ぎょーむ日誌 2003-09-03

2003 年 09 月 03 日 (水)

• 豊富町セミナーハウス． 0650 起床． 朝飯． 撤収の片づけ． 0810 豊富町セミナーハウス発． 晴． 0820 サロベツ湿原東圧工場着． また湿原を横断して植生調査地へ． 天気は晴ときどき曇． 朝から風がふいてる．

[サロベツ湿原晩夏]

ここは 高層湿原 と分類されてるらしい． えーと， つまり泥炭とかが堆積してるので， 湿原の水位は地表面の下のほうにある． ということで， 田んぼのようになってるわけではない．

• 今回は 8 月末にやりのこした 19 個の植生調査わくを 片づけてしまわないといけない． 昨日は 3 チームで 9 個やった． 今日も私は石井さんと組んで「披度」 なる数値をつらつらと記録していく． 植物を痛めつける処理わくにあたったので 4 個をやって 1115 終了． 他のチームもほぼ同時に終了． めでたしめでたし．

[調査終了]

ということで予定より早く終った …… 「この早く終った」 感が次なる悲劇を惹起するのであった ……

• 1210 東圧工場発． 森君・堀端君は北海道北端を見物するべく宗谷岬へ． 残りは調査隊長・西村さんの車に乗ってサロベツから南下する． さっさと帰ろうというのと， 「こんなに早く終ったことはないので， 昼ごはんは日本海側のどこかでウニ丼を」 という調査隊長の意向で．

[サロベツ風力発電所] 28 基の全高 30m 風車が並んでいる． 一基あたり 230-250kw ぐらいの出力だそーで …… これでこのような北海道北端でも電気が使えるようになった． すばらしいことです．

• 日本海を右手にみつつ南下． 40km ほどススんだところで車内に悲鳴 …… 「セミナーハウスの鍵を返却するの忘れてました」． 1250 針路反転 180°． 1330 豊富町セミナーハウス着． 鍵返却． すでにウニ丼をさがす気力はなくなってしまったようで， 道北内陸ルート (国道 40 号線) 経由で帰ることに．
• 今度は手塩川ぞいに南下する． 1450 音威子府町着． ここは何もないところだけど 音威子府そば という珍しいものがあってですね ……
• JR 音威子府駅前の食堂に入る． 電気も何もついてない． すでに昼飯時間ではないけど注文は受けつけてもらえる， ということで． 4 人ともざるそばを頼む． そのまま店主は奥に消え水も出てこない． 待つこと 30 分ちょい， よーやく当地独特の黒色そばが「からし」つきで出てくる． づづーっと 1-2 分で食べて昼飯終了． 店を出ながらこれこそが道北の旅だという合意に達する．
• 音威子府の南の美深から国道 275 に乗り換えて， 母子里 (私が今年 3 月に行った雨龍研究林のあるところ) →幌加内→北竜→新十津川→月形→江別 と経由して札幌へ． 2045 北大着． 長旅でした．
• Abies 電気盆栽などやって 2250 研究室発． 2310 帰宅． ばて．
• [今日の食卓]
  • 朝 (0720): 豊富町セミナーハウス． パン． 目玉焼き． 昨晩のカレーの残り．
  • 昼 (1525): 音威子府そば． 大盛りで 600 円ぐらいだったか．
  • 晩 (2320): にせバゲット． トマト．