ぎょーむ日誌 2006-01-13
2006 年 01 月 13 日 (金)
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0900 起床.
朝飯.
コーヒー.
1045 自宅発.
晴.
1100 研究室着.
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昨晩かなり方針転換した屋久島葉っぱ寿命計算,
50 MCMC step とばしの結果が出た.
重量窒素量モデルだと収束はそこそこか.
ど忘れしそうなんで
(作図プログラムをさっさと改めるべきだな),
また書いておくと
……
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線形部品の
age
と light
は exp()
内の量である
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nitrogen
は hyperspecies の層だけにパラメーターがある
葉重量あたり窒素量モデル
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これの (推定) 平均葉寿命 vs (種内平均) 窒素量はこうなる.
Hyperspecies におけるパラメーター事後分布のとーり,
この窒素量は寿命とはあまり関係ない.
[平均寿命と葉内窒素量]
樹木個体ごとに計算して推定平均葉寿命の単位は年.
葉っぱ内の窒素量
(種内平均値)
の単位は重量パーセント.
○が明るい場所.
全般に明るい場所のほうが寿命短い.
しかし個体ごとにみていくと,
必ずしもそうはなっていない場合もある.
後記:
ここで図示してたのは平均葉寿命 (死亡時葉齢の平均値ではなく)
平均葉齢だった
……
訂正版は 15 日に.
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上の図のもとになるのは,
こういう樹木個体ごとの葉齢分布だ.
全 22 樹種 195 個体.
推定されたパラメーターから再構成されたもの.
個体差も入っている.
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パラメーター推定がヘンになってないかどうかをチェックしておくか.
まず種内平均値とかいう窒素量は,
> (vn <- tapply(d0$Nper, d0$sp.ab, mean))
Caj Cc Clj Cs Ej Ia Ir La Ms
1.1274 1.6848 1.0637 1.3963 1.2388 1.6717 1.8478 2.0641 1.0313
Na Pe Pj Pn Pt Qs Rt Sb Sg
1.6605 1.3734 1.7203 1.5064 1.6077 1.7730 1.3779 1.2652 1.5140
Sl Sp St Vo
1.2686 1.4350 1.2639 1.5053
> sort(vn)
Ms Clj Caj Ej St Sb Sl Pe Rt
1.0313 1.0637 1.1274 1.2388 1.2639 1.2652 1.2686 1.3734 1.3779
Cs Sp Vo Pn Sg Pt Na Ia Cc
1.3963 1.4350 1.5053 1.5064 1.5140 1.6077 1.6605 1.6717 1.6848
Pj Qs Ir La
1.7203 1.7730 1.8478 2.0641
……
となっている.
まあ,
こんなふうに「平均値」とか計算してしまってよいのか,
というのはよく考えねばならんところだけど.
全体 (hyperspecies) では窒素の影響はゼロまわりにあるのに,
なにかみょーな傾向を作りだすとすれば,
それは定数項 (const
)
で,
ということになる
(窒素に関しては species - tree のパラメーターがないので).
そこで,
const
の事後分布を樹種ごとに集計してみる.
> (vp <- tapply(al$p.const, al$spc, mean))
Caj Cc Clj Cs Ej Ia Ir La Ms Na Pe
-4.0325 -2.9567 -5.7822 -2.4042 -1.4108 -2.7917 -1.4450 -1.1217 -3.5808 -3.8033 -2.6600
Pj Pn Pt Qs Rt Sb Sg Sl Sp St Vo
-2.9200 -3.4333 -1.5117 -3.3558 -2.7925 -1.8383 -2.5200 -3.7600 -2.6958 -3.7750 -1.9750
> sort(vp)
Clj Caj Na St Sl Ms Pn Qs Cc Pj Rt
-5.7822 -4.0325 -3.8033 -3.7750 -3.7600 -3.5808 -3.4333 -3.3558 -2.9567 -2.9200 -2.7925
Ia Sp Pe Sg Cs Vo Sb Pt Ir Ej La
-2.7917 -2.6958 -2.6600 -2.5200 -2.4042 -1.9750 -1.8383 -1.5117 -1.4450 -1.4108 -1.1217
窒素 (vn
)
と樹種ごと・個体ごとに決められるパラメーター
(vp
)
のあいだにみょーな関係はなさそう.
[vp vs vn]
図にしてみるとこうなる.
窒素が少ないところにサカキ (Clj),
多いところにバリバリノキ (La)
があるんでそちらに注意うばわれてしまうわけだが
……
const
において樹種差を random effects としてあつかっているので,
この程度では「傾向あり」とはならない.
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そもそも,
この標本セットでは窒素量は樹種差とかあまりないんだよね.
ここから葉っぱの死亡確率を「説明」できる情報がひきだせるか,
ということだ.
もちろん「明るさ」との交絡は除外したうえで,
ということで.
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「葉面積あたり窒素量」
(ということになっている量)
モデルのほうは 50 MCMC step の 1500 sample ではまだまだ収束してません,
というかんぢ.
個体ごとに平均寿命計算してみたけど,
すごくヘンだ.
明暗の効果が個体差でキャンセルされたり.
葉面積あたり窒素量モデル (LMA にちかい量)
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作図プログラムを改造したり,
データ整理・バックアップしてから,
検算もかねて今度は 100 MCMC step とばしで計算全部やりなおし.
明朝までには終了するだろう.
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昼飯.
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A802 のプリンター CANON LBP-2810 の印刷面黄色よごれ問題,
たぶんまた再生トナーカートリッジの不調だろうと交換してみたら,
なおった.
残量 10% 以上ある問題カートリッジは回収してもらうことに.
ついでに再生トナーカートリッジ屋に状況説明の手紙かく.
一本ぐらいおまけしてくれないものだろうか.
さらに,
LBP-2810 用の予備カートリッジは黄だけでなく黒・青も必要なので,
予算消化要請のきた東科研を充てる.
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そういやアリのモデリングとか何もやってなかったな.
今年度は無理です.
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屋久島まわりの作図プログラム点検・整備.
本日は,
もはや体力がつきてきた.
アタマの中もホワイトアウトぎみ
……
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夕方,
キビしい計算発注者・牛原さんにモデル変更の説明と,
新しく得られた結果の説明をひととーり.
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早々に撤退.
1835 研究室発.
1910 帰宅.
晩飯.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0920):
食パン.
- 昼 (1350):
研究室お茶部屋.
食パン.
タラすり身だんごカレー.
- 晩 (2030):
米麦 0.7 合.
タラすり身だんごカレー.
麻婆豆腐.