だれか Fisher の正確率検定であつかうような 2x2 の 「(分割) 表の確率」の計算やりかた知らない? fisher.test() で p 値はでるんだけど「表の確率」は でないじゃない.親切なのか不親切なのかいつも判然とせぬ Ripley 先生の (これまたいつもながらの) すばやくぶっきらぼうな回答:
Call dhyper, as fisher.test itself does.「
dhyper()
よびだせ,
fisher.test()
がやっているように」
……
Star Wars ジェダイマスターの意味シンな忠告がごとき
この一文意味するところを理解するにはいささか考える必要がある.
dhyper()
は超幾何分布 (hypergeometric distribution) の確率を計算する
R
の関数なんだよね
……
つまり
dhyper(x = 取りだした白玉個数, m = 壷中の白玉数, n = 壷中の黒玉数, k = 取りだした玉数合計)
を指定することで,
x |
m - x |
m |
k - x |
n - k + x |
n |
k |
m + n - k |
m + n |
fisher.test()
はこれらを組み合わせて p 値を計算している),
というぢつにありがたいご教示なのであった…… !