ぎょーむ日誌 2007-09-07
2007 年 09 月 07 日 (金)
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0750 起床.
朝飯.
コーヒー.
0910 自宅発.
曇ちょっと雨.
台風 9 号が接近中.
0925 研究室着.
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ECOAS プランクトンデータ解析の統計モデルてなおし.
系から流出する速度を 1 に固定すればうまくいくはず
……
うーむ,
マシにはなったけどまだまだダメ.
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モデルを単純化する作業
……
つまり一種の撤退戦闘を連想させる苦行が始まる.
とりあえず魚バイオマスの動態を抜きとる.
次に動物プランクトンも
……
うーむ,
動態データがないときに動態パラメーターを推定しようとする
試みがこれほどしんどいものであった,
とは.
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昼飯.
ぢつは本日あった午前午後の会議は「忘れて」いるのである.
午前のは天然ぼけで.
午後は「環境科学院全体だからすごいスシづめになるよ」
と甲山さんに教えていただいので,
非天然で.
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……
で,
夕方まで悪戦苦闘が続いたんだが
……
この観測データセットからは高山湖沼の栄養塩類・プランクトン動態モデル
のパラメーター推定は不可能,
と確信がもてるようになったので,
撤退.
やれやれ.
がっくり.
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がっくりしてたらまた査読依頼が.
がっくり度が強まってしまったので,
しばらく無視無視.
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ということで,
もっと静的で現象論的な統計モデルを作りなおすことに.
まあ,
ここまでの一連のモデリング試行錯誤で水中生態系の抽象化の方策は
少しは理解できるようになったから,
そのあたりを利用して,
と.
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その前に,
ちょっとめんどうな Chl-a - Seston N - Seston P
の関係を再確認
……
つまりこれって対数三次元空間内の
「ほぼ直線」
みたいなもんだよな.
ということは,
これって説明変数 vs 応答変数という関係ではなくて
……
「植物プランクトンの活性をあらわす変数」
(あとで結局これは Chl-a そのものになった)
がいろいろなカタチで「発現」している,
というモデリングになるわけだ.
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ということで,
また BUGS 言語による階層ベイズモデルのプログラミング.
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例によってナゾの Trap 窓エラーと戦う.
これは感覚的には,
泳げないのにいきなり水の中にほうりこまれてもがいてるうちに,
どうにかこうにか泳げるようになる,
というかんぢだ.
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そのようにエラーなおしつつ,
いろいろなことに気づく.
魚のいる・いないをよりよく説明していたのは
標高ではなくて log(池面積) だった
……
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しかし収束が悪い
……
おそらくゐんばぐす内で Gibbs sampler ではなく
Metropolis-Hastings 法にきりかわっているためだろう
……
しかし統計モデリングの改善でこのあたり,
なんとかならんかな,
と.
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収束に関してはあまり改善されず,
チカラつきてきたので撤退.
2150 研究室発.
2205 帰宅.
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[今日の運動]
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うんどう休養日
……
まあ,
いろいろ走ったりしたのだけど
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[今日の食卓]
- 朝 (0820):
米麦 0.7 合.
豆腐の味噌汁.
コマツナのゴマあえ.
キムチ.
- 昼 (1350):
研究室お茶部屋.
米麦 0.8 合.
レトルトパウチドカレー.
- 晩 (2030):
研究室.
こんびにいなり寿司.