ぎょーむ日誌 2006-09-04
2006 年 09 月 04 日 (月)
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0720 起床.
朝飯.
コーヒー.
0830 自宅発.
曇.
0845 研究室着.
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あいかわらず北大メイルサーヴァーは腐れているので,
なんとかしてくれメイルをだす.
地球環境の久保です.二日前の土曜日ぐらいから「HINES から転送されるはず
のメイルが転送されていない」状態が続いています.
当方は来信したメイルを全部学外に転送しています.しかしながら,土曜日ぐ
らいから転送されない状態が続いています.いろいろと実験してみた結果,転
送そのものに問題があることがわかりました.
早急に修復していただけないでしょうか.
ひさびさに大雪山調査地 (ヒサゴ沼)
から下山してきた亀山さんのハナシなど,
平尾君ともどもおとなしく拝聴する.
次の生態学会大会の ECOAS シンポジウムどうしようか,
といった内容.
うう,
ECOAS
か
……
北大メイルサーヴァー問題,
ひょっとしたらこちらからの「どうにかしてくれ」
メイルも届いてないかも
……
ということで,
やむをえず内線 2944 でネットワーク掛に電話.
なんだか先方もわかってるのかわかってないのかよくわからぬハナシで,
ふたつある SMTP server のうち一個が「金曜日の夜から」
コケていたのでそいつは (今朝になって)
切り捨てて残り一台でスプールにたまっているのを処理してるから
時間かかっているとか.
北大 SMTP 経由で実験的に送信してみると瞬時に送信できるんだがなぁ
……
ということで,
うまく動作してない原因は他にもあるかもしれん,
たとえば修復作業そのものの中に,
とか.
すごく気になるし,
実際に不都合なんだけど
……
まあ,
しょうがないので,
気にしないでもうちょい待つことに.
ああ,
なんだか
「北大ネット管理者のいいかげんな
『これでうまくいってますよ』
ニセ情報にだまされてる」
不快感が.
かなりみっともない
HINES
ペイジの学外には隠匿している役立たずな
「運転情報」
ペイジとやらでは,
いつものごとく「なかったこと」あつかいのままだし.
ともあれ,
文献ファイル修正のつづき.
1139,
15 時間前に asahi-net からだした試験メイルが届いた.
それ一通だけ.
しばらく待つと 3 時間前にだした試験メイルも到達.
どうなってんのかしらん?
……
正午すぎごろから昨日・一昨日のメイルがぼつぼつと届きはじめる.
ネットワーク掛からも 2.5 時間がかりで返信到着.
メールの送信障害についてですが、SMTPサーバ2台の内1台にて
ハード障害があった為一部送信が出来ない状態でした。
本日9時頃に正常な1台にて稼動するようシステム変更を行いましたので、
現在送信出来る状況になっております。
ぎょーむ日誌に墓穴ほるようなことなど書いたりすると
……
その責任はとらねばならぬことに.
この棟 7F の露崎さんから
「がーん」
の一言と URL だけ書かれたいつものごとくよくわからぬメイルが
……
なになに,
ニュージーランドの統計学研究者
Thomas Yee
さん作の R package
VGAM
か.
いわゆる「多変量解析」のわけわからなさを克服していこうとする,
多変量統計モデリングのかなり興味ぶかい内容のもの.
あとでお茶部屋で露崎さんに「がーん」の真意を問うたところ
……
Ecology とかに掲載の Yee 論文が面白いので
授業で紹介しようと思って,
論文記載の URL をたどったら R package がでたので,
こんなの授業で紹介してやるもんかと思った
……??
これまた難解な露崎ろぢっくなんだが
……
私の知る断片的知識の切り貼りで憶測すると,
自分は出費して購入した
PC-ORD や CANOCO といった有料ソフトウェアと同等以上の機能
を無料で提供する R
はケシからんといったハナシのよーで
(その他よくわからぬ露崎さん事情ありそう).
まあおかげで今まで知らなかったこの生態学よりな統計学研究者
Yee さん知ることできたわけだが
……
「いまの生態学研究で使われてるの
意味不明な多変量解析のたぐいはもうちょいマトモっぽい
統計モデルベイスの手法にとって変わられるだろう」
などと私などはときどきバク然と考えたりしてたわけだが,
このヒトはすでにそっちの世界に飛びこんでしまってますよ.
たとえば Ecological Monographs 掲載の
Yee, T.W. 2004. A new technique for maximum-likelihood canonical
Gaussian ordination. Ecological Monographs 74: 685-701.
これなんて
(現ブツはまだ見てないんだけど) タイトルみただけで
「おおー,これだよこれっ!
こちらの旦那,
わかっていらっしゃる」
ってかんぢがしません?
今度,
このあたり調べてみよう.
たしかに
VGAM
のいくつかの example()
動かしてみればわかるとーり,
多変量応答変数の統計モデリングって計算がたいへんなわけだけど
……
いつまでも固有値とかヒネくって座標軸くるくる回転してりゃ
天下御免の ordination でござい,
ではすまされんでしょう.
で,
おそらく露崎さん「がーん」 & URL 指示メイルの真意のひとつは,
私に以上のごとき調査をやらせるためのものなのである.
スリランカ
(あいかわらず戦争状態のようで)
で開催されてた一ヶ月間の
International Field Biology Course
から M1 の矢澤さんが無事にもどってきた.
お茶部屋においてあったその熱帯野外生物学コースのシラバスみてみると,
連日にわたる動物・植物・統計学などなどの講義・実習がびっしり
……
すごいもんだねえ.
母子里 Gibbs 林冠モデルの
文献ファイル
の改定作業に (よーやく) ひとくぎりつけて,
論文の introduction とかに着手してみる.
まあ私が今回ながめた canopy 構造推定がらみの論文は
どれもこれも葉面積指数 (LAI)
偏重偏愛主義とでもいうべきものばかりだったわけで,
LAI-2000
``plant canopy analyzer''
(PCA) とゆー測定機器は便利だけど過小推定値を吐くから
LAI 推定計算をこうひねくって
……
といった LAI まにあっくな世界がひたすら展開していく.
LAI などという割算値
(LAI マニアになると安直な割算値では満足できなくなり,
割算値の全天積分やらないと快感が得られなくなるらしい
……
と今回の調査でわかった)
は植物群落の一側面を表現する指標のひとつにしかすぎないわけで,
たとえばホントに知りたいのは群落光合成速度とか
機能的に意味のある量なんだから
……
この母子里 Gibbs 林冠モデルでやってるように葉群三次元分布の推定と,
それにもとづく生産力みつもりといったことが本質的で,
LAI なんぞは三次元葉群分布を
情報圧縮して出てくる数値のひとつにすぎないでしょ,
といったハナシにするつもり.
あたりまえだが discussion も書き直す必要あるな.
結果の図も一個追加しようか.
夕方ごろになってから,
例の北大ネット何やら「隠し」ペイジにこそこそと書かれているな.
2006年9月4日(日)メール送信時のエラーについて
9月1日(金)午後17頃より北大のメールゲートウェイの1台に一部ディスク障害が発生
し、メールの送信が行えない場合がありました。
また、9月2日(土)午前7時頃よりディスク障害により当該メールゲートウェイへの接
続が行えず、
Outlookなどのメーラで「送信メールサーバが見つかりません」等のエラーが発生し
た可能性があります。
9月4日10時頃より当該メールサーバの切り離しを行い、送信は正常に行えるようになっ
ております。
障害期間中のメールに関しましては遅配はありますが障害により削除されたものはな
いと思われます。
また、現在障害期間中にメールサーバに集積したメールについては現在再送作業を行っ
ております。
「送信メールサーバが見つかりません」等のエラーによるメールはサーバに蓄積され
ておりませんので、
お手数ですが、再送信をお願いいたします。
ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
やはり日没すぎあたりから空腹になるので撤退.
1840 研究室発.
1855 帰宅.
体重 74.2kg.
晩飯.
あまり夜にはメイル書かないんだけど
……
やや面倒な事務連絡なども含めて,
メイル書きを何通か.
[今日の運動]
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腹筋運動 30 ×
3 回.
腕立ふせ 5 ×
3 回.
[今日の食卓]
- 朝 (0800):
米麦 0.6 合.
ネギ・ピーマン・卵の炒めもの.
- 昼 :
食ってない
- 晩 (2010):
米麦 0.8 合.
ナス・ピーマン・ニラ・エリンギ・豆腐のカレー.