「ぎょーむ日誌」目次に戻る | KuboWeb top に戻る | twilog | atom

ぎょーむ日誌 2006-03-08

苦情・お叱りは, たいへんお手数かけて恐縮ですが, 久保 (kubo@ees.hokudai.ac.jp) までお知らせください.

2006 年 03 月 08 日 (水)

sl0308a
[光センサー vs 個葉]
縦軸は個葉の受け取ってる光量, 横軸はその個葉から見て最寄り (下方) にある光センサーでの受光量. 最初の 5000 MCMC step なので葉セット数はおよそ 4000 枚. 具体的には上述「ハコ」内の葉とそこに一個だけ設置されてる光センサーの対応である. ここからわかることは, ハコ内の葉たちと光センサーの値には相関あるけれど, ぢつはけっこうずれてるよというもの.

gc20060307p
[林冠上部の図,再掲]
これは昨日示した図なんだけど …… この Gibbs 林冠では葉の向きはばらばらである. ただし, これは本物ダケカンバ葉 3 枚ぶんぐらいの面積をもつ円盤葉である. この円盤葉の面積は自由に設定できる. そして着色は「同じハコの光センサーでの受光量」 (上の図の横軸) を表現している.

gc20060308p
[個葉受光量で着色]
これは東京についてから転送した 250 万 MCMC step 時点での林冠上部. 上の図との最大の違いは, 個葉受光量 (上の上の図の縦軸) で着色している. 林冠上部でも「暗い葉 (青)」が混じる.

sl0308b
[250 万 MCMC step 世界]
縦軸は個葉の受け取ってる光量, 横軸はその個葉から見て最寄り (下方) にある光センサーでの受光量. 葉セット数 14631 枚 (葉数でいうと 4.3 万枚ぐらい). くらしっくな群落光合成モデルだと 赤線の上に個葉の受光量がならぶはず. この「個葉受光量のちがい」 が生産力のちがいにどう影響することになるのだろうか? …… バイアスありそうだ. 方向は計算してみないとわからん.

sl0308c
[観測 vs モデル]
念のためのせとくと …… MCMC 計算によって到達した Gibbs 林冠においては, 各光センサーの受光量 (縦軸はモデルで計算されたもの) は観測 (横軸) にかなり近いものになってる. これは「そうなるように」 MCMC 計算しているので, いわばあたりまえのことなんだけど. 個葉に関しては受光量の観測データないんで, 比較できない.


KuboLog | KuboWeb