ぎょーむ日誌 2006-05-30
2006 年 05 月 30 日 (火)
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0700 起床.
朝飯.
コーヒー.
0810 自宅発.
曇.
0825 研究室着.
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セミナー予習の論文よみ.
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1030
研究室セミナー,
本日は松田さんで facilitation (植物間たすけあい相互作用)
の論文紹介あれこれ.
facilitation の定義に苦闘されているのを聞きつつ
……
ぢつはこれは facilitation という現象がまずあって,
ではなく,
生態学研究者のてきとーなる実験が最初にあって
「なんでそんなコトやるの?」
という質問に答えるため facilitation
なる語がもちだされた,
と考えるといくつかの論文に関してはすっきり理解できるような気がした.
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つまり
「標高 1000m と 2000m に二地点で
野外実験やって植物間の相互作用しらべました」
というヒトが
(彼は
「一地点での実験なんかは
すでにさんざんやられているので何も新しくない」
と思い込んでるので複数標高でやっただけなのかもしれぬが),
「何のために二地点でやったんですか」
と聞いたときに
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標高がかわって環境がかわると
競争の強さがちがってくるかもしれないから
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標高がかわって環境がかわると
「相互作用が facilitative になる」
という「理論」があるので
というふたとーりの可能な回答あったときに
(内容的にはほとんど同じなンだが),
2. のほうが何となくカッコよさそうなので,
facilitation なる語が普及してしまった,
というような
……
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実際のところ facilitation の
「理論」なるものは何だかよくわからぬしろもので.
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セミナー終了後,
1300 ごろまで矢澤さんの Pasoh 研究計画案の説明を拝聴する.
熱帯林研究,
ってのも
これまた独特な何か不思議なふぁんたぢっくな世界なのでは,
という気もしてきた今日このごろ.
熱帯野郎たち,
たとえば,
David King とかってきっとすごくヘンなヒトだよ.
甲山さんよりさらにヘンなのだろう.
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昼飯.
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共著者の粕谷さんから「びしびし」としたコメントいただいたので,
それにもとづいて生態学会誌
GLMM
解説記事の改良作業.
図もいくつかつくりなおす.
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とりあえず原稿 PDF ファイルなどアップロードして,
連絡メイル.
本日の作業終了.
2205 研究室発.
2220 帰宅.
体重 73.4kg.
晩飯.
ばてた.
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原稿しめきりは来週の月曜日なんだが
……
明日はなぜかしらよくわからぬ旭川その他日帰り出張.
いやはや.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0730):
米麦 0.5 合.
ハクサイ・豆腐・コンブの味噌汁.
- 昼 (1320):
研究室お茶部屋.
米麦 0.6 合.
カスベ煮魚.
- 晩 (2230):
米麦 0.7 合.
ネギ卵炒飯.
海藻スープ.