ぎょーむ日誌 2001-02-27
2001 年 02 月 27 日 (火)
- 0720 起床.
寝たのは 0500 かな.
眠い.
- 朝飯・弁当の準備.
朝飯.
そしてまた朝飯食いながら眠りこんでしまう.
う.
もうこんな時刻.
これは遅刻だなぁ.
- 0835 自宅発.
晴れ.
0849 東京モノレイル流通センター発.
浜松町の気温 6 ℃.
0907 研究所着.
いやはや.
- 朝から 1 時間以上もメイル書きに使ってしまう.
なんてこったい.
- さて,
開空度計算ライブラリーの
汎用化だけど
……
ライブラリー側は権限を削って抽象化しただけなので,
改造は比較的簡単だった.
そのかわりとして利用側は多少複雑になるはずである.
で,
いまからその改造.
- 1125 ひととおり書き換えてみる.
それでは,
make してみるか.
STL 使いまくりなので,
いつものごとくひどく時間がかかってしまう.
- コンパイルエラー続々と出る.
基底クラスから派生クラスへと
型変換するキャストを
どんどんつけなければならない.
ああ,
型,型,かたかた.
- 1135 コンパイラー通過する.
ちょっと動かしてみるか.
うん.
いちおー動いている.
いきなり core 吐いて
お亡くなりになったりはしないようだ.
ま,
改造といってもオブジェクト間でやりとりされる
「書類の書式」みたいなのを変更しただけ,
ということだからな.
利用者側に移した権限は結局のところ,
Forest に Vitmap 派生クラス (Voxelmap, Voxeltopo) と
天球光分布クラスの Sky の
オブジェクトを作らせて壊してるだけだからな.
- もうちょっと重い仕事をやらせてみる.
うわっ,
バカみたいにメモリー食いつぶしてやがるな.
そうか,
例の「つぶつぶ」樹冠モジュールの数が
いまは尋常ではないんだった.
- さてどうしようか
……
と思案しているうちにまたメイルが来て,
その対応に追われる.
- もう 1235 か.
昼飯でも食うか.
なんかあまり食欲ないんだけど.
- 昼飯食ってもメイルが続く.
当方ばかりが不幸のメイルを受け取るのもしゃくなので,
東京めたりっく通信
サポート掛に対応督促メイルを送る.
こうやって世の中に不幸メイルの輪が
ひろがっていくのである.
- 1月末ごろにやってた開空度計算にふたたび着手.
うーん,
やっぱりかなり変な形状の
樹冠にしないとうまくいかないのかな.
- それより問題なのは「次の一手」がまだ見えてないことである.
さて,
どうしよう.
- 北大では甲山さんが「データ発掘」など始めてしまって,
もはや手のつけられない混迷状態に陥っている.
もはやなるようになれ,
だ.
- さて,
先の見えないこちらの開空度計算も一言で言えば悲惨だ.
思い切って,
樹木個体の幹の三次元モデル化を諦めると
……
おお,
いままで過大推定と過小推定が混在していたのに,
過大推定だけになった
……
これって進歩 ?
とほほ.
- 樹冠モジュールの密度は太さの 2 乗に比例,
だろうか
……
うん,
3 乗とかあまり意味無いよね.
- あまり気に入らない Voxel 状の Vit で
計算させているんだが
どうもある程度は光線を透過させてほうが
よさそうな気が
……
- 二日後に領域セミナーやれと急に言われてあわてる.
私は一月前にやったばかりでしょーが.
- そして計算は苦しいところ.
- さらに甲山さんが発掘して来たデータというのが
……
ああ,
混乱.
いや,
何もかも自業自得のような気がしてきた.
[これは何 ?]
いえ,私の乱れた
ココロを表現して
るわけではなくオ
オシラビソの樹高
生長だそーです.
- ばてた.
計算結果も良くならない.
独房からは撤退.
1840 研究所発.
1906 東京モノレイル浜松町発.
浜松町の本屋 dan 内でふらふらしたり,
モノレイル車内で思案を続けるうちに,
あまり観測データときっちり合わなくても
話は作れるんじゃなかろーか,
と考え直す.
どういう枠組でどんな結果を示せばわかりやすいか.
小川データをうまく活用するには ?
何か手があるはずだ.
そうだ.
確率論的成長モデルの尤度比,
つまり対数尤度差でいくか.
ああ,
「樹木の成長率」と表現しても
アタマの中「ちきゅーかんきょー」とやらに
塗りつぶされてるここの連中には
全く理解できんだろうから,
「樹木炭素固定速度」というような
阿呆用語を捏造して言い換えてやるかな.
あれこれと邪悪な手口を考えつつ
1935 帰宅.
- 晩飯食うと気分悪い.
しかし眠くなる.
とはいえ時間がないので,
非力な ThinkPad に外づけ計算機 Mate を
闇接続して計算を続ける.
ぢりぢりと結果がマシになってくる.
帰路考えたように,
そんなにきちっと合わせる必要はない.
無茶苦茶に悪い点が生じなければそれでよし.
- 根拠もなくてばかばかしいんだが,
今のところ
(樹冠つぶつぶの個数)∝(直径)×(直径)×(樹高)
というのが一番マシそうなモデル,
と判明.
- 開空度の観測値にあわせようとすると,
樹木の成長がうまく説明できなくなるぞ
(尤度がすごく低い).
しかし,
まぁ,
このへんまでは予想どーりだ.
観測値に比べると「過大推定」であるかのような結果を
出すようにパラメーターセットを変更して試してみる.
- 計算の待ち時間に明日の食事の用意など.
なんとなくふらふらと外に出て,
水道料金 2 ヵ月分を近くのファミリーマートで払う.
3759 円.
気休めの牛乳など買う.
- 2400 近くになる.
開空度に関して観測値にあわせようとすると,
成長モデルへのあてはめが悪くなる.
開空度とはちがう「開空度」らしきものを計算すると
成長モデルの尤度が良くなる.
例えば,
前者には前に書いたように
(樹冠つぶつぶの個数)∝(直径)×(直径)×(樹高)
てなことをやると結果が良くなる.
ところが後者には
(樹冠つぶつぶの個数)∝(直径)×(直径)
のほうが尤度が高い.
うーむ.
- この「開空度」のたぐいは無意味なのか ?
とはいえ,
しかし成長モデル用に調整した
「開空度らしきもの」をいれたモデルの方が
尤度が高いから,
この指標が何か情報を持っているとは言える.
まあ,
あまりまじめに考えてもしょうがないような気がするんだが,
この魚眼レンズなんかで測定された
開空度との対応がよくわからない.
- あ,
もう 0115 か.
今日は寝るかな.
明日はスケイプゴートモデルを組み込まねばならない.
うまくいくんだろうか.
- 今日のろーどくは無し.
- 今日の食卓
- 朝 (0740):
米 0.6 合.
ワカメと湯葉の味噌汁.
煮干だし.
- 昼 (1240):
弁当.
米 0.8 合.
一昨日のクリームシチューの残り.
これで終わり.
クリームシチューに湯葉を入れると
なかなかおいしい.
- 晩 (1950):
米 0.6 合.
朝の味噌汁で雑炊.