ぎょーむ日誌 2008-05-28
2008 年 05 月 28 日 (水)
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0740 起床.
朝飯.
コーヒー.
0905 自宅発.
なかなかキモチのよい晴.
0820 研究室着.
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「差の事後分布」
ってのは使えるかもしれないなぁ.
とくに比較すべき対象がすくないときに.
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脱アリめざしてまたアリ論文原稿修正にとりくむ.
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ばててきたので,
昼飯調達にでる.
ついでに北大生協書籍部を 20 分ほどうろうろ.
研究室にもどって昼飯.
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アリ原稿作業のつづき.
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うーむ,
いろいろとヘンなメイルが
……
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ちょっとお茶部屋で休憩.
お茶部屋新聞である北海道新聞
に宮城谷昌光さんの
「新三河物語」
が連載されてる
……
これは道新だけでなく全国の地方新聞でそうなってるわけだが.
今日のは特におもしろかった.
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主人公は大久保平助
(彦左衛門忠教)
ほか大久保家のヒトたちで,
連載内日時は第一次上田合戦
が終わって大久保一門をふくむ徳川方が真田昌幸に撃退されたところ.
新三河物語によると,
このとき家康は東海にいて豊臣秀吉の東征を迎撃する準備にしゃかりきだった
(小牧・長久手の戦いはすでに前年に終了).
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秀吉が来たら
まずは三河の岡崎で遅滞防御
→ 後詰めしない計画なので岡崎落城
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さらに浜松など遠州内で消耗させ
→ 同じく遠江蹂躙
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駿府で決戦
→ まあ史実の小田原城攻囲戦みたいに
……
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それでもダメなら同盟している後北条家の領土
(つまり関東)
に逃げる
とあたかもナポレオンをモスクワちかくまでひきこむような
焦土戦略の実現に熱中してたというのに,
いきなり最前線の岡崎城主の徳川家重臣・石川数正が秀吉方に奔ってしまって,
ですね.
東海はなんだかもうすごいことになってしまうわけだが
……
かくもおそれられていた秀吉は,
史実ではなぜかその翌年になると自分の妹を家康の正室としてさしだしたり,
生母・大政所までも人質にだすんだよね.
これって「なぜかしらん? 急にめんどうになったのか?」
と以前から不思議に思っていたんだけど
……
本日の新三河物語によると,
その原因は第一次上田合戦直後の
天正大地震
にあった,
としているんだよね.
これはなんだかスゴい地震で,
飛騨と近畿の複数の断層が同時にずれる
マグニチュード 8 級だったんでは,
と憶測されてる.
岡崎城なんかも大破したらしいんだけど,
秀吉の本拠地である畿内・近江もぼろぼろ
(私は見てないんだけど山内一豊の NHK 大河ドラマでは長浜城崩壊の場面があるそーで)
……
まあ,
家康征伐どころではなくなったらしい.
新三河物語には歴史を変えた地震,
とあるわけだが
……
うーむ,
日本の歴史はこれからもずっと
こういった大地震にふりまわされていくんでしょうなぁ.
地震に歴史がふりまわされる国って,
なかなか他にはないんではないかなぁ.
中国なんかだと今回の四川地震の何倍
(何十倍?)
も被害をだした
唐山大地震
(1976 年)
とかって歴史に何か影響あたえたのかな?
同年の周恩来・毛沢東死去のほうが重大事件だったりして
(なにしろ
文革
の犠牲者数はさらにその数十倍だからねえ)
……
ということで,
地震 sensitive な
ある意味では平和な国なる主題の本日の新三河物語には感銘うけたのでした.
気をとりなおしてアリ原稿のつづき.
本文ひととーりなおした.
時刻はすでに 1745.
いやはや.
なんかめんどくさくなってきたので,
abstract の修正にもとりくんでみる.
こりゃまたヒドいな
……
ひととーりなおしたところでチカラつきた.
1910 研究室発.
買いもの.
1940 帰宅.
ちょっとうんどう.
晩飯の準備.
晩飯.
さっさと脱アリ作業をススめるべきなのに,
夜は仕事がぜんぜんススまん
……
ということで上記の天正大地震あれこれをうだうだと書いてみる.
[今日の運動]
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腹筋運動 30 ×
3 回.
腕立ふせ 10 ×
3 回.
スクワット 100 回.
ストレッチ.
[今日の食卓]
- 朝 (0800):
米麦 0.6 合.
ネギ・豆腐・卵の炒めもの.
- 昼 (1350):
研究室.
北大生協サンドイッチ.
- 晩 (2130):
米麦 0.8 合.
ワカメ・豆腐の味噌汁.
タマネギ・サバ電磁波酒蒸し.