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ぎょーむ日誌 2007-06-16

苦情・お叱りは, たいへんお手数かけて恐縮ですが, 久保 (kubo@ees.hokudai.ac.jp) までお知らせください.

2007 年 06 月 16 日 (土)

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[08:33 道道 95 からみた定山渓天狗山]
山頂岩峰部のせいで独特の山容になっている. 周辺の位置関係はこの 地図 参照. 0835 白井川二股の橋をわたった駐車場着. すでに先行パーティー多数.

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[09:00 白井川ぞい林道を下る]
0850 駐車場発. 駐車場からのびる林道はゲイトで閉鎖されてたわけだが ……

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[09:18 天狗岳登山口]
登山口ににはなぜか自家用車が. どうも下流がわの橋から入ればここまで進出できるらしい. ここから左側に登山道つづき, しばらく熊ノ沢左岸をのぼっていくことに. これは 1/25000 地図とは異なる (地図がまちがっている).

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[09:32 最初の渡渉点]
あとで問題となる「滝」までは比較的ゆるやかな登りがつづく.

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[09:47 まちがい尾根にふみこむ]
次の次の写真にある滝を (下流からみて) 左のほうの尾根に 登って高まこうとしたわけだが …… これは大失敗で, こっちに来てはいけない. かなりの急登つづく.

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[09:59 かなり見晴らしよいところまで]
登ってしまって, 「なんとか突破できないか」 とササ原を迂回したりみょーなアカエゾ植林ベルトをうろうろしてから, 「やっぱりここはダメだ」とあきらめて撤退 (あとで山頂からこのササ原の広漠ぶりがわかり, これの突破計画は無謀そのものだったと反省). この撤退, route finding にじつに「気あい」を必要とするもので ……

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[10:47 問題の滝にもどれた]
まったく奇跡的にもとの熊ノ沢ぞいのルートに下降できた …… もどれた瞬間, がっくりと脱力. 道をまちがえると体力・気力を使いきるよ. しばらく上流にあるくと問題の滝に再開 (つまりまちがえて登った尾根とは別の尾根を下ったのである!). ともかく, この滝は下流からみて右側の岩面をトラヴァースぎみに登るのが正解. 嗚呼.

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[10:57 次の滝]
問題の滝からちょっと登ると, ゴルジュというほどでもないけど, 沢は岩壁にはさまれていて雪などが詰まっていたりする (もうちょっと上流では滝になっている). ここは沢ぞいではなく高まくのが正しいルートで, 下流からみて左側を登っていく.

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[11:28 標高差 400 m の急登]
で, その滝の横を突破すると熊ノ沢の水量はいよいよすくなくなり, 沢の源頭部というべき地帯をひたすら登っていくことになる. 浅い水流を何度も渡渉したり. 山頂までの標高差はおよそ 400 m. ひたすらに急登である.

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[11:58 天狗岳 I 峰西面の岩壁]
沢の源頭部急登をひたすら登っているとこの岩壁がいきなり立ちふさがる. もちろんこんなところは登れないので, 岩壁の下 (つまり I 峰基部) を時計まわりにまいていく.

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[12:14 fixed rope つきルンゼ]
I 峰の北にまわりこむと I-II 峰間のコルにつく. そこから I 峰にむけて最後の急登になる. 途中に 20 m ほどのルンゼがあって fixed rope が残置されてる. ロープは腐れぎみだし, 傾斜もそれほどきつくないので岩場に慣れたヒトなら ロープとかに触らないほうがさっさと登りおりできる. ここを登ると I 峰西側ジャンダルムと本峰のコルみたいなところに出る. 1215 せまい山頂着. めでたしめでたし.

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[12:27 山頂から南東方向をみる]
ダム湖よこ手前のピークは小天狗岳. その向こうは 昨年 10 月 に行った札幌岳とか (札幌岳 - 空沼岳 - 漁岳 と並んでる).

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[12:28 山頂から南西方向をみると]
手前に無意根山, そのむこうにカルデラ形の羊蹄山やニセコ連峰など. ところで, 今日は風がよわかったせいか, とくに山頂付近は虫がたくさん飛び回っていて, なんともうっとうしかった. 甲山さんに虫よけスプレーおかりしたんだけど, あまり効かない. あ, それからこういう日は日焼けどめが必要だな ……

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[12:38 さっぽろ湖]
東面はこの巨大なダム湖が. 烏帽子岳・神威岳がダム湖のむこうに. さらにその向こうには定山渓・八剣山が. そう, あの凶暴アリどもがサンプルされたという ……

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[12:38 北東みると]
大学からもよくみえる「電波塔山」である手稲山が「ウラ」から見えておもしろかった. このへぼい写真では何もわからんけど.
1250 下山開始. 急登ルートをひたすら下る. 昨日の朝まで雨ふってたはずなんだけど, きれいさっぱり乾いていて助かった …… 泥濘の急な山道くだりはけっこうしんどいんで.

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[15:16 駐車場に無事にかえりつく]
復路は往路のような大冒険もなく, 無事にかえりついた. おつかれさまでした.
1530 駐車場発. 1543 定山渓より札幌市内よりの小金湯温泉へ.

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[16:11 小金湯温泉・まつの湯]
風呂からあがったところ. 体重 67.0 kg. 今日は水を 1.2 リットルぐらい飲んでしまったんだけど, やはり発汗量はそれをはるかに上まわっていたんで, いつもよりやや低めの体重測定値となった.


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