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ぎょーむ日誌 2001-01-11

苦情・お叱りは, たいへんお手数かけて恐縮ですが, 久保 (kubo@ees.hokudai.ac.jp) までお知らせください.

2001 年 01 月 11 日 (木)

	そうなんですよね.しかも方眼紙上の空隙分布も残っていません
	(ついでにその方眼紙も残っていない).

	そこで発想を逆にして,全天写真 (投影図) 上に設定された方眼を
	天球上に投影したらどういう写像になるか,という計算をやろうと
	考えています.格子点の総数はわかっているんで,

	・方眼サイズをてきとーに決める.
	・天球上に方眼を逆変換して投影.
	・「視界」内に入った格子点を数える.
	・点が実際より少なければ方眼サイズを縮め,
	  多ければ広げてまた投影 ……

	という試行錯誤計算で読み取りに使ったという方眼を計算によって
	復元しようか,と.
	問題は,モデルと現実とで障害物たちの空間分布が一致していなくても,
	空隙点比率は一致し得るというところでしょう.

	モデルではほんとは空が見えすぎているんだけど,見える空が,立体角
	あたりの観測点密度が低いところに集中分布しているために,そのずれ
	が見かけ上検出されない,といった系統的なバイアスがないかが気にな
	りますが,どんなもんでしょうか.

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