ぎょーむ日誌 2006-05-09

2006 年 05 月 09 日 (火)

• 0750 起床． 0815 自宅発． 晴． 0830 研究室着． 朝飯． コーヒー．
• ネット雑用． セミナー予習の論文よみ．
• 1030 より 研究室セミナー， 本日は小山さんで facilitation (植物のたすけあい効果 -- 片利共生とかとどこが違うのかよくわからん) と湿原のスゲ (やち坊主 形成する植物) のこれまでの研究の紹介． どうも facilitation という呼ばれている現象はかなり人工的というか， なにか移植実験のようなことをやったときにあらわれる ある種の実験結果につけられた名前のような気にさせられる． 自然状態で「これが facilitation だっ」と断定できるのもあるんだろうけど …… 単なる同所的分布の場合もある， と．
• 本日これ以降は甲山さん M1 関連， その間にプリンター問題そのほか， というかんぢで．
• お茶部屋で昼飯を食いつつ， なぜかしら高所が苦手なのに 苫小牧クレーン まわりとかで研究することになった 甲山さん M1 の宮田さんのサンプリング計画を聞きつつ． 宮田さんにかぎらず， 甲山さん M1 はことごとくサンプル数 & サンプリング種数問題にナヤまされている． 解析に使う統計モデルもきまってないのに， サンプル数が決められるはずもナシ， と説明． 種数は少ないほうがありがたいんだけど， そうはならないのがありがちな流れだ．
• なぜかしらトナー再生会社のヒトが， A801 室の 「見捨てられた」 EPSON LP-2000C の無償修理に苦闘してくれている． 不良な再生トナーばかり納品しているつぐないなのかしらん? ここでは修理不可能とのことで， 明日に会社に持ち帰ってくれるそうだ．
• そして不良トナーカートリッジ (magenta) を入れ換えた A802 室の CANON LBP2810 が完全復活． ついでに小林君ほかに手伝ってもらってプリンター再配置．
• で， その復活したプリンターでなぜかシュート形状だの 地上部地下部分配の「カタチ」な論文どもを印刷出力したり． やっぱ， 樹木のカタチの研究はたいへんに難しいです． はい．
• いろいろ検索してると， 「根の研究」 なる和文学術誌がみつかり， 熊本の山田さんが 「熱帯樹木の根の形態とその生態学的意義」 という解説記事を書いておられるので， 「根の研究」やることになってる甲山さん M1 の田辺さんにお知らせしてみる．
• といった文献あつめたり， 手もとの文献を整理しているうちに …… ふと気づくといつのまにか農学部の高橋さんが戸口に立っておられたので すごく驚く． とびこみ R こんさる． 名義変数

  > x <- as.factor(c("A", "B", "C"))
  > x
  [1] A B C
  Levels: A B C
  

  の水準の「順番」をこちらから自由に指定してやる方法は，

  > x.new <- factor(x, levels = c("B", "C", "A"))
  > x.new
  [1] A B C
  Levels: B C A
  

  といったかんぢです， といった内容．
• そして 「熱帯で研究やりたいです」 甲山さん M1 矢澤さん 「Pasoh 用の研究計画書がかけないです」 こんさる． ねったいりんって， あのその， 樹高が法隆寺五重塔の二倍以上もあるわ， 苫小牧研究林 (2715ha) 内の全樹種数の二倍以上の種類の樹木がわずか 1ha 内にわしゃわしゃわいてくるわ， といった悪夢のごとき魔界で 「樹木のカタチの研究を」 と言われましても …… といった勇猛果敢ならざる意見ばかりうだうだと述べてみる．
• 御不満な様子なので， 樹木の太さ→高さ関係の相対拡張成長式 (!) のパラメーターを R の nls() で推定する方法 (非線形最小二乗法) を御進講， 少しばかり機嫌をなおしていただく．
• そのすきにすばやく撤退． 2050 研究室発． 2110 帰宅． 晩飯．
• [今日の運動]
  • ほんぢつもうんどう休養日 ……
• [今日の食卓]
  • 朝 (0840): Sankus サンドイッチ．
  • 昼 (1310): 研究室お茶部屋． 米麦 0.5 合． ハクサイ・エリンギ・豆腐・サケのシチュー．
  • 晩 (2150): スパゲッティー． レトルトパウチドカレー．