ぎょーむ日誌 2010-03-17
2010 年 03 月 17 日 (水)
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生態学会
東京大会
出張 4 日目.
0710 起床.
朝飯.
コーヒー.
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また宿でのんびりとメイルかきぎょーむその他.
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10 時すぎ,
大会会場着.
やや気温ひくい.
今日はほとんどポスター会場ふらふらしてた.
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久保田さん・平尾君・村上さんの台湾-九州間の列島群集解析おもしろそう.
現時点のモデルはまだまだ改良の余地あると思うけど,
これを (Hanski なメタ個体群モデルを拡張した)
メタ群集モデルにすればかなりおもしろくなるんじゃないかな.
今回はチョウのたぐいの解析だったけど,
この列島の動物相はいろいろ詳しく調べられているようなので,
その意味でも発展性は高い.
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総研大の佐々木さんが疫学動態モデルで進化させたインフルエンザウィルスの
抗原タンパク質の「カタチ」の多次元尺度構成法 (MDS).
先行研究で示されている (ウィルス系統樹上)
の「一次元的な」進化が再現され,
それは一種の「先住者効果」によって実現するパターンとのこと
……
疫学モデルは宿主 (ヒト) 個体ベイスモデルであり,
この宿主の免疫系が一度感染した病気を「記憶」するため.
さて MDS だが
……
抗原の「カタチ」はちょー高次元であり (多数のアミノ酸の置換可能性に依存),
抗原間の距離 (遺伝的距離や免疫学的距離)
もまたその多次元空間上で定義される.
しかしながら,
MDS で二次元ぐらいに落とすと
……
その平面上において,
抗原のカタチの進化の方向が「まっすぐ」だったり,
ときどき「クイックターン」きめてくれたりするんだよね.
不思議だ.
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また大学院生たちのポスターで「GLMM 使ってみたら?」布教
(ホントは階層ベイズモデルにしたら? と言いたいけど自粛中).
せっかくとったデータ,
そんなへっぽこ解析でドブに捨ててしまうのは,
もったいなさすぎる
……
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そしてまたポスター会場で宿題をいただく
……
宿題をだすヒトは大学院生でないことが多い.
さすがわ学位取得者.
[R グラフィックス 15% びき!]
5 号館 1F の共立出版の即売ブースで,
R グラフィックス
やすうりしてますよ!
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17 時ごろ宿にもどる.
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今日の夜は知人宅でごちそうになりました.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0730):
宿の無料給食.
- 昼 (1140):
東大生協サンドイッチ.
バナナ.
- 晩 (1930):
いろいろごちそうになりました.