ぎょーむ日誌 2007-03-25
2007 年 03 月 25 日 (日)
-
0750 起床.
コーヒー.
朝飯.
怠業.
-
ペルシア文明展,
北海道では本日が最終日なので見物にいくことに
……
私とあちら方面の接点あげるなら
(なかなか第 4 巻でない)
ヒストリエ
つながりでしょうか
(しかし行ってみたらアレクサンドロス領の時代はなかったことにされてたけど).
0930 自宅発.
1020 知事公館横の近代美術館着.
2 時間以上かけてゆっくり見物.
今から 2000-5000 年前ぐらいに作られたあれこれが陳列されてて,
「○○で出土」とか書いてある.
このときに地名→位置がわかると幸せなんで,
地図帳もっていった
……
ただし高校生用だったのでいまいち.
-
よく知らないんだけど,
ペルシアに本拠地をおいた「世界帝国」の絶頂って,
アレクサンドロスにつぶされることになるアケメネス朝が
ギリシア-ペルシア戦争やってたころだよね
……
帝国の版図とモノ作り技法・技術者の伝播って
どういう関係になってるのかしらん?
-
見物おわるとけっこう空腹だったので美術館ちかくで昼飯.
天気は良し.
円山近辺とかひさしぶりなので,
ちょっとうろうろ歩いて
1530 帰宅.
また怠業.
-
村松秀「論文捏造」
をいっきに読んでしまった
……
Schön 事件
の実態にせまるもので,
かなり良い調査報告になってると思う.
というかエンターテイメントとしてもおもしろい.
「いかにも捏造とかやらなさそうな」
誠実・謙虚なパーソナリティーの「主人公」が,
超電導研究大御所たるボスやベル研や世界中の一流研究者たちを
混乱の渦中におとしていれていく過程は下手なはりうっど映画なんかより
よほどどきどきさせられる.
最後には捏造の「証拠」があげられるんだけど
(そして多数の論文が Nature & Science その他から撤回される),
「主人公」・ボス・Nature & Science
の誰もが自分の「非」を認めないという結末.
-
何やら挙動不審ぎみに描写されている
「主人公」に関しては,
この報告を読むかぎり一種の「心神喪失」状態だった,
ように思える
……
あるいは研究者が捏造に手をだす状況って,
「よーしでっちあげてやろう」
と意識的にやってるのではなくて,
「もう何がなんだかわからない」
状態なのかもしれませんなあ
……
-
[今日の運動]
-
[今日の食卓]
- 朝 (0810):
米麦 0.5 合.
ニラ・ピーマン・ショウガ・シイタケ・卵の炒めもの.
ネギ・豆腐の味噌汁.
- 昼 (1340):
北海道近代美術館すぐ北の
プロヴァンサル キムラ
のランチ.
私などは店頭で臆してしまいそうな本格南仏料理,
という看板なんだけど,
接客担当のたいへん人あたりのよいマダムと
すばらしい料理のおかげで楽しい食事となりました.
客たちから「小笠原似」と呼ばれてる
「シェフの厨房日記」
(……
っていうか最近はマダムが書いておられる?)
も興味ぶかい.
- 晩 (2120):
米麦 0.7 合.
タマネギ・ホウレンソウ・ニンニク・卵の炒めもの.