ぎょーむ日誌 2002-02-21
2002 年 02 月 21 日 (木)
- 0530 起床.
今朝も眠い.
また朝からオリンピック中継とかやってる.
- 朝飯・弁当の準備.
朝飯.
コーヒー.
シャワー.
- 0630 自宅発.
晴れ.
特急に乗って
0640 京急平和島発.
普通に乗り換えて
0705 京急上大岡発.
0720 研究所着.
- お,
あまりあてにしてなかった昨晩の計算,
「パイプつなぎかえアリ」
設定で計算してたんで最終的な見てくれはあまりよくないが
(左の図,
途中から太さ成長がほとんど止まっている),
樹木どうしの殺しあいのほうは意外といいかんぢになっている
(右の図,
いったんバトルが始まると密度依存的にほぼ一定速度で減少).
パラメーターファイルは
これ
.
- まぁ,
長時間シミュレイションの死亡パターンはわかりにくいんで,
今日も「見てくれ」 (直径-樹高関係と樹冠の形状)
優先でパラメーター調節・サブモデル調節を進める.
10-20 年の試行を比較して,
甲山データを形状面で偽造できるようにしてみる.
さて 1030 に 84 年間試行開始.
どういう殺戮劇が展開するのか.
ひとつ言えるのは,
こういう樹冠もつ個体たちの間では
cold war (死亡ナシ) → hot war (死亡アリ)
と転じるのがずいぶんと遅くっなってしまう,
ということだ.
30 年以降か?
- 1055 現在 26 年目だが
……
先頭集団では徐々に樹高成長の競争応答的な加速
(隠匿呼称「ぶーすと」)
が生じている.
これは OK.
縞枯山での林分齡推定が仮に正しくて
かつどの林分でも他の条件は同一だったとすると
(これらの仮定はたぶん満たされてないんだろうけど),
0-23 年の間に最大約 200cm の高さ成長していたのが,
23-40 年の間に 250cm,
40-63 年の間に 350cm (ホントか?!) になってるんで.
面倒なのは 63-84 年の間で,
約 200cm に留まる.
まぁ,
樹高成長の上限ということかもしれないし,
あるいはデータが何かヘンなのかもしれない.
- 一方で,
やられ PipeTree たちの形状を見ると,
二種類に分化しているようだ.
ひとつは高さ成長押え込まれてるわりには lateral な
軸の本数が多いやつと,
もうひとつは逆にすごく痩せているのに
個体頂部に資源を集めて樹高をかせぐことに
全力をつくしてるやつ.
前者は現実にありそうだけど,
後者はどうかな?
PipeTree では「送料無料で」個体内資源転送やってしまうからなぁ.
- 1108 計算は 30 年目になったけど,
まだどの個体も死ぬ気配ない.
先頭集団はいささか肥満気味.
単木試行も同様.
ということで,
生産モデルのパラメーターまずかったんだろうなぁ
……
などと実況中継ならびに解説ばかりやってないで,
他の仕事を片づけてしまわなくては.
- といいつつ,
1120 こりゃー太すぎ,
と断定して分業させてる三機に計算停止を命じる.
パラメーター調節して
1130 やりなおし始め.
- いつもながらまぬけなことに
……
やはり計算結果が気になるので,
他のぎょーむを並列処理できない.
衛星データ処理ソフトウェアのマニュアルなどに目を通してみる.
……
おっ,
PipeTree 単木試行は 54 年目にして直径 20cm 高さ 500cm
の点を通ったか.
これはだいたい麦草峠で観測された
単木たちの概形を模倣してる.
- 1210 トイレでジャージ上下に着替えて
独房群内の人目につきにくい経路を選んで脱柵.
今日も晴天.
富岡総合公園
前峰までゆっくり走って登り,
頂上でストレッチング.
反対側に降りて主峰に登る.
少し降りて芝生の野球場内 5 分ほどまわってから
引き返して 1250 独房群帰着.
昼飯.
- さて計算のほうは
……
ベイスライン試行についてだけど,
太さ-高さ関係は (やや太りぎみではあるけれど)
だいたい良いように見える.
ちゃんとめいめい「ぶーすと」して高さ稼いでいるし.
しかしですね,
57 年目になってるというのに
高さ 43cm のものから 648cm のものに至るまで
誰も死ぬ気配もない.
残念ながらこれはまずいようだ.
どうしたもんかねぇ
……
- 困ったときの確率論だのみで「折れ」で小細工してみるか.
生産・呼吸・分配をいじるとすかすか樹冠になったり
高さ-太さ関係が崩壊するから.
- えーと,
いまのところ
「細い面積のわりにその先に
たくさん枝がついてる部分は折れやすい」
としていたから
(ただしクリスマスツリーとして売ることを考えて
「折れにくい」系統を選抜している)
……
今度は
「物流 (資源の流量) 少ない部分は折れやすい」
とでもしてみるか.
こうすると明るい場所にある枝は折れにくく,
暗くなるとヴィタミン D が皮膚で合成されなくなって
カルシウムは骨にならずにばきばき骨折しやすくなる,
と
……
ただしときどき落ちている
マジックマッシュルームならぬ
「干しシイタケ」ゲットすると最強に強まってみたり.
- ところがこれもやりすぎると樹冠の下のほうが
ぼろぼろに破損していくから,
あまり派手にやってはいけない.
やはり撹乱と呼吸速度のコンビネイションで殺すしかないのか
……
- ぢりぢりとした調整つづく.
観測データがまっとうなものなのかどうか,
という疑いはあるんだけどね.
でも他に補正の基準もないし.
- ……
どうもうまくいかない.
1935 研究所発.
普通に乗って
1945 京急杉田発.
快特に乗り換えて
1958 京急上大岡発.
普通に乗り換えて
2016 京急川崎発.
2035 帰宅.
体重 71.2kg.
自己間引き太り.
- 晩飯後も自宅闇ルーターで計算を続ける.
-
針葉の「羽」でかいと相互作用強くなる.
しかしでかすぎると局所的悪影響強すぎて
分枝できなくなる.
-
いままで生産小-消費小でバランスとっていたんだけど,
生産大-消費大にしてみるか?
こちらのほうが個体を簡単に殺せるような気がする.
真上から見る
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- しかし全体によくわからん状態.
維持呼吸に必要な資源を徴収する機構を変えてみるか
……
おっと,
もう 2400.
しまった,
明日一日しか残されていなかった.
- 今日の食卓
- 朝 (0645):
米 0.6 合.
昨晩の味噌汁残り.
コマツナ・タマネギ・エリンギ・干しシイタケの炒めもの.
麺つゆ味醂トウガラシ味片栗粉固め.
- 昼 (1255):
弁当.
米 0.8 合.
朝の炒めもの残り.
- 晩 (2100):
米 0.6 合.
朝の残り.