ぎょーむ日誌 2006-03-28
2006 年 03 月 28 日 (火)
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0850 起床.
生態学会新潟大会,
新潟滞在五日目.
なんかばててるんだよね
……
朝飯.
コーヒー.
0955 宿発.
曇.
1015 会場着.
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1015-1215 JX10 「陸域生態系の炭素動態と地球温暖化」
シンポジウム.
座長は及川さん.
地球温暖化とか global change モデリングとか興味ないけど,
このあたりの文脈というか動向はちょっと知っておいたほうがよいかも,
というようなつもりで参加.
自分ではやりたくないけど,
このへんで工夫をつみかさねてる若手モデル屋たちのハナシは
なかなかおもしろい.
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本日は弁当販売ナシなのか……?
ということで用意しておいた貧しい昼飯を食う.
新潟にきてからカロリーメイトばっかり食ってるような気がする.
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1300-1500 JY25 フェノロジー研究会
「北限域における常緑樹の分布態様と生育阻害要因」
自由集会.
常緑広葉樹は寒いところが苦手
(なやつらがいる),
その理由は何か?
を検討する集まり.
カシ類の分布の実態,
凍結→気泡発生原因のエンボリズム,
低温での強光阻害,
葉内の通導性低下で耐凍性たかまるけど光合成は低下するかもよ,
といったハナシなどの紹介.
たとえばエンボリズム (気泡による導管づまり) に関して,
カシ類の高い光合成能力ささえる太い導管
(導管直径の 4 乗に比例して通導性たかまる)
こそが原因になってるのでは
(ただしある程度おおきい個体で)
といった種子田さんの研究報告.
で,
「それは相関関係なんですか,
それとも因果関係なんですか」
などキビしく迫撃する酒井暁子さんと
種子田さんの粘りづよいディフェンスが会場を楽しませたり.
この集会は「生理生態学と群集生態学をつなぐ」を標榜していたわけだが,
最後に小林剛さんが全体コメントで,
つなぐには個体群プロセスが無視できないでしょう,
とまとめる.
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新潟大会終了.
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その後,
朱鷺メッセのかたすみで梅木さんとその弟子かつ北大の新 M1
矢澤さんと屋久島データ解析雑談.
私は「ヴェクトルの回帰」が単なる重回帰に帰着される
(各要素それぞれ「個別」に考えてよい)
らしいことに驚き,
矢澤さんはヴェクトルの回転に関して何やら深遠な発見をしていたようで
……
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1750 三人で朱鷺メッセでる.
いきなり雨.
雷.
風も強い.
JR 新潟駅に移動して晩飯.
お二人は新幹線で関東に帰られ,
私は宿に戻る.
時刻は 1910.
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どうもばてぎみ.
旅なれてないせいか.
あるいは (毎度毎度の)
生態学会大会「もえつき」か.
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そして天気予報によると新潟では明日から週末まで雪,
とのこと.
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明日 (水曜日)と明後日 (木曜日)
は新潟市内で
「合宿」.
ネットは使えないので,
二日間は音信不通状態になる予定.
急用は
新潟会館
に電話してください.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0900):
宿の朝飯.
気のせいか新潟の米がうまいような気がしてきた.
- 昼 (1240):
朱鷺メッセの回廊でカロリーメイト.
- 晩 (1840):
JR 新潟駅新幹線改札口ふきんの回転寿司,
海鮮家.
寿司とかめったに食わないんで評価の尺度がないんだけど,
かなりうまかった.