生態学研究者の腰痛 -- Ecologist's back!
2005-06-16 10:20:54調査中の姿勢
姿勢
- 中腰での調査中は、膝をすこし曲げる。絶対にのばしきらない。膝をのばしきると、その分腰への負担が増えます。
- できるだけ姿勢を変える。可能な限り、同じ姿勢を取り続けることを避ける。
調査区のとりかた
- 草本や実生の調査で,調査区画内には足を踏み入れられず,外から手を伸ばしてマークを付けたり高さや太さをはかったりするのはかなり体幹に負担がかかります.基本的に上を向いて作業できる木の調査にくらべ,かなりつらいものです.
- 経験では,1.2メートル四方の四角形の調査区なら調査区外に座った状態であまり無理なく手を伸ばして作業できるけど,1.5メートルになると上体を浮かしたまま中央部に手を伸ばすのがかなりきびしくなります.また,2メートルだとまん中に足置き場と確保して,開脚状態で作業をすることになりますが,これが腰の負担すこぶる大です.
- というわけで,なかに足を踏み入れられない調査区は 1.2メートル四方以下 (手の長さにもよるでしょうが),ないしは幅1.2メートル以下のベルト状にすると効果的な腰痛予防になります.