いついた． ぱいぷ樹木の個体の中では， それこそ樹状に結合している基本部品 PipeBundle というのがあって， この PipeBundle が自分の「子供たち」の PipeBundle に水を配っていく -- そして個体のすみずみにまで水が運ばれる． このときに， つまり植物の水ポテンシャルを構成する コンポーネントのひとつ重力ポテンシャル， それも部品と部品のあいだの局所的な ポテンシャル差に着目すればよい．
• これによって生じる「輸送コスト」(というか輸送怠業) はごくごくわずかでよい (というか小さくないとダメだ)． たとえば， 直上に (本来は，つまり水請求にしたがうと) 100 運ばれるはずの水の 99 以上はそのままあがるんだけど， 1 未満の部分で「怠業」が生じる， というふうに． これで
  • 樹高が高くなると樹高成長がヘボくなる
  • 単木状態のほうがその傾向は著しいかも (つまり生きてる樹冠の高さに依存)
  • 集団状態で少しだけ負けてる個体は 高さ成長に資源をまわす
  というような現象がまとめて説明できてしまう …… だろう．
• というようなことを検討していると， とくに匿名を希望する料理人が料理用 Perl スクリプトもってきて 動かないという． MacJPerl か …… で原因は変数名の書き間違えだった． 10 行より長いコードを書くときには use strict; しませう． そのためにはスコープという概念を理解せよ， ってことで．
• しばらくは「風あたり」だめモデルを計算させておくことにして 1850 研究室発． 1900 一時帰宅． 1915 自宅発北大構内走． 1950 もどる． シャワーで少しさっぱり． 体重 70.2kg． ぱいぷ樹木やせ． 自分がやせてどうする．
• 2040 ふたたび登校． 風ぴゅーぴゅーモデルはやはりダメなので計算中止． 自分ではかなりマシに思える水分配怠業モデルに対応できるように， PipeBundle クラスと WaterAllocator クラスを書き換えていく． たちまち真夜中突破．

[自動販売機 at 2500]

なんとなく健康そーな Amino suppli と間違いなくぢゃんきーそーな キリンガラナ …… 疲労困憊した状況であなたならどちらを選ぶか? 私はむろんガラナでドーピングしつつ作業を続けたのであった． 2800 ごろ帰宅．

• [今日の運動]
  • 北大構内走 1915-1950． ストレッチング．
• [今日の食卓]
  • 朝 (0830): 「北欧」バゲット．
  • 昼 (1330): 「北欧」バゲット．
  • 晩 (2030): 研究室お茶部屋． 北 12 生協で買ったパン． チーズ． トマト．