ぎょーむ日誌 2001-06-22
2001 年 06 月 22 日 (金)
- 0600 起床.
6 時間ほど寝た.
しかし体調よくない.
もうちょっと早寝しなくては.
- 朝飯・弁当の準備.
朝飯.
コーヒー.
シャワー.
- 0650 自宅発.
今日も雨.
特急に乗って
0659 京急平和島発.
普通に乗り換えて
0722 京急上大岡発.
0745 研究所着.
- なんかダルくて頭くらくらするので,
今日のろーどくは延期.
朝から独房内でバテる.
- ネット上で調べると
……
これってどうもカフェインの取りすぎ,
と症状が似てるような気がする.
なんか二日酔いみたいな状況なんだよね.
コーヒーとか多量に飲んだからだろうか.
近ごろ飲んでるのは,
大森町商店街の茶・コーヒー屋
(大森なので当然ながら海苔も一緒に売られている)
で買った「ガテマラ」の濃いやつなんだよね.
- そういえば,
2 年半前にアルコール飲料やめたときに,
宴会で飲むものがなくて
2 時間でウーロン茶を 2 リットル飲んだときも
同じようにキモチ悪くなったな.
- mlfitting のユーザーサポート続く
……
ユーザーと言っても京大に移った牧さんなのだが.
なんだかややこしい推定問題を
解かせようとしておられるので,
尤度方程式を立てるところから話を伺っていく.
- 正直に告白すると,
カフェイン大量摂取は
コーヒーだけが原因ではあるまい,
と思惟される
……
一昨日,
大森町商店街のスーパーで
2 リットル 180 円のコーラ
(diet とかいう砂糖でないみょーな甘味料入ったやつ)
売ってて,
こりゃあ安い,
と買ってしまったのである.
で二晩でそれが消費されたのであるから
……
そのあたりもこの疑似二日酔いに
影響してるよーな気がする.
-
カフェイン中毒
……
そう,
今朝,
明け方にいきなり目がさめたりしたんだよね.
くそう,
カフェインごとき植物の化学防御物質ごときに
ヤられてしまうとは
……
どうして私はこうたやすく
ヤク物依存症になるんだろうねえ.
- mlfitting ユーザーサポートのほうは
やはり尤度方程式の立て方に問題あった.
ある連続量から {0, 1} ではなく
{0, 1, 2, 3, ..., ∞}
な離散確率分布を生成するような
確率論的モデルを構築したい場合は,
二項分布モデルではなく
ポアソン分布モデルを
使ったほうがよいでしょう
……
というようなお返事.
- そっちはともかく,
昨日からのみょーな倦怠感は急性カフェイン中毒と
診断がついてしまい,
これは押しも押されぬ大病に他ならないので,
もはや大手をふってナマけることができる.
でれでれ.
しばらく茶・コーヒー・コーラなど
カフェイン含有飲料はひかえるか.
- 植物どもの悪意によって生成された毒物に犯されて
余命すら定かならぬ病身状態なので,
あまり気合いはいれずにのんびりと
「ニセ」アカマツこと
アカマツシミュレイターを構成する
Perl スクリプト・Perl モジュール群を見直す.
- えーと
……
そうか,
「枝」をそれらしく殺すために
"rank_class"
と
"rank_number"
を導入する改造だったな.
"rank_class"
は {MAIN, SUB} という名前の値ではなくて,
{ rising, fixed } の二値にしよう.
- 気分悪くてもハラは減るようなので,
昼飯の弁当を食べる.
- 昼からもユーザーサポートだの,
「ニセ」アカマツ見直しだののんびりやる.
- 15 個ある Perl モジュールの名前を全部つけかえる.
Perl の場合,
generate_new_stems.pm というファイルで定義された
モジュールをロードするときに
use generate_new_stems;
と呼び出すがわでファイル名指定して呼び出す,
という処理がある.
このあたりを一括置換してしまうツールを作って
まとめて変更.
手抜きをするため努力ならば避けてはいけない.
- うー,
先週まで呪われ C++ でオブジェクト指向,
いまはケガれ Perl でオブジェクト指向
……
どちらも他人にはおススめできない.
なのになぜ歯を食いしばり
私はこんなことやってるんだろうか.
- 1735 よーやくにして,
「ニセ」アカマツを構成する最小モジュールである
茎 stem に
"rank_class"
と
"rank_number"
もたせることができた.
どうでもいいんだけど,
その仕組みはこうなっている.
図の中の数字が
"rank_number"
なんだけど,
これは親子代々受け継ぐ番号である.
ただし,
rising クラスの茎においては
各時刻でこの
"rank_number"
がひとつずつ上昇するわけだ.
- さーてと,
次はこの
"rank_number"
の低い順から枝を殺していくようにしなくては
……
現在の死亡モデルは
"rank_number"
とはまったく無関係なんだけれど,
調べてみると,
rising を例外としてむしろ
"rank_number"
の高い順に枝を殺していく傾向があるな.
- この
"rank_number"
の生物学的意味は
……
そう,
一種の「頂芽優先」みたいなことを想定している,
という説明でよいのであろうか.
頂端というか本流というか
……
「頂芽」の維持発展に必要不可欠,
もしくはそこへの資源転流のコストが小さそうな
部品ほど資源がよく分配される,
という正当化でよいのかな.
- こんな
"rank_number"
なんか導入して
かえって複雑になったんじゃないかって?
全然そんなことは無いのです.
上のような簡単な図で死ぬべき範囲が
ぱっと示せるわけで,
死亡の旧サブモデルに比べればずいぶんと
簡単になってきた.
- 何より重要なのは.
茎の集合にして樹木個体未満である
「枝」という概念が次第に
その重要性を失いつつあるところだ.
これを実施せんがために
"rank_number"
という考えを導入した.
最終的には「枝」という語をまったく使わずに
「ニセ」アカマツの全挙動を記述する
ところが眼目なのである.
- なぜそれが必要なのかは
いずれ説明するとして,
簡単に言ってしまえば,
曝露実験データは
解体アカマツの茎のデータはあっても,
「枝」という情報がことごとく失われたためである.
原則として,
データに無い構造をモデルに組み込むのは,
説明戦略上いちじるしく不利になる.
- むろん
"rank_number"
などという架空概念もまた,
今回のデータからは明示されないところではある.
しかし,
同じでっちあげであっても,
「枝」のように定義の自由度が高い構造を用いるより,
根本を基点として全ての茎モジュールに対して
再帰的かつ一義的に定義できてしまう
"rank_number"
のほうがよほど簡単でありながら,
機能としては「枝」と同じ働きを期待できる.
- ……
死亡サブモデルを新しくする作業はまだ着手してないけど,
バテたのでいったん切り上げるか.
1810 研究所発.
普通に乗って
1819 京急杉田発.
特急に乗り換えて
1829 京急上大岡発.
1915 帰宅.
- 晩飯食ってでれでれしてると,
mlfitting 最新版がうまくコンパイルできません,
というクレイム.
エラーメッセイジは DLSym 関数
(すんません,
Linux 独自のダイナミックローディング機能に依存してます)
がうまく見つけられない,
というもの.
どうやら egcs コンパイラーの問題のようだ.
gcc-2.95 に交換するべく ADSL 経由で
某大学ネットワーク内に潜入.
- めんどうなので,
まず apt を導入する.
やはり私が調節しただけあって,
依存関係がかなりタダれてしまっている,
と判明.
sudo rpm -e
と
sudo apt-get remove
を繰りかえして浄化.
egcs はヤメて gcc-2.95 系でそろえる.
よし,
コンパイル問題ナシ,
だな.
-
長谷川宣教師
からお許しいただいたので,
LaTeX に行番号を付加するスタイルマクロ lineno.sty
リポートをここに転載させていただく.
\usepackage[pagewise]{lineno}
\begin{document}
\linenumbers
と書くと、とりあえず行番号がうたれます。linenoのオプションのpagewiseは、ペー
ジごとに行番号をリセットする(ページ頭の行を1にする)という意味です。文章を通
じて番号を打つときはrunningを指定します。
ですが、これだけでは例のdisplaymathとの競合は、まだ避けられません。numline.
styの時のように文章が消えることはありませんが、数式を含む段落の、数式以前の行
に行番号が打たれなくなります。
これの回避策として、uline.texの後ろのほうに書いてありますが、まず、
\usepackage[pagewise,displaymath]{lineno}
のように、オプションにdisplaymathを増やします。
そして、数式の部位を、
\begin{linenomath*}
$$
\sum^n_{i=1}
$$
\end{linenomath*}
のように、linenomath*というので囲みます。
なお、数式の環境は、\[とか、\begin{displaymath}ではなく、$$で指定しないと、
働きません。
また、数式のところだけ行番号を避けるには、オプションを増やし、
\usepackage[mathlines,pagewise,displaymath]{lineno}
としてやると実現できます。
いつものごとく
(あたかもローマ法王庁に送られるがごとくに)
詳細な解析で,
たいへん助かります.
- しかし,
上とはべつに,
投稿論文の原稿に行番号つけさせる編集部って,
かなり莫迦なのではなかろうか.
全体を把握できてないのに
重箱のスミだけ
を指摘した阿呆な査読が増えるんじゃない?
ほかならぬこの私が言うのもなンですが.
- 今日の食卓
- 朝 (0615):
米 0.5 合.
ニンニク茎・タマネギ・ニンジン・
シイタケ・卵の炒めもの.
- 昼 (1215):
弁当.
米 0.7 合.
朝と同じ.
- 晩 (1930):
米 0.6 合.
ニンニク茎・タマネギ・ニンジン・
シイタケ・昆布・ワカメの雑炊.